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何年ぶり???!!!面接・採用試験

なんと!

あるお仕事の面接・採用試験を受けてきました。

 

知り合いからの紹介で、

セレモニープレーヤーをやってみない?と誘われて、

いいよ~

 

と、返事をしたのが始まり。

 

セレモニープレーヤーとは

お通夜や告別式で生演奏をする人のことです。

 

生演奏をしている告別式には参列したことはなく、

BGMの演奏は

学生時代に結婚式で

挙式の生演奏のアルバイトをしたぐらい。

 

なん十年ぶり???に履歴書を書き、

証明写真を撮り、

課題曲と自由曲を練習して

試験に行ってきました。

 

いつも通り演奏すればいいのは

分かっていても、

“試験”と名が付くと

妙に緊張してしまって、

会場までの運転もドキドキ。

 

こういう感覚久しぶりだな?

いや、試験とか、採用試験なんて

これまでほとんど受けたことがなくて、

ぬくぬく生きてきたんだなーと

気付かされました。

 

葬儀でのBGMを想定しての演奏なので、

舞台で演奏するのとは違います。

自分の音楽性を主張するのではなく、

会場を暖かい雰囲気にするとか、

参列者の気持ちを邪魔しない音とか、

雰囲気に合ったテンポ、アレンジ、

ボリューム、などなど

通常のコンサートとは違う音作りが大事です。

 

おそらく、

自分が用意した曲で、

かっちり弾くのではなく、

進行具合をみながら、

曲の長さを調整したり、

挨拶をしている人の声のトーンに被らないように音の高さを調節したり、

急なリクエストにも対応したり、

全体を見ながら音楽を考えることが必要でしょう。

 

音楽の役割って

多岐にわたると実感しました。

音楽が中心になる場合もあるし、

音楽がソッと寄り添うことが必要な場合もあるし、

音楽で空間を作ることもあるし、

上手に音楽と付き合うことができたら、

本当に豊かな社会・人生になりますね。

 

日常生活のなかにある音楽を観察してみてください。

 

スーパーなどで流れている音楽、

レストランで流れている音楽、

時間帯によっても工夫されているでしょう。

ボリュームはどうですか?

ジャンルはどうですか?

もし、その空間で違う音楽だったら

どんな雰囲気になると思いますか?

 

知らず知らずのうちに

音楽によって心を動かされていることも

あるかもしれませんよ。

 

映画やドラマで使われている音楽など、

主題歌ばかりでなく、

効果的に使われている音楽などにも

特徴があって面白いと思います。

CMも面白いですよね。

 

そう考えると、

世の中には音楽・音が溢れています。

これからの時代は

音の無い世界、時間、空間を探すのが大変かもしれませんね。

ということは、

音の無い世界を体験するなんてことが

特別になるかもしれませんね。

 

 

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