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思いきって間違えてみよう!

一生懸命やっているからこそ

間違えたくない気持ちは

強くなりますね。

 

しかし、この間違えたくないという気持ちが強すぎると、

どんなことが起こるでしょうか?

 

間違えることが怖くて

挑戦できなくなる。

 

一生懸命やって間違えるのは嫌だから

ほどほどのところでやめてしまう。

 

やる前からできなかった時の

言い訳を考えて、

なにかと理由をつけて

やらないようにする。

 

痛いほど気持ちは分かりますが、

こういう姿勢を続けていると、

自分の可能性を伸ばすことができず、

本来の力を発揮することができなくなります。

 

間違えることは悪いことではありません。

どんなに一生懸命やっていても

間違えたり、失敗することはあります。

 

いい加減に取り組んで

間違えたり、

適当に答えて間違えるのは

また違う話しになりますが、

本気で取り組んでも間違えることはあります。

 

学校の勉強では

テストがあって、点数が出ますが、

ピアノのレッスンでは

一生懸命取り組んで

間違えても点数は出ません。

 

間違えるとは

楽譜通りに弾けない。

違う指使いをした。

リズムが間違った。

スムーズに弾けなかった。

音を間違えた。

先生に質問されたことに答えられなかった。

楽譜にかいてある記号や言葉などですね。

 

音を間違えることを恐れて

萎縮した演奏・表現力に乏しい演奏になるのは

間違えることよりも深刻です。

 

音を間違えないことを完璧な演奏というなら、

機械の自動演奏にさせておけば良いでしょう。

演奏する人の気持ちが現れた演奏は、

たとえ辿々しくても

伝わるものがあり、

聴く人はそこに感動を覚えるものです。

 

レッスンでは

思いきってやってみる姿勢がとても大事です。

先生の前では

演奏を通じて全てお見通しなので

自分の気持ちを隠したり、

良く見せようとしても

そのままの自分が出てしまいます。

そこは諦めて、

いつも精一杯やることを徹底していると、

無理無く自然体でいられるでしょう。

 

そういうときに

間違えたり、失敗することで

より良くなる方法を先生と一緒に考えることができます。

先生は間違えることに怒ったりはしないでしょう。

時に先生が厳しくなるのは

真剣に取り組んでいないとき、

自分をないがしろにしているときなど

では無いでしょうか?

それは

本当はもっとできるはず!

と期待しているからなのです。

やっても無理な人にはそれ以上は求めないでしょう。

 

練習してこなくても

優しい先生が良い

という人がいますが、

それは本当に優しい先生でしょうか?

生徒さんのことを真剣に考えてくれている先生でしょうか?

 

あなたが思う、

本当に優しい先生とはどんな先生ですか?

 

 

 

 

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