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指使いはどうする?

風もなく気持ちの良い朝だったので

ちょっと遠出して

歩いてきました

広々して気持ちもスッキリ

 

さて、ピアノの練習をしていて

面倒だなと思うひとつに

指使いをどうするか?

という問題はありませんか?

 

譜読みの段階では

ただでさえ細かい音符で

たくさんの音を見ているときに、

指の番号まで気が回らないですよねー。

 

そのうちに音を覚えて弾いてしまって、

楽譜を見ないで練習していませんか?

 

なんとなく弾きづらいけれど、

どうにかなっているから

そのままにしていませんか?

 

音は合っていても、

弾きづらそうにしている時に、

指を見てみると、

楽譜とは違う指使いをしていて、

かえって難しい指を使っていることが多いです。

進行上無理な指使いをしています。

 

ほとんどの教本では

書いてある指使いをした方が、

弾きやすく、

簡単に弾けます。

 

だんだん曲の難易度が上がってくると、

たまに書いてある指使いよりも

自分で考えた指の方が弾きやすくなることもあります。

 

習い始めの数年は

楽譜どおりの指使いを守ることをおすすめします。

 

学生時代に、パイプオルガンを3年間履修していました。

 

最初に先生に教えてもらったことは

良い音を出すには

良い指を使いなさい

 

パイプオルガンの場合、

鍵盤上では音の強弱はつけられません。

ギリギリまで音を伸ばしたり、

軽く切ったり、

弾き方の工夫をして

音にメリハリをつけます。

音の種類も楽器ごとに組み合わせて

音を作っていくので、

その音に合う、弾き方を工夫します。

ピアノとは全然表現方法が違います。

 

そのときに、大切なのが指使いで、

ピアノではやらないような使い方をする場合があります。

 

例えば、

音階を弾く場合、

ピアノでは1の指をくぐらせて

不自然なアクセントがつかないように弾きますが、

オルガンでは1の指はくぐらせません

2・3を繰り返して使うようなこともあります。

それは音の繋がり方を見て決めます。

 

というように、

オルガンの場合は、ピアノよりも指使いが厳しく決められています。

 

良い音を出すための指使いなのです。

 

もちろん、ピアノの場合も

良い音を出すために

指使いがあるわけで、

大事な音、絶対に外せない音には

力の伝わりやすい指を使うのが良いですよね。

そこに無理な指を使ってしまうと

どうなるか、想像できると思います。

 

最初は大変かもしれませんが、

そのうちに、

このテクニックの時には

この指使いだ!

と、指使いの傾向が分かってくると思います。

そうなってくると、

いちいち楽譜で確認しなくても

正しい指使いで弾けるようになってきます。

 

パターンがあるのです。

 

長年専門家たちが研究を続けてきて

一番弾きやすい指番号が書いてあるので、

それを使わない手はありません。

 

指番号まで意識するなんて!!!と

尻込みしてしまうかもしれませんが、

急がば回れ。

きれいに弾けるようになるための

一番の近道ですよ。

 

 

 

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