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じっくり取り組んでます。

学校が長期の休みに入り、

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

ピアノ教室として、3月のレッスンをどうするか考えて、生徒の皆さんには

①通常のレッスン

②オンラインでのレッスン

 

どちらかを選んでもらうことにしました。

 

元気が有り余っている子どもたちがずっと家の中にいると考えると、ストレスもたまるし、一緒にいるお母さんも気が抜けません。そこで、消毒や除菌の対策をしっかりとして、子どもたちのリフレッシュのためにもレッスンをいつもより長くすることに決めました。

 

こんなときだからこそ、家でじっくり練習できると考えて、また、こんなときだからこそ、音楽やってて良かったと思えるような時間を過ごしてもらいたい。

 

音楽に出来ることってたくさんあるんだと、知ってもらう良い機会にしようと思いました。

 

早速、弾いてみたかった曲がある!と、紙を持ってきた子がいました。

 

 

ドレミがたくさん書いてある紙を見て、弾いてくれました。

ひたすらドレミが書いてあるだけなのですが、工夫も見られて、#や♭の臨時記号、高さ、を頑張って書き分けていました。

弾いてみての感想は、

楽譜って良くできてる!

楽譜を見て弾く方が弾きやすい!

高さとか、長さが、一目で分かるし。

 

なるほど!

普段は楽譜を読むのが面倒・大変と思っていたみたいです。自分が分かりやすいだろうと考えて自分なりの楽譜を作ってみたけれど、やっぱり五線譜の方が分かりやすかった。

 

長さや高さが一目で分かるのもありますが、以外と臨時記号の便利さにも気がついたようです。

 

楽譜のなかでは、音楽は必ず左から右に進んでいきます。音符の左側に臨時記号が書かれているのには訳があります。

 

 

音符の右側に臨時記号があると、音を出してからの記号になってしまうので、音楽の流れが逆になるのです。

 

先に臨時記号があることで、その音を変化させることを前もって教えてくれるので、余裕をもって準備できるわけですね。

 

なんとなく見ていた楽譜も、よくよく見てみると、すごい工夫があって、演奏しやすいようにできてることが分かったようです。

 

これは、大きな気づきだったと思います。そこで、自分で五線譜を書いてみようということになりました。

 

実際に自分で書いてみると、理解が深まりますね。

 

子どもって、本当に分かったときに表情がパッと明るくなるというか、適当に返事しているときとは全然目の輝きが違いますね。キラッと光るというのでしょうか、そういう瞬間に立ち会えるのは、教室をしていて一番の喜びです。

 

次回、どんな楽譜を書いてくるのか楽しみです。

 

 

徳之島へ行ってきました

2月の連休に、

母のいる徳之島へ行ってきました。

鹿児島で飛行機を乗り換えて、

(↑こんな感じの飛行機で行きます)

約一時間ぐらいです。

奄美大島のとなりにある島です。

 

海の青と、空の青、波の音、

ただそこにいるだけで気持ちがよく、

時間がたつのを忘れてしまいます。

ちょうど島は、サトウキビの収穫で忙しく、収穫したサトウキビを乗せている大きなトラックに何台もすれ違いました。

↓ススキのように見えるのがサトウキビ。長さは2m以上になります。

私は小学2年生の時に地元の小学校に通っていたことがあります。

その頃(30年ぐらい前!)は一本一本鎌で収穫していました。同級生が長い鎌を使って、大人と一緒に仕事をしてたのを見て、びっくりしたのを覚えています。

収穫は重労働で、重いサトウキビを束にして、トラックに乗せるのも大変そうでした。

 

それが今では機械で一気に収穫できるようになっていて、感動でした!

今回の旅の目的は

母に会いに行く。ということで、特になにかをするわけではありませんでしたが、この時期、島周辺にはクジラが子育てにやってきているそうで、運が良ければ見えるかもしれないと、期待していました。

残念ながら今回は見ることが出来ませんでしたが、次回のお楽しみということで、またチャレンジしたいと思います。

 

また、徳之島の見所など

記事にします!

 

人形の夢と目覚めの動画を公開しました

寒い日が続いています。

今日は子どものころ大好きだった

“人形の夢の目覚め”を

YouTubeチャンネル

【Tomo Piano Library】に更新したのでお知らせです。

発表会などでも人気がありますね。

 

眠りに落ちる瞬間や、

楽しい夢を見ている様子。

その夢の中で躍りを踊っている様子。

見事に表現されています。

具体的なイメージをもって演奏すると、グッと演奏が生きてきます。

曲のタイトルがとてもイメージしやすいので、

 

どんな人形なのか?

どんなお洋服を着ている人形なのか、

大きさはどのくらい?

どこで寝ているの?

どんな夢を見ているのか?

どんな躍りを踊っているのか?

 

音楽は音の表現なので、

イメージといってもだいたいで良いかと思われがちですが、ピアニストたちはビックリするほど細かく具体的にイメージを決めています。

そのイメージに正解も不正解もありません。自由にイメージの世界を膨らませてください。そうやって演奏すると、演奏している時間もあっという間に感じられますよ。

 

 

ぜひ聞いてくださいね。

チャンネル登録もお願いします。

https://www.youtube.com/channel/UCtk7pTQUewIyy6jztsAHBOA

普段の話し方が演奏に出ます。

学生時代に伴奏法という授業があり、

クラス全員(20人ほど)で同じ曲を演奏する課題がありました。

その時にとても面白いことに気がつきました。

 

目をつぶって聞いていても、だいたい誰が演奏しているのか分かるのです。

 

これは大変な発見でした。

 

演奏のどういう部分がその子らしいのか。

 

普段ゆっくり、のんびり話す子は、

演奏もゆっくり、のんびり言葉をじっくり探すような演奏。

反対に、せっかちで、だんだん調子が出てくると、捲し立てるように話す子は、

やはり、弾き始める前から、なんだか世話しない感じで、ブレスも浅くなる。

 

話しているスピード感がそのまま演奏に現れていました。

 

なぜ、そういうことが起こるのか考えた結果、呼吸ではないかと思い当たりました。

そのうちに、演奏を聞いて、その日の体調や、寝不足具合、気分の良し悪しが分かるようになってきて、私に指摘された友達はびっくりしていました。

 

そこで、私は自分の話し方の癖を客観的に分析してみることにしました。自分の事ってよく分かっているようで、分からない事多いですね。

 

そして、演奏でよく注意される点も改めて考えてみました。

 

私の場合は、長いスラーで繋がった音を最後まで歌いきることができず、あやふやな感じで終わってしまうことが多々ありました。

 

メロディーを歌いきる。

これが課題でした。

 

これを話し方に置き換えてみると、

最後まではっきり言いきる、ことが出来てないのだと分かりました。だんだん自信が無くなってきて、声も小さくなり、はっきり結論が言えない。意見が言えない。

メリハリのある話し方が出来ていない、と感じました。

 

なので、

普段の話し方を変えれば、演奏にも変化が期待できると考えました。

字にも性格というか、気分が現れることも聞いていたので、おおらかな字を書くように心がけたり、はっきり最後まで言いきるようにしたり、話すときのブレスを深くするように気を付けるようにしました。

 

少しずつですが、演奏も変化して、演奏することがより楽しくなりました。

 

子どもたちを教えていて感じるのは、

やはり、はきはきと滑舌よく話せる子は、演奏もはっきりしています。

 

いつも、何を言っているのかよく聞き取れないような話し方をする子もいましたが、やはり、音も弱くて、相当意識しないと強弱をつけることが出来ませんでした。

 

なぜかというと、お腹に力が入らないのです。大きな声を出すには全身の力が必要です。口先だけでしゃべることに慣れている場合、お腹に力を入れる必要がないため、力を出すための筋肉が弱いように感じました。

 

そうなると、ピアノのレッスンだけで改善するのは難しいのでは?と思いました。普段の生活でからだ全体を使うようなこと、特別になにかを習う必要は無く、大きな声ではっきりとしゃべる、指先を使うようなお手伝いをする、お勉強も大事だけれど、小さい頃に十分体を使うことが、後の体質を決めていくというか、健康的に生活する基礎になると思います。

体力が無いと、気力も湧いてきません。

ずっと動き回っている小さいお子さんに付き合うお母さんは、少しはじっとしていて欲しいと、思う方も多いでしょう

 

(私もそうでした、一秒でも良いからじっとしていて欲しいと思っていました)、

小学校低学年ぐらいまで大変だと思いますが、とにかく動くことが子どもの仕事なんだと思います。

子どもと一緒に過ごせる時間はわずかです。必ず終わる日が来ます。それまでは存分に動き回る子どもたちに付き合ってあげてください。外でたくさん遊ばせてあげてください。たくさん大きな声を出させてあげてください。ここぞというときに力を発揮できる体を作ることになると思います。

心も体も大きく成長しますよ。

 

YouTubeチャンネル【Tomo Piano Library】更新しました。

2020年がスタートして、早一ヶ月が経とうとしています。

新年の最初のレッスンでは、

一年間頑張りたいこと(ピアノで・・・)を紙に書いてもらう宿題があります。

もうすぐで全員分揃いそうなので、

揃ったらご紹介しますね。

年を追うごとに、字が上手に書けるようになっていく様子や、イラストがとっても得意な子や、目標がだんだん大きくなってきて、より具体的になってくる子など、個性が発揮されて、毎日眺めているのも楽しいのです。

 

おともだちの目標も気になって、

じっと見つけてみる子もいます。

 

さて、私の今年の目標は

YouTubeチャンネル

【Tomo Piano Library】

のコンテンツを充実させる

です。

動画を撮り始めた頃は、自分の演奏している姿を見るのは気恥ずかしい感じもありましたが、だんだんと慣れてきて、自分の演奏している手を間近で見ることが、なんだか新鮮で、自分の手じゃないみたいな感覚になるときもあります。

コンサートでとても喜ばれる曲の他に、

ピアノを習い始めた子どもたちに聞いてもらいたい曲も集めていく予定です。

そのなかでも、

ブルグミュラーの25の練習曲は全員に弾いてもらいたい曲集なので、練習の参考になればと思い、YouTubeチャンネルに更新しました。

1、すなおな心

2、アラベスク

3、パストラーレ

4、子どものパーティー

5、無邪気

まずは5曲。

他の5曲も更新されていますので、

ぜひ聞いてください。

後日このブログにもお知らせします。

 

生徒さんに、チャンネルの開設をお知らせしたところ、

「早速聞いてみました!」と嬉しい反応をいただきました。

チャンネル登録もしてくれているようで、私も更新の張り合いがあります。

 

やっぱり、聞いてくれていると思うと、嬉しいですね。

 

音楽はひとりで楽しむことも出来ますが、やはり、聞いてくれる相手とのコミュニケーションが取れるともっと楽しくなります。

 

まずは100曲UPを目指していますので、

どうぞチャンネル登録お願いします。