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メトロノームに合わない・・・

普段の練習でメトロノームを使っていますか?

 

正確なテンポを保つために

とても便利な道具です。

 

ハノンの基礎練習や

曲の中で部分的にテンポを矯正するために

使用します。

そして、おうちでの練習でも

使うように指示することがあります。

 

時々

「メトロノームに合わない」

という言葉を聞きます。

どうして合わないの?

質問してみると

「指が動いちゃう」

 

それは、あなたは指に支配されているのね~😱😱😱

 

指を動かしているのは

自分でしょ?

自分で思いどおりに指を動かせるように

しないとね!

指を支配するのは自分だよ😏

 

という話をします。

指が動いてしまう。

これはよく分かります。

手の構造上、筋が繋がっている部分などは

独立して動かすことが難しいのです。

自分では動かしているつもりでも

ついつい動いてしまうし、

思うように動いてくれないこともあります。

 

だからといって、

そのままにしていては

粒の揃った音や、

正確なテンポを保ちながら演奏することは難しくなります。

少しずつ、

自分が思うような動きになるように

していく必要があります。

 

コツは、やはり

歌うことにあります。

はっきりと音を認識するためにも

歌は有効です。

それから、もうひとつ、

自分の音をよく聴くことです。

ここではあえて、

“聴く”という感じを使うのがいいでしょう。

意思をもって、

集中して

耳を傾けるのです。

 

はっきりと自分で聴き取れていないところは

だいたいあやふやに演奏しています。

聴こうとするだけで

解決することがたくさんあります。

 

音は聞こえているようで

聴いていないことも多いのです。

 

メトロノームに合わせるのは難しいこともありますが、

“合わない”と嘆くのではなく、

“合わせよう!”と

合うまで合わせるのです。

1・2回で合わなかったら

10回でもやってください。

 

拍の感覚は

ブランコの行って帰ってくる感じや、

ボールを突くときの感覚と似ています。

大きな動きで感覚をつかんでから

ピアノでやってみるのもいいかもしれません。

 

指先だけの運動に見えがちですが、

ピアノは全身を使った運動です。

自由な指を作るには

自然な脱力ができている腕、肩、

脱力をするためには

体幹がぐらぐらしていてはできません。

腹筋・背筋も使います。

足をぶらぶらさせていては

腹筋や背筋は使えないので、

しっかりと足をつけて

体を支えます。

 

ピアノを演奏している姿は

優雅に見えるようですが、

意外とスポーツ選手並みに

体力を使っていますよ。

 

ぜひ、メトロノームを練習に上手に活かしてみてください。

 

 

今日は100日チャレンジ92日目。

もう少しでゴールです!

しかも、この記事はブログの300記事目です。

数がまとまってくると、

嬉しいですね。

 

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