今年はクリスマス会ができなかったので、
録画してシェアすることにしました。
今週は撮影週間。
ちょっとでもクリスマス気分にと、
少しですが、飾り付け?
サンタさんに登場してもらいました。
本番の一回も緊張しますが、
撮影も緊張しますね。
どうしよう!どうしよう!と
大騒ぎの子もいれば、
いつもよりも口数が減って
静かに緊張している子もいましたね。
練習しているときは
リラックスしているせいか
上手にできるのに、
いざ、撮影が始まると
思わぬところで間違ったり、
分からなくなってしまったり・・・
あれっ、いつもできるのにどうして?
他にも間違ったらどうしよう???
いつものようにできるかな???
一瞬の表情の変化から
そんなことを考えているのかな?
と、手に取るように
みんなの気持ちが分かります。
あせればあせるほど
うまくいかないのは
なぜでしょうね?
そもそも、緊張するのは良くないことですか?
私は、緊張するのは良いことだと思っています。
だって、緊張しない状態は
どうでもいいと諦めているか、
どうせうまくいかないからいいやと
なげやりな姿勢になっているからだと思うのです。
そう、緊張するのは、
上手に弾きたい気持ちが強いからです。
だから緊張するのは良いことだと思います。
ただ、間違えたらどうしようとか、
うまくいかなかったらどうしよう?と心配するのはちょっと違います。
まず、それを思っている時点で
音楽には集中していません。
上手に弾きたい気持ちはあるのに、
集中できていないのは
とてももったいないことです。
では、どうやって集中するのかというと、
ひたすらに音楽のことしか考えない。
これにつきます。
ひたすらに音楽を考えるのは、
どうしよう?とか
心の声が聞こえなくなるほど、
音楽を歌うことに尽きます。
本番ではどうしたって
いろいろな事に気を取られます。
それでも集中するのは
音楽を歌うしかありません。
だから、子どもたちには
日本語を思い浮かべないで!
ひたすらドレミを歌ってね。
と伝えます。
すると、何回も失敗が続き、
やや気分が落ち込んでいるように見える子も、
声は小さいけれど、
口を動かして歌って弾いたときは
本人も満足する出来に撮影できました。
また、間違ったらどうしよう?とあまりにも思いすぎることによって、
間違える方向に自己暗示をかけていることになります。
間違えることは悪いことではないので、
そんなに気にしなくていいのです。
音楽を止めることの方が良くないので、
たとえ間違っても気にしすぎること無く、
どんどん次へ流れを止めずに
進む精神力が必要です。
自分で気にしているほど
他の人は気にならないものです。
だからといって
適当に演奏するのとは全く違いますが、
一生懸命取り組んでいる姿は
音色に現れるので、
間違ったとしても
聞く人には感動を与えます。
4月には発表会を予定しています。
今回全員の演奏を撮影できるので、
4月までにどんな成長を見せてくれるのか
楽しみですね。
来週で2020年のレッスンは全て終了となります。
2021年に入ったら、
発表会へ向けて全速力で行きますよ!!!
2020年12月16日(水) │ ブログ
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