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耳を澄まして聴いてみよう

ピアノを演奏していて楽しいのは、

憧れの曲が弾けるようになることや、

指がなめらかに動くようになること、

そして、自由自在に音色を作り出せるようになること、

表現の幅が広がることなど、

たくさんあります。

しかし、どうやって表現するのか、というのは言葉で説明するのは難しい場合もあります。

 

先生が見本で弾いてくれる音色や、間合いを真似することから始まります。

 

音楽は世界共通語と、言われるように、国境を越えて、世界中の人々と共有できる言語であるとも言えます。

 

言語を習得するときも、やはり真似することがスタートですが、音楽も言語を習得するのと同じプロセスをたどります。

 

聞き取れないと、再現出来ないのです。

 

だから、先生の音色や間合いを真似するには、その音色を聞き取る力が必要です。

ボーッと聞いていると、なんの違いもないように聞こえてしまうことがありますが、よく耳を澄まして聞いてみると、音にたくさんの表情があることが分かります。

 

それは、声を聞くだけで、楽しそうだとか、怒っているとか、悲しんでいるとか、何かあったのかな?と分かるのと同じことです。

 

ピアノを習い始めると、すぐ楽譜の読み方を勉強します。

音符を見て、ドレミが分かるようになることはとても大事ですが、

楽譜を、鍵盤上の音符に置き換えるゲームのようになってはいけません。

 

文章を読むときと同じですね。

句読点を無視して、読んでしまうと、分かりづらい文章になりますし、

抑揚をつけて読まないと、棒読みになります。

 

音楽も同じです。

メロディーには句読点があります。

抑揚をつけるポイントもあります。

 

まずは、先生のお手本の演奏をよく聞いて、そのまま真似するようにしましょう。

 

そのためには、しっかり耳を澄まして聴いてください。そして、同じようにやってみることが大切です。

どうしてそのような演奏・表現になるのかは、楽譜にヒントがあります。

それを紐解いていくのが、練習です。

音符を鍵盤上に置き換えるだけが練習ではないので、なるべく早く譜読みを終えて、一番楽しい練習の段階にすすめるようになるといいですね。

 

そして、自分にもこんな表現ができるんだ!と分かるようになると、もっともっとピアノを演奏するのが楽しくなりますよ。

 

 

 

100日チャレンジ50日目!

2024年のスタートと共に、

教室全体で、100日チャレンジをスタートしました。

 

練習ゼロの日を作らないように、

短い時間でもいいから、

これなら続けられる!というものを決めて

発表会まで100日続けよう!という

キャンペーンです。

全員強制ではなく、

希望者を募ってやっています。

子供たちと一緒に、私もこのブログを100日続けることをスタートしました。

 

そして、今日は50日目です!!!!!

あっという間にここまできました。

毎日ブログを書くのは大変だろうなと、始める前は思いました。

なにしろ、昨年は、一年で3つしか記事を書かなかったので、毎日となると・・・と心配でした。

これを子供たちの立場で考えてみると、同じような気持ちなんだろうなというのがよく分かります。

毎日練習しなくちゃいけないのは、分かっているけれど、、、、

 

でも、やる!と決めると、出来るもので、ブログを書く時間もだいたい同じにすることで、継続できるようになっています。

 

だから、練習時間を決めることも大事ですね。

 

子供たちも途中経過をレッスンの度に報告してもらっていますが、記録を書くことで、どのくらい頑張っているかを自分で把握することが出来るので、より充実感を味わえているような気がします。

それに、継続できている子は、自分の演奏に変化が現れているのを実感出来ているようです。

明らかに指がなめらかに動くようになっていたり、楽譜を読むのが早くなっていたりしているので、レッスンでも自信をもって演奏しているのがよく分かります。

 

すると、レッスンでも褒められることが増えていくので、楽しくなって、またおうちでもすすんで練習するようになるという、相乗効果がみられています。

 

明日からは後半戦

発表会に向けて、だんだんと本番を意識した練習へと切り替わってきました。

だいたい譜読みを終えて、

音楽的に豊かな演奏になるようにするには、どうしたらいいのか?

本番で力を発揮するには、普段どのような練習をすればいいのか、

というレッスンになってきます。

 

本番に向けた練習にもコツがあるので、少しずつお伝えできればと思います。

 

発表会のお知らせ

4月21日(日)午後

プラザノース ホール

ご来場ご希望の方はご連絡お待ちしております。

 

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練習時間を決めていますか?

新しい習慣を生活の中に組み入れるのは、大人でも大変です。

 

毎年、新年を迎える頃、今年こそ英語の勉強をしよう、英語を話せるようになりたい、と思うのに、いつのまにか忘れてしまって、また年末になると、来年こそは!

 

というサイクルをどれだけ繰り返してきたでしょうか。。。

 

そして、今年は、なんとか続けられる方法はないものかと、スマホのアプリを使ってみることにしました。

 

習慣化に苦労するのは、私だけではないようで、アプリには続けるための様々な工夫がありました。

 

どれだけ学習が続いているか、連続学習日数が分かるように、アイコンがデザインされていたり、そろそろ時間だよと、教えてくれたり、○○さんに、2位の座を奪われました!と、メッセージがきたり、事あるごとに学習しようと、気持ちにさせてくれるしかけがあります。

5分ぐらいで出来るレッスンを積み重ねることによってプログラムが進んでいきますが、慣れるまでは、その5分をとるのが難しい日もあるのです。

 

5分ぐらいなら、いつでも出来ると思うからかえって出来なくなるような気がしました。

 

私の場合は、家族が出掛けてすぐの時間、ちょっとコーヒーブレイクしたいなという時間にアプリをひらくのが安定して出来る時間帯ということが分かってきました。

 

朝の時間を使おうと、決めてしまうと、出来るもので、現在は60日以上続いています。ここまでくると、連続記録が途絶えてしまうのが惜しくて、続けるモチベーションにもなっています。

1日の中でいつ時間を作るか、安定するまでは、続けようとする気持ちが不安定だったような気がします。

 

ピアノの練習も同じです。

現代の小学生は、学校が終わる時間も遅いし、習い事などで忙しい日が多いようなので、毎日同じ時間にピアノの練習をするのが難しいのかもしれません。

しかし、出来るときに練習しよう、空いた時間に練習しよう、というのでは、優先順位が下がってしまって、習慣化するのは難しくなってしまいます。

できるだけ、毎日同じ時間に練習時間をとれるように工夫してみましょう。

 

最初の20日間ぐらいは、10分時間をとるのも億劫に感じるときがあるかもしれませんが、慣れてくると、その時間に練習しないと、そわそわしてくるようになります。

そうなれば、習慣化に成功ですね。

 

ピアノはおうちでの練習をいか充実させるかが、上達するための重要なポイントです。

是非、練習を決まった時間にやるようにして、無理なく習慣化できるようにしていきましょう。

 

練習のはじめは、ちょっと億劫に感じる日もありますが、始めることで、すこしずつやる気が沸いてくるでしょう。

だから、やる気が出るまで待たないで、時間になったらどんどん練習をすすめて、たくさん弾いて、歌って欲しいです。

 

やればやるほど、自分が上達していくのが分かるでしょう。そうなってくると、本当に練習するのが楽しくなりますよ。

 

 

 

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難しいから楽しい!

今日は、学生時代からお世話になっている先生のレッスンを受けてきました。

かれこれ30年ぐらいのお付き合いになります(!!(゜ロ゜ノ)ノ)

結婚して、出産してからは、日々の忙しさに紛れてしまうことも多く、自分のための勉強を継続することが難しい時期もありました。

昨年ぐらいから、定期的に本番のある無しに関わらず、勉強をしたいと思い、レッスンを再開しました。

 

昨年は、久しぶりにレッスンへ行くことに決めると、ドキドキして、学生時代のレッスンで大変だったときの事などを思いだし、冷や汗をかく夢までみたほどでした。

 

今回は、少し気持ちも慣れたようで、落ち着いてレッスンを受けることが出来ました。

 

本番が近いときは、本番で弾く曲のみでしたが、勉強のためには、バッハと、ショパンのエチュードは必須ということで、久しぶりに複数の楽譜を持っていきました。

 

ピアノの楽譜は重いですねー

 

どんなに練習していても、課題はたくさん見つかるもので、これで良いということはありません。

 

先生のアドバイスや、演奏を聴くと、

あーなるほど、

気付きや発見ばかりで、

なんで自分で気がつかなかったんだろう、と、まだまだ足りない部分を思い知らされるのですが、だからといって、落ち込む暇もなく、解決の糸口が見つかるのが楽しいのです。

 

ちょっとした弾き方で音色が変わったり、弾きづらかった部分がスムーズになったり、ちょっとでも良くなると、楽しいですね。

 

日ごろ子供たちにレッスンをしていると、ちょっと難しそうだと、やる前から無理といって、挑戦することも諦めてしまう場面に遭遇することがありますが、本当にもったいないことだといつも思います。

 

最初は難しく感じても、少しずつ取り組むうちに、だんだん出来るようになる過程が楽しいのになぁと思うのです。

 

簡単に出来てしまうものばかりだと、つまらなくなっていくと思います。

 

ピアノに関しては、簡単に思えても、もっとよくするにはどうしたらいいか、と考えると、終わりはありません。

 

難しいから楽しい!と、感じてもらえるようなレッスンを目標にしていきたいと思います。

 

 

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楽譜は世界遺産

音楽家にとって、もっとも大事なもののひとつは楽譜です。

楽譜があるから、数百年前の音楽を再現することが出来るし、作曲家の考えや想いを知ることが出来ます。

 

現代は、簡単にコピーが出来るので、楽譜があるのが当たり前のように感じていますが、まだコピーが出来る前は、おそらく手書きで写していたでしょう。

そうなると、楽譜は大変貴重なものだったはずです。

 

学生時代には、ピアノ・声楽の他に、パイプオルガンを専攻していました。

先生から折に触れて、

“楽譜は世界遺産ですから、大事に取り扱いなさい”

と、よく言われました。

ちょっとでも、表紙に折り目がついてしまったら、怒られたものでした。

 

たしかに、ピアノの楽譜などはどこでも手に入りますが、パイプオルガンとなると、特別に注文しないと手に入りませんし、大きな楽譜屋さんにいかないと見つかりませんでした。

 

音楽を楽譜に記すというシステムを考え出した人も、世紀の大発明だと思いますし、それを多くの人の手に渡るように、作ってくれた人にも本当に感謝です。

 

どんな楽譜でも、大切にしていきたいですね。

 

自分が演奏している曲を、是非、写譜してみてください。

弾きやすいように書くのは、なかなか難しいですよ。

それに、ページのおわりで、必ず曲が終わるように書くのも至難の技だということがよく分かるでしょう。

 

楽譜について、突き詰めて考えてみると、奥が深い世界です。

 

 

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