続けるためには
梅雨らしい天気が続いています。
太陽の光が恋しい日々ですね。
いかがお過ごしでしょうか?
時間がたつのは早いもので、リサイタルから1週間がたちました。本当に早い!あっという間に普段の日常生活に戻りましたよ。
私は3歳からピアノを始めているようですが(母談)、途中でいろいろと挫折を味わい、一旦音楽から離れたものの、またこうやって続けています。どうしたら続けられるのかな?何か生徒さんへアドバイスできることはあるかな?と考えてみました。
本人が好きであること。
これは当然といえば当然ですね。
でも最初は好きでも、だんだん変わってくることもありますね。
私の場合を考えてみたら、弾きたい曲がたくさんあること。
今回のプログラムも大好きな曲を選びました。難しい曲だよ、とか、年齢的にまだ早い、とかいろんな人に言われました。
もちろん承知の上です。
難しいからやめました。ちょうど今の自分が弾けそうな無難な曲を選びました。なんて思いながら練習なんてできないなと思います。
そこは譲らず、私が弾きたい曲を選んだのです。その時、あーこの曲をいつか弾きたいと思い続けて、今があるような気がしました。
私は小さい頃、たくさん演奏会に連れていってもらいました。でもいつも気持ちよくなって寝てしまうことの方が多く、親には怒られました。一回聞いただけで印象に残る曲というのはあまりなかったような気がします。でも、あの雰囲気とか、あんな風に演奏したいと憧れる気持ちとか、ちょっとおしゃれをしてお出掛けできるウキウキ感とか、どれも楽しい思いでです。
私の場合、習い事などで移動の多かった車の中で聞いた曲はずっと身体に染み付いているような気がします。窓から見える風景と音楽がセットになっています。
今はいろんな方法で音楽に触れられるので、おうちのライフスタイルに会った方法で、子どものうちにたくさん良い曲を聴いて、大好きな曲をたくさん探してほしいのです。好きなピアニストを見つけるのも良いですね。
2015年07月07日(火) │ ブログ