トップへ戻る

> 2021年 > 1月

月別アーカイブ

月別アーカイブ

学校も大事だけれど・・・

緊急事態宣言により、

子供たちの学校での活動が制限されて、

楽しみにしていた行事はほとんどなくなり、

勉強するだけに通う日々です。

 

部活動も満足にできず、

活躍の場が無くなっていることは

残念だし、

なんとかしてあげたいけれど、

どうにもできないことに

気持ちばかりが焦るという感じでしょうか?

 

一日も早くコロナの収束してほしい。

私も心からコロナの収束を願っています。

 

SNS上で

学校での部活動や行事が無くなり、

本来学ぶはずだった人間力が

育たない・・・

育てられない・・・

というあるお母さんの言葉を目にしました。

 

確かに、部活動や行事を通した経験は

人格形成に影響すると思います。

しかし、人間力が育たない・・・・

と、そこまで悲観的にならなくても

良いのでは?と思います。

 

今の状況のなかで、

子供たちは何も学んでいないわけでは

ないと思うのです。

むしろ、この状況だからこそ、

これまで学べなかったことを

学んでいると思います。

 

このお母さんは

スポーツや音楽の才能のある子に

活躍の場を与えてあげることが

できないと悲観的になっていますが、

そういう才能のある子は

どうやったら活躍できるのか、

自分で考えることができるだろうし、

今、活躍できないからこそ、

本当にその競技が好きかどうか

これからやるのかやらないのか

本気で考えるきっかけにもなると思うのです。

それなら、この状況でできることを

考えるでしょう。

 

学生の限られた時間の中だけで

考えたら

インターハイや他の全国大会などが

中止になることは

相当の痛手ですが、

人生はもっと長いのです。

もっと大きな視野で捉えてみたらいかがでしょうか?

 

高校時代、現役で大学に合格するのが

素晴らしいことで、

浪人するのは良くないこと、

それに、就職も、

新卒で採用されることが素晴らしいこと、

とにかくなんでも順調に進むことが

良いことという風潮がありました。

なんでも良いから現役で合格するという

目標だけで、

進学先で何をするのか

何をしたいのか分からないまま

大学生になって、

後悔している人を何人も見てきました。

難関大学に合格して通っているのに、

大学がつまらない・・・と愚痴をこぼしている人、

なんてもったいないんだ!!!

 

1・2年、遠回りをしても

その後の人生にはなんの影響もありません。

 

部活や行事がなくても

学びがゼロということはないと思います。

もっと子供の成長する力を信じてあげてほしいと思います。

 

ここ数年は、

部活がハードすぎると問題にもなっていましたね。

忙しすぎた子供たちは

内心ホッとしているかもしれませんよ。

 

良い音を出すために

 

 

この2枚の写真の違いが分かりますか?

 

指先の爪の長さに注目です。

 

一枚目

普段の生活なら問題ない爪の長さです。

中指に注目してください。

うっすらと白い部分が見えますね。

これだと良い音を出すための形にしたとき、

ちょうど鍵盤に爪が当たり、

カチカチと音がします。

 

これ以上切ると深爪になるのでは??

と心配されるかもしれませんが、

少しずつ切れば大丈夫です。

切った後に、指先を触ってみて

爪が当たらない状態がベストです。

 

多少爪が伸びていても

ピアノを弾いて気にならない場合は

指が完全にまっすぐ伸びている状態なので、

爪の先が鍵盤に当たらないのです。

ゆっくりな動きの時は問題ないかもしれませんが、

だんだん曲がすすんできて、

早いフレーズが出てくるようになると

スピードが出ません。

 

指の動かし方を

陸上選手にたとえることがありますが、

早く走るためには、

それなりのフォームがあるように、

ピアノを弾くときも

早く弾くためのフォームがあります。

かかとをベッタリ付けて

早く走れるでしょうか?

膝を曲げずに早く走れるでしょうか?

ピアノの場合、早く動くだけでなく、

良い音を出すことも同時にしなければならないので、

自分の思うように、自由自在に動いてくれる指を作らなければなりません。

力加減も左右が違うことはもちろん、

各指で変えていかなければなりません。

 

ピアノは強弱が出せることが

画期的な楽器なので、

強弱・バランスがとても大事です。

 

どんなに基礎練習を一生懸命やっても

爪が伸びていては

基礎練習の威力を発揮することは難しいでしょう。

 

それに、ピアノにカチカチ爪が当たる音は

とても耳障りです。

 

レッスン室のグランド・ピアノは

特別な思いで選りすぐったピアノです。

大学などの練習室に置かれているような

大量生産されている練習用のピアノではなく、

木材やフェルト、金属の部分も

時間をかけて乾燥させたり、

鍵盤の素材も特別な木材が使われていて、

塗料においてもこだわりのある素材です。

 

レッスンでグランド・ピアノを弾けることに、

もっと喜びをもってもらいたいし、

もう生産されていないピアノなので、

大事に弾いてもらいたいです。

 

 

 

 

少しずつ日が延びてきました

夕方買い物に出掛けようとしたとき、

ふと、外が明るいことに気がつきました。

 

夕方の5時を過ぎると真っ暗だったのに、

いつのまにか日が延びていました。

↑実際はもっと明るかったのに、

写真に撮ったら夜みたいになりました😥

 

 

毎日寒いけれど、

季節は春に向かってすすんでいるのを感じて、

ちょっとうれしくなりました。

 

ニュースでは毎日

気が滅入るようなことばかり。

ちょっと深呼吸して、

外へでて、空を見上げてみるのも

良いですね。

 

昨日の記事にも書きましたが、

オンラインサロンの準備をすすめています。

ライブ配信のテストをしました。

カメラ機能を使った動画を撮影するときと、

インスタライブでの配信の画面の感じ、

そして、

Facebookのライブ配信機能を使ったときの

画面の見え方が異なり、

やってみないと分からないことがありました。

 

近いうちにお知らせできるよう、

頑張ります!

 

 

 

音楽を楽しんでますか?

音楽には様々な楽しみ方がありますね。

一人でじっくりと演奏する。

一人でレコードやCDで鑑賞する。

仲間と一緒に演奏する。

仲間と鑑賞する。

 

能動的な楽しみと、

受動的な楽しみがあります。

 

どちらが良いということはなく、

両方必要ですよね。

 

しかし、現在は

大勢で集まって楽しむことが難しくなり、

サークル活動や

コンサートもかなり制限されています。

 

一昨年まで関わっていた

歌のサークルも、

今は活動できなくなっていると聞きました。

 

皆さん、どうしているのかな?

お元気にしてるかな?

あんなに歌うことが大好きな皆さんなので、

歌うことが出来なくて

困っているのでは?と考えています。

 

準備を始めたばかりですが、

オンラインサロンを始めようと考えています。

 

音楽のいろんな楽しみ方をお届けできるような、そんな場になったら良いなと思い立ちました。

 

インスタライブもだんだん慣れてきて、

昨日は16回目を終えました。

 

お世話になっていたサークルの方々は

高齢の方も多く、

Instagramにはあまり馴染みがなさそうなので、

別の方法を考えています。

まずはサークルの皆さんに

少しでも日常に音楽を取り戻してもらえるような時間をお届けすることが目標で、

準備が整い次第、

ご案内の予定です。

 

曜日で内容を決めて、

例えば、

火曜日は鑑賞の日

金曜日はみんなで歌おう!の日

 

サロン内でリクエストも募ったり、

他の曜日では

私のおしゃべりや、

ピアノを再スタートした方向けに

演奏する時のプチアドバイスみたいなコーナーや、

時には

ゲストの方にも登場していただいたり・・・

 

そんなことを考えていたら

とてもワクワクしてきました。

このワクワク感は久しぶりです。

 

以前はピアノサロン・ドルチェでのサロン活動でしたが、

今後はオンラインに場を移し、

いつかホールで皆さんにお会いできる日を楽しみにしながら、

オンラインならではの

楽しみ方を一緒に作り上げていきたいと考えています。

 

制限や制約があるときこそ、

想像力を働かせていかないとですね。

 

オンラインサロンは

 

ミュージックサロン

Happy Clover

と名付けるつもりです。

準備の状況なども

このブログを通してお知らせしますね🎵

 

ピアノを鳴らすイメージで

リストやショパンの憧れの曲を

遠慮して弾いていませんか?

 

普段、近所への音を気にして

フォルテの音を十分に出さずに

こじんまりした感じで弾いていませんか?

 

また、電子ピアノなどだと、

十分なフォルテの音のイメージが

ちょっと難しいかもしれません。

 

フォルテと言っても、

耳が痛くなるような、強い音ではありません。

 

低音が十分に響いて、

高音もキラキラとした輝きがあって、

ピアノの楽器自体がフルに鳴っているような感覚。

 

リストやショパンなどのロマン派の作曲家は、

楽器の開発がどんどんすすんで、

現在の形のピアノになっていった時代です。

 

ですから、より広いホールで

ダイナミックなボリュームが出せるようになり、

作曲家たちは、新しい楽器で、

新しい音楽をどんどん作っていった時代です。

 

ちなみに、ホールでリサイタルを

初めて開催したのは

リストだと伝えられています。

 

ピアノの豊かな響きを自分で奏でられるというのは、

演奏する魅力でもあります。

あの豊かな響きをどうやって出すか、

これもまた研究のしがいがありますね。

基本的なからだの使い方としては

大きな声を出すときと同じです。

十分にブレスを取り、

足でしっかり体を支え、

上半身はリラックスし、

体重の重みを腕全体を伝って

指先に伝えるようなイメージです。

 

ピアノの音が出る場所は

弦にハンマーが当たるところです。

太いピアノ線がビリビリと揺れることで

振動が起こり音がでます。

自分の重みで、このピアノ線を

十分に振動させるイメージが、

ピアノを鳴らすために必要です。

 

自ら波を起こすようなイメージ。

何も無いところに

波を起こすには

パワーが必要ですね。

その波が次々繋がって

振動が大きくなり、

波も大きくなっていく、

 

音楽も波が繋がっているイメージが持てるようになると、

前後の繋がりも自然な流れになります。

 

ピアノが十分に鳴っていると、

他の弦も共鳴して

耳では聞こえないかもしれないけれど、

振動は起きているので、

複雑な振動が生まれ、

それが豊かな響きとなり、

アコースティックな楽器の特徴として、

人間の耳に気持ちよく聞こえてきます。

 

電子ピアノとの違いはここにあります。

 

電子ピアノはスイッチのオンとオフで

音が出ているそうです。

タッチの違いを気にする方は多いですが、

音の出る仕組みがまるで違うので、

豊かな響きと言う点では

全く違います

 

しかし、普段からイメージを強く持つことはとても大事です。

スポーツ選手だって、

イメージトレーニングをします。

ピアニストだって、

イメージトレーニングは大事でしょう。

電子ピアノであっても、

楽器を鳴らすイメージをもって

普段から音をならしてみてください。

 

ピアノを弾くときに必ず役に立ちます。

 

そして豊かなフォルテが出せるようになってくると、

スケールの大きな曲、

コンチェルトなどの曲にも対応できるようになります。

 

体幹をしっかりつけて、

上半身をリラックスして

大きな声を出すときのように、

自分の体重をピアノに伝えてみましょう。

 

自分でもびっくりするほど

良い音が出て、

その音に包まれる気持ち良さを

味わうことが出来ますよ。

そうなると、

リストやショパンの曲が

とても魅力的に弾けるようになります。

 

ぜひチャレンジしてみてください!