20日後に迫った発表会へ向けて、
レッスンも仕上げの段階に入ってきました。
連弾の合わせのために、特別レッスンを組んだり、前後の生徒さん同士で聞き合う時間を作ったり、本番を意識した状態で弾くことをしています。
「緊張するー」
「暗譜できるかなー」
「失敗したらどうしよう」
舞台で弾くときには、
ほぼ全員が緊張するし、不安な気持ちになりますよね。
普段は上手に弾けるのに・・・・
これもまた、ほぼ全員が思っていることでしょう。
もちろん、私もレッスンのたびに、先生の前だと緊張しすぎてうまくできないと思うことがほとんどでした。
自分の力の無さを思い知らされる時間でもあります。
緊張すると、どうしていつものように弾けないのか、それを客観的に知ると、普段はどういう練習をすればいいのかが分かります。
本番前に、緊張する練習をしっかりして、対処すれば、必要以上に緊張しなくてすみます。
緊張するのは、上手に弾きたいという欲があるからです。
逆に、緊張しない方が心配です。
どうでもいい、失敗しても気にしない、もう諦めている。。。こんな状態では聞いてくださるお客様に大変失礼な態度ですよね。
一生懸命取り組んでも、失敗することはある。でも、それをどうやって最後まで諦めずに、取り組むか。
オリンピックに出るような選手でも、本番失敗することはありますよね。
それでも全力を尽くすことが大事です。
お友だちと聞き合うだけでも、緊張します。そんなとき想像もしなかったような失敗をしたら、気分は良くないでしょうが、
今日が本番じゃなくて良かった。
本番までにやることが分かった。
こう考えてみてはいかがでしょうか?
普段の練習も緊張感を持って取り組むことができるようになりますね。
そうやって準備を入念にしておけば、本番はほどよい緊張感のなかで、音楽に集中することができ、結果的に満足感、達成感のある演奏ができるようになります。
レッスンで上手に弾けるよりも、
間違ったり、失敗するほうが、様々な視点で練習を考えることになり、結果的に上達への近道になります。
一緒に頑張っていきましょう!
2022年04月10日(日) │ ブログ
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