お家での練習のために
レッスンは火曜日からスタートですが、
冬休みが長かったため
お家での練習の様子を動画に撮ってもらい
それを見てアドバイスを送るかたちで
お家での練習の参考にしてもらいました。
休み中にも関わらず、
みんなしっかり練習していて
もしかしたら普段よりも
だいぶ上達してる???
集中して取り組めていたようですね。
発表会に向けて新曲の譜読みが
スタートしている子もいます。
今度の発表会のテーマは
“セルフ・プロデュース”
自分のやりたい曲をできるだけ
取り上げられるようにしていきます。
そうなるとテレビや映画で聴いて
気に入った曲を弾きたい!と
候補に持ってくる子が多いですね。
耳では聞き慣れているはずなのに、
楽譜を見てみると
今まで見たことも無いようなリズムが
書いてあって、
ちょっと躊躇してしまう・・・・
そんな感じで苦戦してる子も多いのです。
ポップスの曲を楽譜に書いてみると
リズムが複雑で、
メロディーのラインも
クラシックの曲に比べると
やや不自然に感じることがあります。
また、歌いやすい音の高さにすると
シャープやフラットがたくさんある調であったり、
途中で転調して、
そのシャープやフラットの場所が変わります。
クラシックの最初の方のテキストでは
弾きやすい、
音符が読みやすい、
など、かなり考慮されている内容なので
ポップスの曲はぐっと難しく感じてしまいます。
そんなとき、分からないから練習が億劫になりがちです。
先生が個人的に音源を録ってあげることに賛否両論あります。
私も、できるだけ生徒さんの力で
読めるようになってもらいたいと思っていますが、
そこがネックになって
練習がすすまない、
間違った練習をずっとしてしまう、
ぐらいだったら、
正しい音を聴きながら
合わせて練習することは
よい方法だと思っています。
なので、今日は練習用の動画を少し録って、
それぞれ参考にしてもらおうと送信しました。
本当にスマホのお陰で便利になりました。
こういう機械の恩恵はできるだけ利用したいですね。
クラシックの世界はアナログというか、
生の音にこだわる世界ですが、
上手に機械とも付き合っていくことで、
もっと世界が広がるなと思います。
さぁ、4月の発表会に向けて
一緒にがんばっていきましょう!!!
2021年01月10日(日) │ ブログ
椅子の高さは合ってますか?
このコロナの影響で、
一気にオンライン化が進みましたね。
スマホのお陰でレッスンも
オンライン化が少しずつ定着してきました。
そして、YouTubeなどを通して
私もたくさん動画を見るようになりました。
ピアノに関する動画もたくさんあり、
演奏してる動画、
解説している動画などなど、
ちょっと分からないこと、
知らない曲なども
検索すれば大抵のことは知ることができるようになりました。
いろんな演奏の動画を見るようになって、
ひとつ気になったことがあります。
それは演奏するときの姿勢です。
気になるのは椅子の高さと、
ピアノとの距離。
ここを改善すればもっと楽に
弾けるようになりそうだな、と
感じることがすごく多いのです。
鍵盤の高さよりも腕が下にきていると、
指に無理な力が入って、
負担も大きそう。
そして、ピアノとの距離も近いと、
腕の動きが制限されてしまって、
滑らかな体重移動が難しそう。
ピアノは鍵盤を上から下に動かすことで
音がでるので、
究極的には地球の引力を使うイメージで
腕を使うと、
無理無く少ない力で良い音がでるようになります。
そのために、腕の脱力が大事で、
腕の重みを使います。
ニュートンのリンゴと同じですね。
なので、椅子の高さに無理があると、
どんなに腕を脱力できていても
良い音が出ません。
一生懸命力一杯弾いているのに、
いまいち弾きづらいと感じるときには
椅子に注目してみてください。
自分が演奏してるところを
動画に撮って見ることをオススメします。
演奏はもちろんですが、
どんな姿勢で弾いているのか
フォームを確認できるのは
有意義な練習への近道です。
スポーツ選手が
ボールを投げるフォームや、
走るときのフォームを大事にするのと同じで、
ピアノを弾くときのフォームは
とても大事です。
弾く前の見た目でも、
なんとなく上手そうとか、
良い演奏してくれそうとか、
分かると思いませんか?
2021年01月09日(土) │ ブログ
好みは変わる
正月休みの間、
ふと、思い出して
学生時代に気に入って弾いていた
プロコフィエフのピアノソナタ第3番を
聴いてみました。
よくこんな難しい曲
弾いてたなぁー
それにずいぶん尖っていたなぁ
これが第一印象。
プロコフィエフは
20世紀初頭活躍したロシアの作曲家で、
新古典主義と言われ、
古典的な手法を大事にしながらも、
斬新なアイディアで音楽を作っていました。
携帯電話のCMにもよく使われている
シンデレラの曲など
有名な曲があります。
ピアノコンチェルトも素敵な曲があります。
学生の頃とは違った感じかたをしているようで、
自分は変わっていないつもりでも、
変化している部分があるんだなと
実感しました。
年末には
リムスキー=コルサコフが気になったり、
なんとなく
ロシア出身の作曲家が気になっているこの頃です。
ストラヴィンスキーや
リャードフ、
チャイコフスキーも良いですね。
忘れてはいけないのが
ラフマニノフ
フィギュアスケートのお陰で
すっかり有名になりました。
過去に弾いた曲を改めて弾くのも
新しい発見があって良いのですが、
まだまだ弾いていない曲も
たくさんあるので、
今年は新曲にも挑戦したいですね。
何にしようかなぁーー
かなり迷う。
2021年01月08日(金) │ ブログ
インスタライブVol.13
毎週水曜日、10時からはインスタライブをしています。
本日は2021年最初のインスタライブ。
13回目となりました。
ライブが終了したときに、
画像を保存できるのですが、
今日は失敗。
来週こそは!
ライブを始める一時間前から
部屋を暖めて準備したつもりでした。
かなり冷え込んでいたようで、
ピアノからもスーッと冷たい空気が
鍵盤の細い隙間から指に伝わってきて、
指先から冷たくなっていきました。
ピアノの中には金属も使われているので、
冷えきってしまうと
鍵盤が冷たくなくても冷えてきます・・・
そんな寒い中でどうやって練習をしていくかお話しました。
いきなり激しい曲を弾くのは
指や腕を壊すので避けたいですね。
私はハノンやスケール、
念入りに指を暖めたい時は
コルトーのエチュード?
指の動かす教本の一部を
先生から頂いたプリントを
大事に使っています。
そんな話をしながら
数曲演奏しました。
年初にあたり、抱負というか、
やってみたいことのひとつとして、
レナード・バーンスタインの
ヤング・ピープルズ・コンサート
大学の図書館の視聴覚資料で見つけて
ビデオを見て、
子ども向けなのに本格的で、
でもとても楽しいコンサートに
驚きました。
数年前にコンサートの内容をまとめた本を見つけましたが、
日本語に訳されているものは無く、
英語の本を買いました・・・
読めるのか・・・???
読めるのか・・・???
今年こそはちょっと頑張って
英語も思い出しながら読んでみたいと思います。
そこで分かったことなどは何らかの形でシェア出来たらと思います。
コンサートではバーンスタインが
ピアノを弾いたり、
オケを指揮しながら
分かりやすい説明をしてくれています。
いつかそんなコンサートが私も出来たら良いなと憧れています。
というわけで、
試行錯誤のインスタライブですが、
今年も続けてやってみますので、
どうぞよろしくお願いします!
来週13日10時に見てくださいね
2021年01月06日(水) │ ブログ
体力つけないと・・・
もともと家でじっとしているのが得意で、
運動らしい運動はほとんどしてませんでしたが、
結婚前は、
電車に乗るために階段を走って
上り下りしたり、
ホームを走ったり、
激混みの電車でつり革につかまらずに
揺られながら立っていたり、
今思うと、けっこう動いてましたね。
ピアノを弾くにも体力が必要で、
今よりも激しい曲を弾いていたので
特に運動をしていなくても
体力があったようです。
今ではSTAY HOMEもあり、
座っている時間が多くなり、
筋力も弱くなったし、
ちょっとつかれやすいのかな?と
感じることが増えました。
子どもたちの時間がそれぞれに不規則なので、
いつも同じ時間に運動をすることも
難しく、このままでは良くないな、
なんとかしたいなとずっと思っていました。
今日は、朝の時間が余裕があったので、
久しぶりにウォーキングに出掛けました。
リサイタルの前は
コンサートの体力をつけるために
朝暗いうちからウォーキングに出掛けることもありましたが、
今は、それぞれに朝の時間がバラバラで
朝食の準備をするなど、
合わせていると朝のウォーキングが出来なくなりました。
やっぱり朝の空気は気持ちよく、
冷たいけれど、
シャキッと背筋が伸びるような、
自然と足がリズムよく前に出るような
清々しい気分。
一日の始まりにこの気分を味わうと、
家に帰ってからも
家事がはかどるというか、
体も暖まっているからか、
動きがスムーズです。
年々ただでさえ筋力が落ちていくお年頃になってきたので、
今の生活スタイルだと
かなり不安な感じです。
なんとかして体力をつけるためにも
歩く習慣を付けたいですね。
家のなかでじっとして考え事をするよりも、歩きながらだと、前向きなアイディアが沸いてくるような気がします。
気のせいかな???
以前は、歩きながら音楽を聴いていましたが、
朝は鳥が鳴いたり、自然の音も豊かで、
そういう音を聴いていた方が
気持ち良いことが分かり、
耳を休める意味でも
あえて静かに過ごす時間も大事にしています。
意外と自然は忙しいし、賑やかですよね。
朝のリフレッシュタイムをこれからも
できるだけ取れるようにしたいです。
2021年01月06日(水) │ ブログ