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間違えても良い、むしろ、間違えた方が良い

誰でも、間違えたくないですよね。

それでも間違えてしまいます。

そんなとき、どんな気持ちになりますか?

 

テストだったら

一生懸命勉強したのに

間違えてしまったら

悔しいですね。

途中まで合ってたのに、最後で間違えてしまった!

なんてこともしょっちゅうありました。

 

全然分からない問題もあったし、

 

ピアノを弾いていても、

本番でミスをすることも多々あり、

あんなに練習したのに・・・

自分に残念な気持ちになりました。

 

学校で、先生に質問されても

違う答えを言ってしまうこともありました。

クラスの中で恥ずかしい思いをしたり、

 

どんなに気を付けようとしても

間違えてしまうことは

良くあります。

 

それは未だにあります。

 

間違えのない完璧な毎日なんて

滅多にありません。

 

料理をしていても

ちょっと手順を間違えて、

子どもたちに、

今日の料理はいまいち・・・なんてことも

言われたり。

 

どんな人でも間違えることはあります。

だから、間違えることを怖がらなくても良い。

 

特に、レッスンでは間違えて良いんです。

間違えるから、

どうしたら良いか考えるし、

一緒に解決方法を考えられます。

むしろ、間違えることを恐れて

挑戦しない事の方が重大で、

自分の可能性を伸ばすことが出来ません。

 

間違えることが怖くて

本当は分かっているのに、

分からないと答えていませんか?

分からないと言えば、

先生が正解を教えてくれる。

教えてくれた答えを聞いて、

合ってたんだと自分で答え合わせをしていませんか?

 

答えを見ながら問題を解いても

実力はつきません。

自力で解いてみて、間違えたときが

本当の意味で理解をするチャンスです。

次に同じような問題がでてきたときに

応用できるのです。

 

それは全てのことに通じます。

完璧に準備が出来てから取り組むことを考えると、

いつまでたっても準備が完璧になることは

ないでしょう。

ある程度の準備が出来たら

とにかく何でもやってみることが大事です。

 

レッスンで間違えたって大したことはありません。

もちろん、

なにも考えずに同じ間違いを何回も繰り返しては進歩がないので、

そこは区別するべきですね。

 

どうしてそこはそういうふうに弾こうと思ったの?

このメロディーは何を表していると思う?

どこの音が大事な音だと思う?

レッスンでの質問の例です。

この質問には正解がたくさんあります。

答えはひとつではありません。

だから自分が思うことを自由に話して良いんです。

こういう質問に答えられて

はじめて自分らしい表現をすることが出来ます。

 

レッスンではたくさんの対話の中から

その子らしい表現のヒントを探していきます。

なんとなく・・・

無意識で・・・

指の都合で・・・

というのは表現になりません。

強弱をつけるのにも理由があるし、

表現には全て理由があります。

それを納得して演奏するから

表現になります。

 

その基礎の部分は自分の感じたことです。

それを言葉で表現して、

自分が納得すると、

音も説得力のある音に変わります。

 

だから間違えることを恐れずに、

どんどん自分の感じたことや意見を話してみましょう。

 

 

 

 

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