週末の同窓会の余韻がまだ残っています。
今年は、
気になる場所には実際に出掛ける、
会いたい人には会いに行く、
面白そうだなと感じたものには参加する、
など、後回しにしないで、
動いてみようという気持ちになっています。
それで、早速気になったのが、
ピティナ・ピアノコンペティション
課題曲セミナー です。
このコンクールは、とてもレベルが高く、大変なコンクールだから・・・と、参加することも考えたことがありませんでした。だから、私の中では素通りみたいな感じでした。
でも、どんなものなんだろう?と知るだけでもいいかも。コンクールで演奏するってどういうことなんだろう。
コンクールで評価される演奏ってどういうものなんだろう?
近くでセミナーが開催されると知って、
すぐ申し込みました。
講師の先生も、テキストも出版されていたり、よくお名前は目にする先生でしたので、どんな方なのか興味もありました。
オンラインと対面と両方選べたのですが、迷わず、対面を選びました。
参加してみて、
対面を選んだのは、大正解。
先生の手元がよく見える席に座ることができ、間近で演奏を聴くことができて、大収穫のセミナーでした。
未就学児から小学生の部門の課題曲を全て解説するという、盛りだくさんな内容で、コンクール自体どのようなものかよく分からずに参加したので、私の準備も不十分でした。
しかし、先生の演奏を聴くと、
普段のレッスンでは何をしなければならないのか、
ピアノを弾くこととは、どういうことなのか、
なぜ、電子ピアノではだめなのか、
これらのことが、とてもよく分かりました。
改めて、ピアノって凄い楽器だということを実感しました。
小学生でこんな難しい曲が課題曲なの?と、驚くような曲に聴こえましたが、それは先生の演奏が色彩豊かで、リズムが生き生きとしていたからでした。
それから、驚いたのは、
表現の解釈がかなり自由度が高い、ということでした。
コンクールでの演奏は、ある程度決められた通りに演奏しなければいけないのかと思っていました。
しかし、先生は、
先生自身が自分でしっかり方針を決めること、その子にあった表現を一緒に探してあげること、素敵に聴こえる方が良い。
審査員は、スラーやスタッカートをしてないことを聴いているわけではない、全体的に聴いている、
と、教えてくれました。
なるほどーーーーー。
音楽の原理原則にしたがって、音の強弱やバランスなどはしっかりとらえなければいけないけれど、音楽的な演奏として成り立つならば、自由に解釈できる、と知ることができたのは、大きな収穫でした。
気になったセミナーに、思いきって参加してみて、得るものがたくさんあり、おおいに刺激になりました。
見回してみると、熱心にメモをとり、iPadなどを使いこなし、身を乗り出すようにして耳を傾けている方も多く、皆さんの熱量にも圧倒されました。
こうやって、ピアノの先生も勉強してるんだなぁと、新しい世界をみたようでした。
今は、本でも勉強できるし、なんでも調べることはできますが、実際に生の音を聞いて、先生から直に学ぶことにはかなわないなと感じました。
それに、学ぶことはとても楽しいですね。
明日からのレッスンで、どのように活かせるか、楽しみです。
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2024年03月14日(木) │ ブログ
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