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幼稚園でのコンサート終了しました。

我が子がお世話になった幼稚園で演奏してきました。

5年前にもお話をいただき、その後はコーラスの指導などで数回足を運ぶ機会がありましたが、今回も演奏の依頼をいただけたことがとても嬉しかったです。

 

子供たちにピアノの音を好きになってもらいたい、どんなプログラムにしたらいいのか、悩みに悩みました。

 

ピアノの楽器の面白さを伝えてくれる、そして、子供たちにも興味をもってもらえるような曲、

選んだのは

サン=サーンスの”動物の謝肉祭”です。

実際に見たことのある動物なら、より興味をもってもらえるかもしれない、でも、音だけで大丈夫だろうか?何か絵でも用意した方がいいだろうか?

 

ここも大変悩みどころでしたが、

音だけでやってみることに。

 

結論は、音だけでも十分に楽しんでもらえたようでした。

ちょっとしたクイズ形式にしてみたら、喜んで答えてくれて、しかも、よく聞いてくれていたからか、ほとんど正解!

カンガルーなどはちょっと難しいかと心配しましたが、全く心配する必要がありませんでした。

 

キラッキラの笑顔を見せてくれた子供たち。

我が子たちもこんな時代があったなぁと懐かしさで胸が温かくなる時間でした。

 

そして、30分休憩のあとは、

保護者向けのプログラムです。

 

園長先生からは、

「お母さんたちに癒しを届けたい」という要望があり、演奏を多めにというお話でした。そもそも、お母さんのための勉強会・講演会を開催していることが多いので、演奏会というのはとても珍しいのです。

演奏だけでなく、少し話しもするのですが、今回は私の子育ての経験談というよりは、より音楽的な話をしました。

 

音楽を表現することについて、私自身もまだ勉強中ですし、子供の頃からつまずいていた部分でもあるので、それを小さい頃から心がけることによって、音楽の楽しみが広がるということをお話しました。

 

あっという間に時間が過ぎて、

まだまだ話足りないなという感じでした。

音楽を語ることは、一言では難しく、多方面からのアプローチが可能です。

音楽そのものにも魅力があるし、

これを子供たちにどうやってピアノを通じて伝えるのか、

ピアノが弾けるようになるとはどういうことなのか、

ピアノが弾けるようになるためには、どうすればいいのか、

 

テーマは無限です。

 

これらのことを私は、今後もいろんな方法で伝えていきたいんだなという気持ちを再確認する機会となりました。

 

子育てに関しても、今回お会いしたお母さんたちのちょっと先をいっている先輩として、お伝えできることも少しあるなという印象もありました。

久しぶりに幼稚園に行き、

私も初心を思い出すような感覚を得て、新たに刺激をもらいました。

 

 

 

アトリエフェスタ2022に参加します。

久しぶりの更新となりました。

少しずつ、以前の生活が戻りつつありますね。イベントなども開催されるようになりました。

 

そこで、トモ・サウンズ ピアノ教室としても、新たな試みとして、外部のイベントに教室として参加します。

 

10月22日(土)

アトリエM

13:00~13:40

根岸友美とリトルピアニストたちと題して、子どもたち3人と私で演奏します。

それぞれのソロに加え、

連弾なども織り混ぜて、楽しいステージになるように、今は、ラストスパートをかけています。

 

舞台で演奏する機会をたくさん作ってあげたい。

舞台で演奏する喜びを知って欲しい。

このために頑張っていたんだと、実感できるような体験をしてもらいたい。

 

私たちのピアノ以外にも、コカリナやダンスのステージもあり、大人たちに混じってのイベントです。

準備をすすめるにあたり、

正直、難しかったかな~と、心配していた時期もありました。

できるだけ頑張る、

できる範囲で頑張る、

こんな傾向が社会的に感じられる今、

間に合うように頑張るとか、

できるようになるまで頑張る、

という気持ちをもって、根気強く取り組むチャンスが減っているような印象があります。

 

しかし、子どもは無限の可能性を秘めています。その子の今の力でできる範囲でというのは、それ以上の可能性が伸びることはないのです。

 

ちょっと難しいけれど、頑張ったらできた!となった時に、本当に嬉しいし、喜びを感じられるのではないでしょうか?

もちろん、能力以上の無理なことをやらせるのではなく、あともうちょっと頑張ればできそうなことを見極めることがとても重要になってきます。

 

指導者として、一番難しいところですが、だんだんと真剣な表情になってきて、成長が感じられる瞬間に立ち会うことができるのは、一番嬉しいことです。

 

本番では立派に演奏してくれるでしょう。

 

ぜひ、会場で子どもたちの演奏を聴いていただきたいと思います。

まだ席に余裕はあるそうなので、ぜひお出掛けください。

入場無料ですが、人数把握のため、予約制になっています。

直接私にお問い合わせいただいても大丈夫です。info@tomo-sounds.com

 

会場はアトリエM(さいたま市浦和区常磐)

https://maru-atelier-m.com/

浦和駅からバスで約10分。

六間道路下車すぐです。

内野公民館、ロビーコンサート終了しました

 

ロビーでのコンサートはおよそ2年ぶりとなりました。

 

悪天候にも関わらず、大勢の方が来てくださり、温かい雰囲気のなか、無事に終了しました。

 

今年度から企画委員も2名増えて、嬉しいスタートです。

本来でしたら、出演者は広く募集をかけて、申し込みしてくださった方や、公民館を利用しているサークルに出演してもらうのですが、コロナの状況もあり、急な中止なども考えられるため、企画委員が演奏しました。

身近な場所で、生の音楽に触れられる場所として、このロビーコンサートが地域の方々に定着してきてくるのを感じました。

 

公民館ができて、この新しい企画が始まった2014年から参加していますが、このような活動にはとてもやりがいを感じています。

 

次回は10月を予定しています。

コロナの状況によりますので、出演者の一般の申し込みは受け付けておりませんが、1日も早く、発表の場を求めている方にも出演していただけるようになると良いなと心から願っています。

 

 

 

クリスマス会の日程が決まりました!

まだ夏休みも始まっていないのに、

クリスマス会?

気が早すぎない?と思われるかもしれませんが、

6月1日は、会場の抽選会でした。

ホールによっては一年前に抽選会がある場合もあるので、教室の行事は半年先、一年先を考えないといけないのです。

 

今までは、考えるのが遅くて、

空いている会場を探すのが大変でした。

それでもなんとかやってこれていたのが不思議なぐらいです。

 

今回も、第一希望の日程で会場が取れたのは奇跡のようです。

 

まず、教室として利用するのは初めての会場だったので、団体登録をしなければいけませんでした。

 

それができていなかった・・・

 

HPで確認しなければいけないところ、私は行けばなんとかなると思って、よく確認していませんでした。

施設の職員の方が、臨機応変に対応してくださって、なんとか抽選に参加することができました。

これは私のミスですので、職員の方には本当に感謝です。

 

その手続きを済ませて、抽選会場に行ってみると、私は最後。35番でした。

この時点で、かなり厳しい状況だなという印象でした。

 

12月はイベントをしたい団体が多いうえ、既に施設側で日程が決まっている日もあり、土日で選べるのは3日分ぐらいしかありませんでした。

 

以前、理不尽なことに、抽選にも参加させてもらえなかった経験もあるので、例え、35番でも、抽選に参加できることは、チャンスがあると前向きに考えることができました。

 

順番に予約番号のくじを引きます。

 

朝、一番に行ってくじを引けたからといって、希望の番号を引けるわけではないので、この瞬間がドキドキですね。

 

私が引いたのは28番。

 

最後の方なので、

もしかしたらダメかもなぁーと諦めモード。

 

でも、最後まで分からないから、諦めずに希望は持っていようと、呼ばれるのを待っていました。

 

カレンダーに次々と予約された枠に印が付いてきて、同じ日を希望していた人は、途中で帰る人が増えてきました。

 

贅沢を言えば、

午前・午後と枠がほしかったのですが、

希望していた日の午前の枠だけが、ずっと空いたままでした。

 

どうしてもその日にクリスマス会をしたい!と思っていたので、午前中だけでも会場が取れれば、ありがたいなと祈るような気持ちでした。

 

呼ばれたときは、まだ希望の日の午前中の枠は空いていて、28番目に呼ばれても、第一希望の日が取れるなんて、奇跡としか言いようがありません。

 

登録の手続きをしてくれた職員の方に本当に心から感謝です。

 

せっかく取れた会場なので、とびきり楽しいクリスマス会にしたいですね。

 

これまでは私が全てを準備してから、演奏して、歌って、プレゼント交換するのが定番でしたが、もっと子供たちが主体的に参加できるような形を考え中です。

 

お楽しみにー

 

 

 

ご来場ありがとうございました。

無事にピアノサロン・ドルチェ 30回記念コンサートが終了しました。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。おそらくギリギリまで予定が立てられない方も多かったと思います。

日曜日の貴重な時間にコンサートを優先していただけたこと、こうやってコンサートを開催できたことは、特別なことだと実感しました。

 

会場の温かい雰囲気に助けられて、

ほどよい緊張感の中、演奏に集中することができました。

29回のドルチェを終えてから

2年半が経ちました。久しぶりの舞台での演奏だったので、自分自身がどんな状況になるか、ちょっと心配でした。

 

先日の発表会でも少し演奏できたのが良かったかもしれません。

 

舞台での演奏は本当に楽しい時間です。

リハーサルの時間から楽しくて、いつまでも弾いていたいなと思うほどでした。

ピアノのプログラムは

・朝の祈り(チャイコフスキー)

・子犬のワルツ(ショパン)

・子猫のワルツ(ショパン)

・幻想即興曲 (ショパン)

・バラード3番(ショパン)

・愛の夢(リスト)

・エステ荘の噴水(リスト)

・ラ・カンパネラ(リスト)

でした。

 

自宅でのサロンでは選曲に制限があるため、スケールの大きな曲は演奏できませんでした。部屋の広さに合った音楽でないと、心地良いどころかうるさくなってしまいます。

 

今回はバラード3番を選曲しました。

憧れていた曲ですが、本番で演奏したことはなく、改めて楽譜を読み返し、準備を進めてきました。

ショパンらしい繊細なメロディーと、激しさを併せ持った名曲です。

テクニック的にも難しい箇所がたくさんありますので、今回をきっかけにレパートリーとして、今後も演奏し続けていきたい曲です。

公共施設などで依頼される演奏会では、親しみやすく5分以内が望ましいとされます。そうなると、バラードのような曲はNGになってしまうのが、少し残念ですね。

 

リストは、私の大事な節目でよく演奏している作曲家です。

大学の入試、大学院修了リサイタルではリストを取り上げてきました。

まだまだ弾いたことがない名曲がたくさんあるので今後も勉強を続けていきたいと思っています。

 

今回はラ・カンパネラを最後に演奏しました。

カンパネラは鐘という意味で、ヨーロッパの人々にとっては日常生活に深く根差している音色です。

平和の鐘をならすような気持ちで、平和への祈りを込めて演奏しました。

 

この曲も大事にしていきたいレパートリーのひとつです。

年を重ねていくごとに、自分の表現がどのように変化していくのかも興味深いところです。

 

出産や子育ての期間、しばらくピアノから離れている時期もありました。もちろん、ちょっと触る程度には弾くこともありましたが、学生の時のようにソナタに向き合う時間も気持ちの余裕もないし、1日30分弾けたとしても、次はいつ練習できるか分からない。そんな状況でしたので、思うように演奏できなくなっていく自分が悲しく思えることもありました。

 

昔のように弾けない・・・

 

と落ち込んだこともありました。

1日練習を休むと遅れを取り戻すのに3日かかるなんて言われていますよね。

5年休んだら、取り戻すのに15年???

絶望的になりました。

私はいったいなんのために、学生時代頑張ってたんだろう?

どうせ今ちょっと弾いたって意味ない・・

 

なんて悲観的になってた時期もありました。

 

しかし、ピアノに触れていなかったからといって、失うものばかりではありませんでした。

それまでは自分のことだけやっていればいい生活だったのが、子供を取り巻く環境の中で新しい生活が始まり、新しい経験をたくさんすることで、いろんな感情を経験することで、音楽の理解も少しずつ深まっていったのかもしれません。

 

まだまだ人間としては未熟な面を感じることもありますが、それは今のありのままの私の姿です。

そういったところも含めてピアノの音にのせて表現できたらいいのかなと思えるようになってきました。

 

次はいつこのようなコンサートを開催できるかは未定ですが、新しい曲にも挑戦しつつ、過去に演奏した曲も新たに取り組んでいきたいと思います。