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鍵盤を見ないで弾けますか?

“ピアノを弾く”と、一口にいっても、

たくさんのプロセスがあります。

ひとつの音を出すにも、

楽譜の音を読む、

リズムを読む、

鍵盤の位置を確かめる、

どんな音色かをイメージする、

 

これが、次から次へと続くのと、

右と左を同時にするので、頭の中は大忙しです。

 

ピアノの練習につまずく原因としては、

1、楽譜を読むのが遅い、

そして、

2、鍵盤の位置を確認しないと分からない

 

この2点があげられます。

 

音符を読むのに時間がかかるのは、たくさん読むことで解決できますが、

せっかく音が読めても、その音がどこにあるのかが分からなければ、スムーズにメロディーを奏でられるようになるまでには、時間がかかりすぎてしまいます。

 

鍵盤を見なくても、手の感覚で位置が分かるようになるのが理想的です。

 

そのためには、どうしたらいいでしょうか?

 

できるだけ、普段から鍵盤を見ずに弾くことです。

最初は怖いかもしれませんが、目をつぶって弾いたり、遊び感覚で挑戦してみましょう。

 

それから、音を出すときには、必ずドレミを歌うようにすることです。

 

これはとても不思議ですが、

滑舌良く歌うと、指に脳からの指令が強く届くのか、音もはっきり出るようになります。

 

自信なさそうに、歌うと、やはり、音もひ弱で自信のない音になります。

 

指が意識を持っているかのように、動かせるようになると、鍵盤の位置を指の感覚でとらえられるようになってきます。

 

ぜひ、最初の段階から、鍵盤を見ずに弾くように心がけたいですね。

(100日チャレンジ 23/100)

 

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