お悩み相談。子供(6才)に習わせたいけれど、やる気になってくれない。
新学期が始まって3週間。
疲れが出やすくなって来る頃でしょうか?10連休も目前。
“平成最後”の枕詞が頻繁に聞かれますね。
さて、今日はお悩み相談にお答えします。
私がピアノの先生をしていると知ると、皆さん様々なお悩みを話してくれます。
子供(6才女の子)にピアノを習わせたいと思って、自分が使っていたピアノを実家から運んで、やってみない?と話しているが、一向にやる気になってくれない、どうしたらいいですか?
意外とこういう方多いのではないでしょうか?
結論から言うと、
焦らず、やる気になるのを待つ
が一番だと思います。
えーーーただ待つだけですか?
早く始めたほうが良いと聞くし、やる気になるまで待ってて良いのでしょうか?
と言われてしまいそうですが、
やはり本人がやる気にならないと難しいでしょう。それに、やる気のある子は上達が早いです。
ピアノに興味を持ち、やる気が出てくるのはどんな状況でしょうか?
今、お子さんの回りはピアノに興味を持ち、やる気が出るような環境ですか?
どんな時に子供は興味を持つのでしょうか?
幼稚園や保育園、学校などでピアノに出会うことも多いですね。
あとは、身近に音楽を楽しむ環境があるかどうかです。
子供にピアノを習わせたいなら、まずはご自分が習ってみてはいかがでしょうか?お母さんが楽しんでいると、自然と興味が沸いてきます。
あと、おすすめなのは合唱に参加することです。歌はピアノだけでなく、どんな楽器を演奏するときも基本中の基本です。歌が歌えると楽器の習得は早いです。
また、自分の体が楽器なので、高額な楽器を最初に買う必要もありません(笑)
トランペットなどの楽器は同じ指番号で違う音を出すので、音の高低さを息の強さと早さで音を作ります。そんなときは歌の技術が役に立ちます。
それに仲間と音楽を作り上げる時間はとても楽しいものです。
そして楽譜も読めるようになるでしょう。
やる気になるまでなにもしないで待つのではなく、できるだけたくさん様々な音楽に触れる機会を持つことです。
ピアノが弾けるようになったらどんなに楽しいかをイメージ出来るようにすることが大事です。弾きたい曲や憧れの曲をたくさんもっていると続けていくモチベーションになります。
音楽を楽しむ方法はピアノだけでなくいろんな方法があります。ぜひご自分なりの楽しみ方を見つけてください。
2019年04月25日(木) │ ブログ