プロになるわけではないけれど・・・
ピアノを習う動機として、
お母さんたちがよく話すのが
🎵「将来、趣味で弾けるようになってほしい」
🎵「楽譜が読めるようになってほしい」
🎵「プロにはならなくて良いけれど、ピアノぐらいは弾けるようになったら良いかなと思って・・・」
大抵の方が上記のようなことを話してくれます。
もちろん、子供がやりたいから、と一番嬉しい回答の方もいます。
私も音楽を生涯の友となるような、音楽大好きな人になってもらいたいと、日々レッスンをしているわけですが、この趣味で弾けるということについて、ちょっと考えてみました。
日頃のストレスをピアノで発散することができるって、本当に素晴らしいことだと思います。私にも心当たりがあるので、よくわかります。
しかし、時々ピアノを弾く人が、時々ピアノを弾いたときに、楽しいと思えるって相当弾ける人でないと難しいのでは?余計に弾けないストレスがたまってしまうのでは?と思いました。
音大を卒業しているような人でさえ、しばらく弾いていないと弾けなくなるものなのです。
過去に演奏したことがあっても、折に触れて演奏していないと、すっかり忘れてしまうこともあります。
私も、過去に演奏した曲でも、忘れているものもあります。
音大を目指したのであれば、小さい頃から集中的に技術や表現力を磨いて来たと思います。そんな人でさえ、趣味として継続させるには、日頃から弾いていないと難しいのです。
プロを目指すわけではないから、とのんびりレッスンをしているのでは、将来趣味の域に達するのは難しい!と思います。
趣味で楽しむからこそ、小学生・中学生のうちにある程度の技術を身に付けなければなりません。スポンジのように吸収する力を持っている今がとても大事です。
レッスンに通っているだけでは技術は身に付きません。量をこなすことによって習得できます。楽譜の読みも、文字を覚えたときのように読んだり、書いたり、量をこなす必要があります。
また、良質な音楽をたくさん聴くことも上達への近道です。
この時期に習得した技術は宝物となるでしょう。
そこで、今年ははじめての試みとして、夏休みに夏期集中練習をグループで取り組むことにしました。一人では退屈な基礎練習も、お友だちと一緒に取り組むことで励みになればと思いました。
集中的にやることで、自分の技術の変化が分かりやすいし、どのくらいの量をこなすと変化が現れるのかも体感してもらいたいと思いました。
それと、子供同士での連弾などやります。これは夏休みだからこその練習です。いつもは先生が合わせてくれる連弾ですが、子供同士だとどうなるのか楽しみですね。アンサンブルを経験することはとても貴重です。
音色にこだわって表現力を磨くにしても、技術があれば、より自由自在な表現となるので、その辺りを実感してもらいたいです。
マンツーマンのレッスンに加えて、
グループレッスンの夏休み。
初めての試みなので、今からプログラムを考えたり、楽しみです。
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Happy Clover Presents
ピアノサロン・ドルチェVol.28
7月5日(金)
10時30分~12時00分
トモサウンズ・ピアノ教室にて
会費¥3,000
プログラム
🎵月の光
🎵アラベスク
🎵亜麻色の髪の乙女
他
初夏にふさわしい、さわやかなドビュッシーの世界をお届けします。
WICTHのオリジナルハーブティーとちいさな窓のケーキもお楽しみに。
予約受付中です。
まだ席に余裕があります。お友だちとお誘いあわせのご参加お待ちしております。
お申し込み&お問い合わせは
info@tomo-sounds.comまで
2019年06月18日(火) │ おすすめの練習方法
練習って何?
ピアノが弾けるようになるには練習が必要だって言うことはよく言われていますが、そもそも練習するってなんでしょう?
1・2回弾く、これは練習と言いますか?
10回弾いたら練習したと言いますか?
100回弾いたら練習したと言いますか?
どれも全く弾かないよりは良いかもしれませんね。
でも、練習とは言えないと思います。
私が思う、練習の定義は
出来ないところを出来るようにする
です。
宿題になっている曲のうち、1曲、もしくは1ヶ所でも良いので、前回のレッスンで出来なかったところ、注意されたところが出来るようになったのであれば、一週間の練習は成功したと言えるでしょう。
前回のレッスンから何も変化が無ければ、練習したとは言えず、ただ弾いてきただけです。ただ弾いているだけでは、そのうち弾けるようになるということはありません。
現代の小学生はたくさんの習い事を掛け持ちしているため、学校から帰ってからの時間がとにかく忙しい。
一日に2つ習い事に行くという方も多いでしょう。一週間のうち、ピアノの練習が出来ない日もあるかもしれません。だからこそ、練習できる日はただ弾くだけでは終わらずに、出来るようになる練習をしてほしいと思います。
どうやったら出来るようになるのか、先生はレッスンの中で、ヒントをたくさん教えてくれているはずです、楽譜に書き込みをしてくれたり、模範の演奏をしてくれたり、生徒さんがどうやったら楽しく出来るようになるか、先生はレッスン以外の時間も考えています。
・指使いを直されたら、実際にやってみましょう。
・分からない楽語などがあったら自分で調べましょう。
・強弱の記号をよく見てみましょう。
・参考になる演奏など聴いてみましょう。
・どうしてもスムーズに指が動かないところ、弾きづらいところを部分的に練習してみましょう。
・何度も同じ間違いをするのはどうしてなのか考えてみましょう。
・自分の演奏を録音して聴いてみましょう。
自分で工夫して弾けるようになってくると、どんどん楽しさが増してきます。
ピアノはある意味スポーツと似ているところもあります、体が音や音符に自然に反応して動かせるようになってくると、自由自在な表現が可能になるでしょう。
トモ・サウンズ ピアノ教室ではそんなピアノライフのお手伝いをしています。
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【ピアノサロン・ドルチェのお知らせ】
7月5日(金)
10時30分~12時00分
初夏にふさわしい爽やかな曲をお届けします。演奏の後はWICTHのオリジナルハーブティーとちいさな窓のケーキをお楽しみください。
例 🎵月の光
🎵アラベスク
🎵亜麻色の髪の乙女 他
会費 ¥3000
お申し込み&お問い合わせは
info@tomo-sounds.comまで
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ホンマルラジオ
フィエルテフラワースクール
“あなたの夢叶えます”に出演しました
http://honmaru-radio.com/izuhina123_happy0069008169690132/
どうぞお聴きください
2019年05月29日(水) │ おすすめの練習方法
音楽時間
早いもので4月が始まりました。
あちこちで桜がきれいに咲いていますね。桜が咲き始めて、他の花たちも咲き始めて、町は急に賑やかになったような印象です。
さて、春休み楽しんでいますか?
宿題がほとんどでないお休みで、子どもたちもとてもリラックスして過ごしています。ぜひ、たくさんの体験をさせてあげて欲しいなと思います。
音楽にもたくさん触れて欲しいです。
ピアノを習っている方は多いと思いますが、日々音楽に接している時間はどのくらいありますか?
ピアノの練習以外に、どれだけ音楽に接しているかで、上達に差が出てくると思うようになりました。
ピアノを外国語の習得と同じように考えると、分かりやすいと思います。
週に一度英語のレッスンに通っているだけで、英語が話せるようになるでしょうか?
想像してみてください。
たとえ、
ネイティブで優秀な先生に英語のレッスンをうけていても、日々どのくらい英語に触れているか、習ったことを実践してみているか、または映画で英語に触れたり、英語の本を読んでみたり、そういった時間がどのくらいあるかで、同じレッスンを受けていても差が出てくると思います。
ピアノも全く同じです。
レッスンしているだけではピアノは弾けるようにはなりません。家での練習をどのくらいするか、日頃音楽を聞いているか、テキスト以外でも自分で興味のある曲を弾いてみたり、楽譜を読んだりしているか、音楽会に行っているか、などなどできることはたくさんあります。
私も小学生の頃はレッスン以外にも音楽にたくさん触れていました。
テレビで聞いた歌などはよく歌っていましたし、車の移動中にもクラシックの曲を良く聞いていました。バレエやダンスも習っていました。コンサートにも頻繁につれていってもらったり、楽譜を自分で買ってきたり、学校では金管クラブや音楽クラブで他の楽器を演奏したり、とにかく毎日が音楽で溢れていました。
レッスンがつまらないと感じる方は、もっと音楽を生活に取り入れることをしてみてください。そもそも音楽を楽しみたいからピアノを習っているんだと思います。音楽には演奏する以外にも、聴く楽しみもあります。もっと積極的に音楽とふれあってみてください。
先生に任せっきりの受け身だけのレッスンでは限界があると思います。
ピアノライフアドバイザーとして、音楽を楽しむコツなどもこれからは積極的に発信していきたいと思います。
ご質問などある方はお気軽にどうぞ。
2018年04月01日(日) │ おすすめの練習方法