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リハーサルレッスン終了

有意義な本番にするためには、

入念なリハーサルが必要です。

本番前に、本番と同じ会場でリハーサルをするのが理想的ですが、

ホールを確保するのが難しい場合もあります。

 

そこで、今日は、本番と同じメーカーのピアノが弾けるスタジオを借りて、1日リハーサル&レッスンをしました。

 

メーカーによって弾き具合はかなり違うので、できるだけたくさん弾きたいですね。

 

浦和に昨年、オープンしたばかりの、アトリエMのスタジオです。

 

ピアノの本番では、弾くことばかりに気持ちが集中しがちですが、

普段着なれていないドレスを着たときの所作などにも気を配る必要があります。

 

歩き方は重要です。

ピアノのまで歩いている姿を見るだけで、どのぐらい弾けそうかは分かります。

靴も履き慣れていないので、ぎこちない歩き方になることが多いです。

また、階段を上るときのドレスの掴みかた、あまりにもあげすぎて、足が丸見えになるのも避けたいポイントです。

 

お辞儀の仕方。

自分ではゆっくりやっているつもりでも、緊張すると早すぎる場合もあります。

 

そして、しっかり前を向けるかどうか。

下ばかり見てしまわないかどうか。

 

弾く前にもたくさん注意するポイントがあります。

 

そして、椅子に座るときのスカートの処理の仕方。

 

スカートが滑る素材の場合は、椅子に座ったときに違和感があることがあります。それでもいつものように弾きたいですよね。

 

おうちでの練習でも、本番のように衣装を着て、髪型も考えて、弾いてみるのはとても大切な練習です。

 

MCの練習もやることがたくさんあります。

はっきり滑舌よくしゃべることを教えてもらう機会はあまりないですね。

ボソボソしゃべっても注意されないことが多いです。

 

しかし、お客さんに自分のことを知ってもらうためには、恥ずかしくても勇気をだす必要があります。

 

現代は、スマホの画面で、一瞬のイメージで見たいか、見たくないかを判断されます。

そんな中、10分も自分に注目してくれるという環境はそれだけでも珍しい機会なのではないか?と思います。

今後さらに貴重な経験になるでしょう。

 

そこまできて、ようやく演奏に入りますが、やはり、環境が変わると緊張しますね。

 

いつも良くできていたのに、なぜかうまくいかない。

間違えたことなかった場所で音を間違えてしまった。

テンポが早くなってしまう。

分からなくなってしまう。

 

などなど、思いもよらないような事態がおこりやすくなります。

 

でも、それには全て原因があり、解決することができます。

 

本番まえの短い時間でのリハーサルでは、そこまでは対応できないので、事前のリハーサルの重要性がよく分かると思います。

 

本番は何度経験しても、緊張します。

自分が緊張したときに、どういう反応をするタイプなのか知ることで、緊張しても普段の力を発揮できるようになります。

 

リハーサルで衣装を着るのが面倒だから、、とそこで手を抜かずに、真摯にとりくんでこそ、いざ、本番では演奏に集中できるようになるのです。

 

経験をたくさん積む必要があるとは、こういうことですね。

 

今日は、とても有意義なリハーサルができたので、本番が楽しみです。

 

 

 

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