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来年度は、ソルフェージュクラスを新設いたします。

ソルフェージュって聞いたことありますか?

 

来年度から、ソルフェージュだけのクラスを新設することにしました。

 

ソルフェージュとは

音楽の基礎を総合的に学ぶものです。

音楽の読み書きを中心に学ぶことと、考えると分かりやすいと思います。

多くのピアノ教室や音楽教室では楽器の演奏の指導とセットにしているようです。

初めてピアノを習う方には、楽譜の読み方などからレッスンをスタートしますが、音楽は語学を学ぶのと同じで、多方面からのアプローチが必要になります。

そこで、最初にソルフェージュだけを集中して楽譜の読み方などを覚え、それから楽器の演奏を始めたらどうだろう?と考えました。

 

メロディーを歌うことや、聞いたメロディーを書き取る、音符を見ながらリズムを取る、音の高低、和音の感覚、

ピアノを弾くにはメロディーだけでなく、ハーモニー(和音)の感覚も重要です。両手を使って一度にたくさんの音を出すので、それぞれの指の力加減なども瞬時に判断します。

楽譜の読み方を覚えながら、指の使い方も学ぶのが大変に感じているという話もよく聞きます。

 

ピアノを続けるのが難しくなってくる理由のひとつが、楽譜がスラスラ読めないから、新しい曲が宿題になると憂鬱。

そんな悩みを解消するのがソルフェージュです。

 

来年度の新設に向けて、準備はこれからですが、グループで楽しくできるように考えていきます。

最大で5名ぐらいまでは一緒にやりたいですね。

以前は、お友だち同士でピアノを習いたいという方はお断りしていたこともありますが、ソルフェージュでしたら可能になりますので、ぜひぜひご検討ください。

そして、1年間、または2年間で完結するようなコースにできるようにしたいと考えています。いつまで続ければ良いのだろう?という不安も解消されますね。

 

学校での音楽の授業も分かるようになると、楽しくなりますね。

 

今のところ、年中~年長、小学生低学年までを考えています。

楽譜の読み方を学ぶ時には、歌うことが中心になります。語学を学ぶ時には声に出すことが重要なのと同じで、音楽は歌うことが基礎です。

どんな楽器を演奏するときにも、歌うように演奏するというのが基本です。

つまり、歌えれば演奏できるのです。

音が分かるだけでなく、自然な息づかい、金管や木管の楽器などは、その息が音になるので、ピアノ以上に歌う力、呼吸法が重要になります。もちろん、ピアノを弾くにも歌う力は重要です。

 

埼玉県は小・中・高校で吹奏楽が大変盛んで、全国大会に出場する学校が多くあります。ピアノ以外の楽器に触れる機会もたくさんありますので、ぜひ積極的に参加して、音楽の楽しさを経験して欲しいなと思います。その時に、楽譜が読めているのとスタートしやすいと思いませんか?

 

ピアノライフアドバイザーとして、皆さんの音楽ライフをより楽しいものにできるようなお手伝いができるように、来年度に向けて準備をしていきたいと思います。

 

 

 

たくさん音楽に触れてください

今日も雨が降っています。

10月もそろそろ終わりに近づいてきました。芸術の秋ということで、イベントが盛りだくさんですね。

 

今月はコンサートやコンクールと、毎週のようにイベントがあり、あっという間に過ぎていきました。

10月5日に行われた馬宮公民館でのコンサート。前半にママのための講座があり、その後お子さんと一緒に参加できるコンサートでした。

 

↓小さい子も一緒に座って参加できるようにマットが用意されていました。

和やかな雰囲気のなか、楽しい時間を過ごすことができました。

現代の生活では、静かに耳をすまして音を聞く経験がとても少なくなっていると思います。電気を通した音ばかりですね。

耳ではキャッチしてないかもしれませんが、電化製品の振動やモーター音などで常になにかしら刺激を受けているような日常です。

 

そんななかで、静かな環境で、耳に神経を集中させて聴くという体験は非常に重要になってきました。からだのリラックス度が変わります。楽器の生の音は体に心地よいものです。公民館のような場所では、演奏者と近いこともあり、音とともに、演奏者の息づかいも感じられます。

 

生の演奏が良いと言われるのは、そういうところにもあります。

音を聴くということは、演奏者とコミュニケーションをとっていることになります。

実際に演奏していると、その場の空気感で、どんな気持ちで聞いてくださっているのかを感じることができます。

それがお互いに刺激しあって、その場でしか表現出来ない音楽になります。

 

デジタルな生活を送っているからこその、生の音楽体験をぜひ子供達にはたくさん経験させてあげて欲しいなと思います。