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目標があるから頑張れる

学生時代の友人が、発表会に参加してくれます。

 

友人は卒業後、就職し、しばらくピアノから離れていました。時々ピアノには触れていたそうですが、舞台で演奏する機会はゼロになり、やっぱり本気で演奏する機会が欲しいと、昨年から発表会に参加してくれています。

 

会社での仕事をこなしながら、本番に向けて練習の時間を確保し、とても忙しい毎日を過ごしている様子でした。

 

そんな彼女と、今日は連弾の練習をしました。

 

ピアノは一人で弾くことが多いですが、

こうやってアンサンブルをすると、音楽の楽しさを感じることができます。

 

お互いに子育てがあともう少しのところまできているので、これからの楽しみとして、二人、いや学生時代の仲間に声をかけて、楽しいライブをしたいね、という話もしました。

 

まだまだ弾きたい曲がたくさんあるけれど、発表会や、ライブがあるから頑張れる。もし発表する機会がなければ、ちょっと難しいと、まぁ、いいやって諦めそうになるという話をしてくれました。

 

まさにその通りで、

発表会やコンサートの準備をしているときは、大変ですが、集中して音楽に取り組む時間は”無”になる感覚で、

 

そういう時間を過ごせると、充実感があります。

精神的にも落ち着くような気もします。

 

人前で弾くことに苦手意識を持っているかたにも、是非、舞台での演奏を挑戦してみてください。

目標があれば、ちょっと難しいと感じる曲でも弾けるようになりますよ。

 

 

今日が本番じゃなくてよかった

20日後に迫った発表会へ向けて、

レッスンも仕上げの段階に入ってきました。

連弾の合わせのために、特別レッスンを組んだり、前後の生徒さん同士で聞き合う時間を作ったり、本番を意識した状態で弾くことをしています。

 

「緊張するー」

「暗譜できるかなー」

「失敗したらどうしよう」

 

舞台で弾くときには、

ほぼ全員が緊張するし、不安な気持ちになりますよね。

 

普段は上手に弾けるのに・・・・

 

これもまた、ほぼ全員が思っていることでしょう。

 

もちろん、私もレッスンのたびに、先生の前だと緊張しすぎてうまくできないと思うことがほとんどでした。

自分の力の無さを思い知らされる時間でもあります。

 

緊張すると、どうしていつものように弾けないのか、それを客観的に知ると、普段はどういう練習をすればいいのかが分かります。

 

本番前に、緊張する練習をしっかりして、対処すれば、必要以上に緊張しなくてすみます。

 

緊張するのは、上手に弾きたいという欲があるからです。

逆に、緊張しない方が心配です。

どうでもいい、失敗しても気にしない、もう諦めている。。。こんな状態では聞いてくださるお客様に大変失礼な態度ですよね。

 

一生懸命取り組んでも、失敗することはある。でも、それをどうやって最後まで諦めずに、取り組むか。

 

オリンピックに出るような選手でも、本番失敗することはありますよね。

それでも全力を尽くすことが大事です。

 

お友だちと聞き合うだけでも、緊張します。そんなとき想像もしなかったような失敗をしたら、気分は良くないでしょうが、

 

今日が本番じゃなくて良かった。

本番までにやることが分かった。

 

こう考えてみてはいかがでしょうか?

 

普段の練習も緊張感を持って取り組むことができるようになりますね。

そうやって準備を入念にしておけば、本番はほどよい緊張感のなかで、音楽に集中することができ、結果的に満足感、達成感のある演奏ができるようになります。

 

レッスンで上手に弾けるよりも、

間違ったり、失敗するほうが、様々な視点で練習を考えることになり、結果的に上達への近道になります。

 

一緒に頑張っていきましょう!

ご入学おめでとうございます。

今日は、あちこちで新しい制服を着た新入生をみかけました。

小学校も入学式だったようですね。

ご入学おめでとうございます。

 

我が家もダブル受験を終え、

大学&高校の入学式を迎えました。

見守ることの難しさをしみじみと感じた一年でした。

新しい環境で、どんな出会いが待っているのでしょうか?出会いを大切にしてもらいたいと思っています。

子供たちの行事を通して、

私自身の高校時代や大学時代を思い出すことがあります。

 

恥ずかしくなるような言動や、

思いきった選択だったと思えるようなことも多々ありました。

 

ひとつだけ、後悔していることは、

勇気が出なくてチャレンジできなかったことがありました。

回りの大人たちに足を引っ張られて

怖くなってやめてしまったことです。

怖くても飛び込んでみればよかったと未だに思います。

 

 

やらない後悔はしないように

何事にもチャレンジですね。

 

新生活に慣れるまではもうすこし時間がかかりそうですね。

 

 

 

 

 

社会で生きていくために必要な力

今日は、車の免許の更新に行ってきました。

 

更新の時には、講習がありますね。

今日は、何回も危ない映像を見たり、怖い話を聞いたり、普段使わない脳の部分を使って、頭が凝ったような感覚です。

 

事故を起こさない為に必要なことは?と、解説があり、何度も思いやりの心を持つことが大切だと、言っていました。

 

思いやりの心とは?

相手の人が、周囲を見ていないかもしれない、飛び出してくるかもしれない、と、想像することで、たとえ、自分が悪くなくても、想像してあげることということでした。

 

想像する。

 

簡単なようですが、なにか問題があったときには、この想像することがうまくできていなかったと言えるのかなと思いました。

 

想像するのは、何か新しいものを産み出す時だけではなく、生活のあらゆる場面で求められることだと思います。

社会で生きていくためには、この想像力が不可欠です。

 

では、どうやってこの想像力を養っていくのでしょうか?

まず一番に思い浮かぶのは読書でしょう。

本を読みながら、情景を想像する、人物の気持ちを想像する、話の展開を想像する、様々な想像ができます。

 

そして、音楽にも想像力が必要です。

ただ音を出せばいいのではなく、

音楽にも物語を想像させたり、感情を想像させたり、多角的にとらえることが可能です。

 

どんなに小さな曲でも、想像力を膨らませることができます。

 

社会で生きていくために、絶対に必要な想像力を楽しみながら養うことができれば、自然と相手を思いやる心も育っていくでしょう。

思いやりの心を持ちなさい!と言われても、普段から想像することができていなければ難しいと思うのです。

 

今日は、思いがけないところで、想像力の話になり、音楽の果たせる役割は多岐にわたるなと、改めて感じた一日でした。

 

 

 

 

発表会のテーマは?

およそ3週間後に迫った発表会に向けて、レッスンもラストスパートといった雰囲気になってきました。

曲はだいぶ仕上がってきたので、

これからは舞台で弾くことを意識したレッスンになってきます。

 

どんなことをするのかというと、

歩き方、

お辞儀のしかた、

マイクを持って曲の説明をする、

そのときの話し方、

 

そうです、

ただ、ピアノを弾くだけではありません。

 

発表会はこれまでの練習の成果を披露する場でありますが、

私は、ただ弾くだけでなく、

与えられた10分という時間を

いかに自分でプロデュースするかを大事にしています。

 

この試みは昨年から始めました。

 

小学生にとって、舞台で10分演奏することは、精神的にも、体力的にもチャレンジです。

 

まして、演奏する前にマイクを持って、お客さんが興味を持って聴いてもらえるように、曲の説明や、聴いて欲しいところ、おもしろエピソードなどトークをすることは、大人でも苦手だなと感じる人は多いでしょう。

 

でも、それを敢えてやってもらうことに意味があると思っています。

 

今でもそうだと思いますが、

いかに自分をアピールできるか、ということは、これからの社会で生きていくためには必要なスキルでしょう。

 

10分の舞台を魅せる、聴かせる、そんな時間にするための努力は、ピアノに限らず必ず生きてくる力だと思います。

 

私は、ピアノを習うことで、自分の叶えたい夢を叶えるプロセスを習得できると考えています。

目標を達成するために、どんな行動をすればいいのか分かるからです。

 

どんなに気持ちは持っていても、それを表現しなければ誰にもなにも伝わりません。

 

トモ・サウンズの発表会は、

流れ作業的な演奏会ではなく、

それぞれが輝けるように、一人一人のやりたいことを尊重して、より輝けるようにするにはどうしたらいいかを一緒に考えて舞台を作り上げていきます。

 

きっと見応え・聞き応えのある一日になると期待しています。

 

セルフプロデュース。

これが発表会のテーマです。