発表会に参加してくれる、学生時代の友人と連弾の練習をしました。
友人は、卒業後は仕事が忙しく、しばらく音楽から離れた生活をしていましたが、数年前からピアノを再開し、発表会にも参加してくれています。
一度は離れてしまっても、また一緒に音楽をすること出来るのは、本当に嬉しいことです。
彼女は、再開したとき、
「指が動かない」
「和音がつかめない」と、
学生時代のように弾けないこと嘆いていました。
ピアノから離れている期間が長すぎた、もっと早く再開すれば良かった・・・とも言っていました。
確かに、指は20代の頃のように早く動かないかもしれませんが、20代の頃にはなかった、何かが変化しているのを感じました。
それはピアノからは離れていた期間に経験してきたこと、嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと、悔しいこと、幸せや喜び、たくさんの感情をを経験したからこその音色や息づかいなどが、今の彼女の演奏から感じられたのです。
人間的な成長が、ピアノを弾いていない期間があったとしても、それが音色となって現れる、ということを目の当たりにしました。
学生時代の時には弾けなかった深みのある演奏が、今だから出来るのだと分かりました。
だから、学生時代のように弾けないといって、嘆く必要もないことも分かりました。
子供の頃からずっと練習を続けてきて、長いブランクがあったとしても、身体に染み付いている感覚はあります。
だから、時間はかかっても、また弾き続けることで、身体も思い出してくるでしょう。
これからが本当の意味で、音楽を楽しめる年代になってきたのかもしれませんね。
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2024年02月25日(日) │ ブログ
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