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一日の中で、どのくらい音楽に接していますか?

一週間に一度の30分のレッスンだけで、ピアノが弾けるようになりますか?

 

それを外国語、例えばフランス語に置き換えてみましょう。

 

一週間に一度の30分のレッスンだけで、フランス語が話せるようになりますか?

 

どのような回答になるでしょうか?

 

フランス語が話せるようになりたいと思ったら、レッスンに加えて、

フランス語の映画を観たり、

音楽を聴いたり、

本を読んだり、

フランス語を実際に使ってみたり

とにかくたくさんフランス語に触れる時間を作りますよね。

 

そのような時間を作らずに、

30分のレッスンだけだったら

話せるようにはならないと思います。

 

音楽も同じです。

レッスン以外の時間に

どれだけ音楽に親しんでいるかが

とても重要です。

楽器の練習はもちろんですが、

音楽をたくさん聴くこと

楽譜を読むこと、

歌うこと、

言葉を学ぶと同じような

プロセスを経ています。

 

また、体で覚えるような感覚も必要なので、

遊びの感覚も大切です。

ブランコの感覚はテンポ感を養うのに最適ですし、

ボールを使った遊びは、

音を出す体の使い方と似ています。

近くの人に聞こえるような音と、

遠くの人に聞こえるような音をイメージすると分かりやすいです。

 

音をボールに置き換えると、

近くに人に投げるボールと、

遠くの人に投げるボールには

力加減を調節しますね。

ピアノで音を出すときには

その同じような力加減を使います。

 

また、音の跳ねかえりの感覚は、

ボールをドリブルのように突いた時の

戻ってくる感覚と似ています。

テンポ感とも言えます。

それに、体の使い方と同じです。

手のひらを力一杯広げるだけでは

上手にボールを突くことは出来ません。

手首は適度に脱力しながら、

でも指先はしっかり使える状態だと、

上手に長時間ボールを突くことができます。

 

練習しようと思ってやるのではなく、

遊びの中で自然とやっていることが

ピアノを弾くときに非常に役に立ちます。

 

ピアノの練習をしたがらない・・・

という話しはよく聞きますが、

ピアノの前に座って弾く以外にも

たくさん出来ることはありますよ。

 

STAY HOMEがまだ続きそうですが、

こんなときこそ、

いろんな音楽を聴いたり、

練習=勉強ではなく、

音楽を楽しむことからはじめてはいかがでしょうか?

 

子どもは、自分が興味を持ったこと以外は絶対にやろうとはしないですね・・・・

 

無理矢理興味を持たせようとすると、

なにかを察知して逃げてしまいますね。

どうやって興味を持たせるか・・・

そこが腕の見せ所ではないでしょうか?

 

 

 

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