一回30分のレッスンで、
ピアノを弾かずにレッスンが終わることがあります。
何をしているかというと、
歌う
太鼓を叩く
小物楽器を鳴らす、
音符の読む練習をする
踊る
木琴を演奏する
ベルをやる
辞書で調べものをする
地図をみる
CDを聴く
動画をみる
などなど
ピアノを弾く以外にも
やることがたくさんあります。
それに、お子さんによっては
ピアノを目の前にして
あまりにも大きさにびっくりして
ちょっとしり込みをしている場合もあります。
無理にピアノの前に座っても
手が出せない場合もあるので、
やりたくなるまで待っていることもあります。
さりげなく、
「ピアノと◯◯とどっちがいい?」
と聞いてみます。
そしてピアノが良い!となったときに
スムーズにピアノに移行できるように
準備をしています。
木琴は音階通りに、つまりピアノと同じ順番で音が並んでいるので
テキストの曲を木琴でできるようにしたり、
ベルを使ってみたり、
テキストの曲で踊ってみたり、
ピアノの前に座ったときには
指の動かし方の練習をする必要はありますが、
鍵盤の位置を教えてあげるだけで
どんどん弾けるようになります。
自分で音を探しながら弾いて遊んだりするようになれば
その後の進み具合も期待できます。
それから、
その子の思考の癖によって
練習がはかどらない事もあります。
自己肯定感がとても大事ですので、
少しずつ気持ちの持ち方や
心を開くこと、
柔軟に考えることを通して
自己肯定感が上がるようなサポートもしています。
自信をもって
音楽を自分の言葉として表現できるようになるまでには
時間がかかります。
テクニックを習得するにも時間が必要ですし、
心の成長を待ってあげることも大事です。
地道な練習では
自分と向き合うことになります。
いつもやる気満タンではないだろうし、
思っているようにうまく出来ないときもあります、
そんなときにどうするか、
成長のチャンスですね。
ピアノ教室ですが、
ピアノのテクニックと共に、
心も鍛えていきましょう!
2021年02月14日(日) │ ブログ
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