レッスンに来る意味は?
10月に入り、涼しいを通り越して、寒く感じるようになりましたね。
いかがお過ごしですか?
先日、天気が心配された運動会も無事に開催されました。ひたむきな姿、一生懸命な姿って良いですね。たくさんの元気をもらいました!
10月27日(木)のピアノサロン・ドルチェの準備も順調に進んでいます!
今回はオールショパンプログラムでお届けする予定です。
お楽しみに!
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さて、今日のレッスンでの出来事です。
レッスンで、新しい曲を初めて弾く時や、今度の宿題ね、と印を付けているときに、必ず
「無理~~」とか、
「訳分かんない・・・」とか、
「頭が混乱する」
と、小3の生徒さんが連発することがあります。かといって、本当にできないわけではなく、しっかり楽譜も見ているし、一週間しっかり練習できていて、弾けているのにです。
本人なりに練習が足りなくて、自信がないのかな?という日はおしゃべりが止まりません。学校での出来事や、部屋の中にある小物が目に入り、レッスンに集中できません。
あるとき、
次の週の宿題を確認していたら、楽譜をみた瞬間に
「無理無理~、訳が分からない」と言うので、
私「本当に分からない?どこが分からない?」と聞いてみました。
すると、ちょっと気まずそうになり、
私「やる前から無理って言ってたら、本当に出来なくなっちゃうよ、100回練習しても出来なかったら、私にはこの曲は無理です、って言っても良いよ。」と、やる前から無理と言わないということも宿題にしました。
この生徒さんに限らず、多くの子供達は、1・2回やってみて出来ないと、もう私にはできない、無理と決めてしまい、難しいと思い込んでしまう傾向があるように感じます。
まだピアノのレッスンを始めて一年ぐらいなのに、1回やっただけで、できたらそれはすごい天才!!ピアノ教室に来る必要もないし、私がいる必要もない。
レッスンに来るっていうことは、分からないことやできなところを一緒にどうやったら出来るか方法を探すことだよ。
分からないの大歓迎だから!!!
やらないうちから分からない、っていうのと、やってみて分からなかった、っていうのは大きな違いで、どこが分からないのか、自分でわかることは、とってもすごいことなんだよ。
と、時間をかけて話しました。
せめてピアノを弾くときぐらいは、多少失敗しても、間違っても大丈夫というリラックスした気持ちになってもらいたいものです。
2016年10月13日(木) │ ブログ