トップへ戻る

> ブログ > ピアノを弾く前に気を付けていること

ブログ

ブログ

ピアノを弾く前に気を付けていること

だんだん寒くなってきましたね。

 

冬はキッチンで冷たい水を触るのが嫌で

お湯を使います。

 

すると、指先がとても乾燥します。

関節の辺りはひびが割れてきて

酷くなると痛みも出てきますよね。

 

そんな指でピアノを弾くのは

なかなか辛いものです。

 

学生時代のレッスンで、

先生がレッスンの前に

「洗い物してきちゃったから」と

おしゃっていました。

その時はどういう意味なのか

良く分かりませんでしたが、

今になってみると、

ピアノを弾く前に水を触っちゃった

だから指先が乾燥してる。

ということだったのです!

指先が乾燥すると

鍵盤の上をツルツルとすべってしまい、

和音などを掴む感覚が悪くなります。

もちろん細かい動きもはまらなくなり、

とても弾きづらいのです。

 

家事をするようになって

ようやくあの時の先生の言葉が

理解できました。

 

ツルツルすべるほど乾燥してしまうと

本当に弾きづらく、

指先がほどよく湿ってくるのに

時間がかかるので、

今日は練習しっかりしたい!というときは

なるべく弾く前には水を触らないように

気を付けています。

特に寒い冬の洗い物はまとめてするようにし、

洗濯物を干すのも時間を工夫します。

濡れた洗濯物を指先でつまんでいると、

朝はジンジン痛くなってきて

かじかんできます。

そうなると暖めるのにも時間がかかるので、

特に冬は気を遣います。

 

 

コロナ対策として

今は、レッスン前に子どもたちに

手を洗ってもらいますが、

だんだん水が冷たくなってきて

弾く前に手が冷えてしまうので、

これからは手指用の消毒液を使ってもらうことにしました。

 

身体が冷えて、

指も冷えているときに

いきなり動かそうとすると

指に負担がかかり、

痛めてしまうことにもなるので、

念入りに基礎練習をする必要があります。

また、ピアノ自体も冷えているので、

鍵盤の隙間から冷たい空気が

スーッと流れてきます。

 

部屋を十分に暖め、

楽器も暖め、

身体も暖めながらが、

これからは大事ですね。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。