練習時間を見つけよう
100日チャレンジに挑戦している子たちには、クリスマス会でプレゼントしたスケジュール帳に記録を書いてもらっています。
練習するたびに記録を書くのは、ちょっと面倒ですが、後で見返したときに、きっと自分のがんばりを自分で認められると思うのです。それは回りから褒められるよりも、自信に繋がるのではないでしょうか?
自信は、自分自身を信じると書きます。
自分を信じる根拠が生まれます。
すると、回りの評価を気にする必要がなくなります。
どのくらい頑張ったかは、自分がよく知っている。それが自己肯定感となり、自信へと繋がっていくのだと思います。
順調に練習時間を重ねている子もいれば、思ったより少ない子もいます。
少ない子には、1日の中で10分時間を見つける方法はないか、一緒に考えます。
よくよく話を聞いてみると、習い事などして家に帰るのが19時。
それから学校の宿題をして、ご飯を食べて、20時に寝るのが目標なんだそう。どうしても21時近くなってしまうそうですが、とても忙しい夜の時間です。
たしかに、そのスケジュールでピアノを練習する時間を捻出するのは難しそうです。
どうりで、練習時間が少ないわけだと納得しました。
しかし、発表会で弾きたい曲は決まっているし、その曲はちょっと難しい。
1週間に一回の練習では、レッスンの内容も忘れてしまいます。
なんとかして、10分でもいいから時間を見つけてほしい。
マンションなので、20時以降は音を出すのを遠慮してしまうそうです。
それならば!
電源をいれなくていいから、鍵盤を弾くことをしてみてはどうだろう?
ご飯を待っているちょっとした隙間時間に、テーブルを鍵盤に見立てて指を動かしてみる。
音はでなくても、自分が歌えばいいのでは?
間違えてもいいから、
とにかく身体を動かすことが大事です。
サッカーの練習もグランドだけでするものではありません。
家の中でも、ボールに触れていることも大事だそうです。
バスケでも同じ。
ピアノに向かうだけが練習ではありません。
頭の中でメロディーを歌ってみるのもいい練習です。
探してみると、1日の中でボーッとしてる10分はたくさんあるかもしれません。
練習方法はそれぞれ自分に合った方法があるはずです。
住宅事情などで音を出すことに制限はあっても、やはりなんとか工夫して練習時間を見つける努力をしましょう。
せっかくレッスンで出来るようになっても、家で練習するときに、レッスンの内容を忘れてしまってはもったいない。
歯を磨くように、練習も習慣になるまではちょっと時間がかかるでしょう。
この100日チャレンジをきっかけにして、練習ゼロの日を作らないように、なんとか時間を見つけてほしいものです。
(100日チャレンジ 45/100)
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2024年02月18日(日) │ ブログ
龍神めぐり2
年が明けて、急に気になり始めた龍神。
今年は龍にまつわる場所を訪れてみたいと、友達に話したところ、すすめくれた“聖天宮”へ行ってきました。
場所は埼玉県坂戸市にあります。
のどかな風景のなかに、突然現れた“聖天宮”
五千頭の龍が昇る聖天宮との名前の通り、びっしりと龍がいました。
聖天宮は、日本最大の道教のお宮だそうで、本場台湾式の参拝を体験できます。
台湾に行ったときに、地元の人たちがおみくじをひいていましたが、どういうルールでやっているのか、全く分からず、眺めて終わりだったので、今日は、解説を読みながら体験できました。
なかなか複雑でした・・・
写真を撮るのを忘れたのがとても残念。
鮮やかで、石や木に施した見事な彫刻に圧倒。
獅子の彫刻もよくよく見てみると、口のなかに石の玉があって、その玉も彫りながら獅子の口も彫られていたり、どうやって作るのか、職人技にため息が出ました。
印象的だったのは、
参拝の仕方も独特なので、解説の方に教えてもらいながら参拝すると、終わったときに
「ご利益があります。」と、声をかけてくれました。
今まで聞いたことがあるのだと、
「ご利益がありますように」でしたが、
今日は
「ご利益があります」と、
そして、お守りを買ったときも
「願いが叶います」と言ってくれました。
願いが叶いますように、ではなく、叶います。って言ってもらえるなんて、滅多に無いから、すでにご利益があったような、とても良い気分になることができました。
お願いするときも、いくつでもお願いごとをして良いそうで、日々の報告から、どんな願いがあるのか、事細かに心のなかで言ってくださいとのことでした。
願いを事細かに、というのも意外と難しく感じましたが、はっきりとイメージすることで、願いは叶いやすくなるともどこかで聞いたような気がするので、やはり具体的にイメージすることが大事なのかを感じることができました。
思いがけず、台湾を感じられる1日となりました。日本でも外国を感じることができるのは、とても楽しい時間でした。
2024年02月17日(土) │ ブログ
新しいコースを準備中です。
春が近くなってくると、
何か新しいことを始めたくなりませんか?
私は、年が明けるタイミング、新年度になるころ、今年こそ!という気持ちになり、英語の勉強を再開しよう!とか、
新しい曲を練習しよう!とか、
目標を立てますが、
春休み、新年度のバタバタ、そうこうしているうちにゴールデンウィーク、そして暑くなってきて、グッタリしてしまい、
夏休み、、、家族の時間に振り回されて、いつのまにか自分に立てた目標を忘れてしまい、年末になると、
あー今年も出来なかった。
来年こそ!
と、また同じパターンになることが多いのですが、
いよいよ、準備を始めました。
それは、
ソルフェージュ、
プレピアノのクラスを新設する準備です。
ピアノを弾けるようになるには、指を動かして練習するのはもちろんですが、
ソルフェージュがとても大事です。
ソルフェージュとは、簡単に言うと、音楽の読み書きです。
ピアノは、実際に言葉を話す、会話するにあたります。
言葉を自由に話せるようになるには、文字の読み書きも大事ですよね。
音楽にも、音符を読んで、書いて、音楽の決まりごとを勉強すると、楽譜の理解が進み、より自力で音楽を作り上げることができるようになってきます。
これまでは、レッスンのなかで、必要に応じて取り入れてきましたが、それでは十分に内容をカバーすることができないので、思いきって、ソルフェージュだけのクラスを新設しようと思います。
そして、もうひとつ、
プレピアノコースです。
年少や年中のお子さんは、身体が小さく、ピアノを弾くのはまだ早いけれども、音楽に触れて、音楽の楽しさを体験し、ピアノを弾くための音感や身体・指作りをしたいと考えました。
ピアノを弾くためには、
楽譜を見て、音を読み、鍵盤の位置を確認し、どの指を使うか考え、そして初めて音を出します。
音を出して、耳で音を聴き、どのくらいの力加減で鍵盤を押さえるのか、長さも考え・・・
音を出す一連の動きを書き出してみましたが、これを一瞬でやるとなると、小さいお子さんの場合は、とても大変です。
無理無く、楽しみながら、ピアノを弾くための準備をして、余裕をもって、ピアノを弾くことができれば、より音楽を楽しめるようになると考えています。
実際には、4月に発表会があるので、終わって、ゴールデンウィーク明けてからスタートを考えています。
いずれは、グループでレッスンできれば、おともだちと一緒に楽しく音楽の基礎を身に付けることが出来たら、もっと楽しくなるだろうなと思います。
数年前に、夏休みの特別レッスンではグループでした。
こどもたちよりも、私が一番楽しんでるのでは?と思えるほど、充実した時間でした。これが年に数回ではなく、定期的に開催できたら、もっともっと力がつくのになぁと、思ったのがきっかけです。
ですから、構想だけは数年前からありました。実際に準備が出来るタイミングになり、とてもワクワクしています。
詳細など決まり次第、お知らせしますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいね。
↑昨日、頂きました。
ありがとうございます!
その気持ちがとても嬉しかったです。
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2024年02月16日(金) │ ブログ
絶対音感を身に付けよう
当教室では、2023年度より、
一般社団法人
日本こども音楽教育協会監修の
絶対音感プログラムを導入しています。
絶対音感とは、
音を聞いて、他と比較することなしに、ドレミが分かる音感です。
生まれつきもっている方もいるようですが、大抵は7歳ぐらいまでの間にトレーニングをすると身に付けることができます。
教室を始めた頃は、
絶対音感がそれほど必要とは思っていませんでした。しかし、自分が弾いた音が正しいかどうか分からなければ、お家での練習が難しいのでは?
趣味で音楽を楽しむためにも、聴いた音をピアノで再現できたり、レッスンに行かなくても、正しい分かった方が、楽しめるのでは?と、思い直し、ピアノを長く続けていくためには、絶対音感が必要だと、プログラムを導入することにしました。
おそらく、絶対音感を身に付けるための方法は、たくさん種類があると思いますが、私が、日本こども音楽教育協会のプログラムを選んだ理由は、歌をたくさん歌うことを大事にしている点です。
音楽的に豊かな演奏のためには、
単に音が分かるだけではなく、
歌う心が一番重要です。
その歌う心も同時に身に付けようという点に共感しました。
日頃から、私も歌うことが重要と考え、レッスンではたくさん歌っています。
歌うと、弾けるようになります!
言葉の意味を考えながら歌うことも大事ですし、ピアノを弾くなら、ドレミではっきりと歌えることが大事です。
この絶対音感プログラムには、課題となっている歌は22曲ありますので、
この歌が全部ドレミで歌える頃には、テレビなどから聞こえてくる音楽も、音が分かり、いわゆる耳コピができるようになると思います。
現在、プログラムを始めて一年ぐらいなる子たちは、14種類の和音の聞き取りが出来るようになってきました。
私が弾くメロディーも音が取れるようになってきたので、そろそろ修了試験をする時期がきているようです。
ぜひ、絶対音感を身に付けて、楽しいピアノライフを送りませんか?
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2024年02月14日(水) │ ブログ
外でたくさん遊びましょう
寒い日は続いていますが、確実に春が近づいているなと感じます。
庭の梅もだいぶ咲いてきました。
福寿草ももう少しで咲きそうです。
暖かくなると、外へ出るのが楽しくなりますね。
ぜひ、外へ出て、思いきり体を動かす遊びをしてください!
ピアノは指先の器用さが重要と思われるかもしれませんが、身体全体を使ったスポーツと同じぐらい、身体を使います。
まず、椅子に座るのも、背もたれに寄りかかるような座り方ではなく、腰を立たせて、足でしっかりと身体を支えるような座り方です。
鍵盤の上を左右体重移動させながら上半身を自在に動かすには、しっかりとした体幹が必要です。
姿勢良く座るにも、筋肉が必要ですね。
そして、音を出す身体の動きは、ボールを使った動きをイメージすると分かりやすいです。
ですから、普段から体力作りのためにも、ボールを使った遊びをたくさんしてください。
サッカーでも、バスケでも、キャッチボールでも、なんでもOKです。
サッカーのボールを蹴る瞬間と、音を出す瞬間の腹筋の感覚は同じです。
遠くに蹴るのと、近くに蹴るのとでは、タイミングや足の振りや呼吸の大きさが違うように、ピアノの音を出すときも、大きい音や小さい音を出すときの、腕の振りの感覚と、呼吸のタイミングが同じです。
バスケでドリブルをするときの腕の感覚は、音を出すときの手首の感覚が同じです。
手のひらがほどよく力が抜けていながらも、指先はしっかりボールをつかむ感覚、上手になってくると、指先にボールが吸い付くような感覚になりますが、ピアノを弾く場合も、手のひらのそれぞれの間接は良い形をキープしながらも、手首を柔らかく使い、鍵盤に指先が吸い付くような感覚になるのが理想的です。
ボールが床につくタイミングと、音が出るタイミングは同じです。
そして、キャッチボールは、遠くにいる相手や近くにいる相手に届くようにボールを投げますが、音も空間を意識して、相手(お客さん)に届くように、距離を自然と感じて調節する感覚が同じです。
そして、ボールを使って遊ぶ時は、リズムが大事になってきます。
特に、バスケの場合、リズム良くボールをつかないと、ドリブルも続きません。
ボールを使った遊びは、ピアノと相性がとても良いので、ぜひ、たくさん遊んでください。
大きく身体が使えるようになると、小さな動きに連動していきます。
脳から身体の各部への指令がスムーズにいくようにしていきたいですね。
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2024年02月13日(火) │ ブログ