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どこにピアノを置いていますか?

今日も4月とは思えないような肌寒い一日でした。

はやくすっきりと晴れた春を感じたいですね。

 

さて、新年度が始まり、

新しい習い事として、ピアノを始めた方もいらっしゃるでしょう。

ピアノを習うには、おうちでの練習が必須ですので、楽器を購入した方も多いとおもいます。

 

先日、体験レッスンに来てくれた中学生が、その足で電子ピアノを買いに行ったという話を聞いて、とても嬉しかったです。

 

ピアノを習うには、生のピアノが一番理想的ですが、住宅事情でやむ終えず電子ピアノという選択をするのも、仕方がないことです。

 

そこで問題なのは、

おうちのどこにピアノを置くか?ということです。

 

小さいうちは、お母さんと一緒に練習することも多いでしょう。

ですから、個室の子供部屋に置くことは無いかもしれません。

 

しかし、少し大きくなってくると、練習を聞かれるのが嫌という気持ちになってきます。そのときにどうするか?ということです。

 

なるべく練習している様子が分かる場所に置いてください。

 

聞かれたくないから、という理由で、子供の意見を尊重してしまうと、練習の質が悪くなる傾向があります。

 

電子ピアノの場合、イヤホンを付けてしまうと、何を弾いているのかも分からなくなります。

せめて姿は見えるような場所に置くのがいいでしょう。

 

これまでの傾向を見てみると、

個室で練習している子はあまり続いていないような気がします。

おうちの人が練習しているのを聞いていないという子も、なかなか思うようにレッスンが進みません。

低学年ぐらいまでは、

一人で練習するのはとても難しいでしょう。

 

お母さんが先生のようにレッスンをする必要はありませんが、

先生が言っていたことを思い出してあげたり、隣で聞いているだけでも良いですね。時々励ましてあげて欲しいです。

自分で練習できるようになってくるのは、高学年になってからです。

 

お母さんは分からないから~

と子供に任せっぱなしにせずに、関心をもってあげて欲しいです。

 

家族の励ましをたくさん受けている子はできるようになるスピードが早いと感じます。

 

ぜひ、ピアノの配置を決めるときに参考にしてください!

 

 

リハーサルレッスン終了

有意義な本番にするためには、

入念なリハーサルが必要です。

本番前に、本番と同じ会場でリハーサルをするのが理想的ですが、

ホールを確保するのが難しい場合もあります。

 

そこで、今日は、本番と同じメーカーのピアノが弾けるスタジオを借りて、1日リハーサル&レッスンをしました。

 

メーカーによって弾き具合はかなり違うので、できるだけたくさん弾きたいですね。

 

浦和に昨年、オープンしたばかりの、アトリエMのスタジオです。

 

ピアノの本番では、弾くことばかりに気持ちが集中しがちですが、

普段着なれていないドレスを着たときの所作などにも気を配る必要があります。

 

歩き方は重要です。

ピアノのまで歩いている姿を見るだけで、どのぐらい弾けそうかは分かります。

靴も履き慣れていないので、ぎこちない歩き方になることが多いです。

また、階段を上るときのドレスの掴みかた、あまりにもあげすぎて、足が丸見えになるのも避けたいポイントです。

 

お辞儀の仕方。

自分ではゆっくりやっているつもりでも、緊張すると早すぎる場合もあります。

 

そして、しっかり前を向けるかどうか。

下ばかり見てしまわないかどうか。

 

弾く前にもたくさん注意するポイントがあります。

 

そして、椅子に座るときのスカートの処理の仕方。

 

スカートが滑る素材の場合は、椅子に座ったときに違和感があることがあります。それでもいつものように弾きたいですよね。

 

おうちでの練習でも、本番のように衣装を着て、髪型も考えて、弾いてみるのはとても大切な練習です。

 

MCの練習もやることがたくさんあります。

はっきり滑舌よくしゃべることを教えてもらう機会はあまりないですね。

ボソボソしゃべっても注意されないことが多いです。

 

しかし、お客さんに自分のことを知ってもらうためには、恥ずかしくても勇気をだす必要があります。

 

現代は、スマホの画面で、一瞬のイメージで見たいか、見たくないかを判断されます。

そんな中、10分も自分に注目してくれるという環境はそれだけでも珍しい機会なのではないか?と思います。

今後さらに貴重な経験になるでしょう。

 

そこまできて、ようやく演奏に入りますが、やはり、環境が変わると緊張しますね。

 

いつも良くできていたのに、なぜかうまくいかない。

間違えたことなかった場所で音を間違えてしまった。

テンポが早くなってしまう。

分からなくなってしまう。

 

などなど、思いもよらないような事態がおこりやすくなります。

 

でも、それには全て原因があり、解決することができます。

 

本番まえの短い時間でのリハーサルでは、そこまでは対応できないので、事前のリハーサルの重要性がよく分かると思います。

 

本番は何度経験しても、緊張します。

自分が緊張したときに、どういう反応をするタイプなのか知ることで、緊張しても普段の力を発揮できるようになります。

 

リハーサルで衣装を着るのが面倒だから、、とそこで手を抜かずに、真摯にとりくんでこそ、いざ、本番では演奏に集中できるようになるのです。

 

経験をたくさん積む必要があるとは、こういうことですね。

 

今日は、とても有意義なリハーサルができたので、本番が楽しみです。

 

 

 

そこはいつまでに直りますか?

レッスンでは、常々

「失敗や間違いは多いにしてください!」と言っています。

 

それは、常にベストを尽くす、が前提です。

 

一生懸命、練習してきても、緊張すると失敗してしまう。間違えてしまう。

よくあることです。

 

が、いい加減な練習、例えば、ただ弾いているだけ、先生にレッスンで直してきてねと言われた箇所を直そうとせず、楽譜も見ずに最初から最後まで弾いただけ。

これは練習と言わず、

ただ弾いてきただけ。

全然弾かないよりはマシかもしれませんが、上達からはほど遠くなります。

むしろ、間違えたまま弾いているので、間違った癖が定着し、正しく直す方が難しくなってきます。

 

レッスンの度に、

音が違っているよ。

長さが足りないよ。

強弱がついていないよ。

 

と言われているのに、変化しない場合、

それでも言い続けるか、諦めるか、判断に迷うこともあります。

 

諦めることは、レッスンを受けている子に対して失礼にあたると思っているので、最終手段に出ます。

 

この箇所は、◯回注意されているけれど、それはいつ直りますか?

 

と、質問をします。

楽譜の書き込みは週ごとに色を変えて書いているので、色の数で、何回注意されているかが分かります。

 

そこまで言われると、さすがにマズイぞ、と思うのか、その場ですぐ直すことができます。

 

いかに、漫然とした気持ちで弾いているか、練習の質を改善する必要があるかが分かります。

 

レッスンの時には分かっていても、家に帰ってから忘れてしまっては意味がありません。

家での練習時間の方が長いので、

間違ったまま練習してしまうと、間違うことが上手になってしまいます。

 

しかし、自分の指は自分で動かしているんだ!という意識が芽生えると、自分でなんとかしようという気持ちになるようです。

 

指が動いちゃう。

 

よく子供たちがいう台詞ですが、

指を動かしているのは自分です。

自分で正しい場所に指を動かそうと思わない限り、どんなに先生が何回も言っても直りません。

 

指に支配されているんですか?

 

と質問すると、

違います!と、慌てて返事をする姿も可愛らしいのですが、

 

自分の思うように指を動かせるようになるために、基礎練習をします。その基礎をもとに曲を弾くので、基礎をおろそかにしていると、曲もなかなか弾けるようになりません。

 

基礎がしっかりできていると、

自信にも繋がり、緊張している場面でも落ち着いて対処することができます。

 

主体的な練習ができるするのが、レッスンの目的でもあります。

そうやって成果の出る練習ができるようになれば、どんどん楽しくなるでしょう。

 

よく、音楽を楽しんでもらいたい、ピアノを楽しく弾けるようになって欲しい、と願う親御さんは大勢いらっしゃると思いますが、

 

そもそも、音楽が楽しいとか、ピアノが楽しいってどういう風に考えていますか?

 

 

★ピアノサロン・ドルチェ 30回記念開催!

5月15日(日)

馬宮コミュニティーセンター 多目的ホールで開催。

午後1時30分スタート。

定員は100名完全予約制です。

チケット¥1900

お申し込みはinfo@tomo-sounds.comまで

このHPのお問い合わせフォームからのお申し込みできます。

ベビーカーのまま入場することができます。未就学児は無料です。

生活リズム

4月とは思えないような、寒い1日でした。

新学期が始まり1週間。

慣れてきましたか?

 

子供たちが新しい環境に慣れるのに時間がかかるように、

家にいる私にとっても、新しい生活リズムに慣れるのに時間がかかりそうです。

 

夫、娘、息子の家を出る時間が見事にずれていて、起きてくる時間が40分ぐらいずれています。

そうなると、朝食も3回、お弁当も3種類。

 

3人が出掛けてから、キッチンを見てみると、洗い物が山のようになっていて、愕然としました。

 

起きてから2時間半動きっぱなしだったのです。

 

ぐったりしてしまって、

たいていは午前中をピアノの練習時間に決めているのですが、疲れてしまってしばらくやる気が出ませんでした。

 

朝食の時間が3人ともバラバラですが、

用意するのは一回にしたい!

 

お弁当も、3人それぞれに合わせた内容になっていましたが、なるべく同じメニューにしてみたり、

常備菜をお弁当にも応用できるようなものを作ってみようと思いました。

 

体力に余裕をもってピアノに取り組まないと、集中力も持たないし、せっかく弾いても身につかないような感じです。

 

本番は近くなるのに、

生活リズムが整わないのは、焦りが出てきます。

 

なんとか改善して、

気持ちに余裕をもって取り組めるように工夫しないといけなませんね。

 

 

発表会で学ぶことは?

100回の練習より、1回の本番。

と、言われるように、

人前で演奏することは多くの学びがあります。

 

緊張感をもって取り組んだときの集中力は、可能性を大きく広げてくれます。

演奏に関してはもちろんですが、

発表会では演奏以外にも学ぶことがたくさんあります。

 

演奏会はどうやって開催されるのか。

会場に行って、ただ弾くだけでは分からないかもしれませんが、

舞台に上がるためには、

舞台を見守ってくれるスタッフの存在が欠かせません。

 

照明や音響設備を整えてくださるスタッフの方、プログラムを把握してタイミングなどを見てくれます。

ピアノの場合は、調律師さんの存在も大切です。

その日の天気や気温、湿度、プログラムの内容を考慮して調整をしてくれます。

 

そして、お客さんの存在です。

お客さんが聞いてくれるからこそ、緊張感をもって取り組めるし、温かく応援してもらえていることが分かると、勇気も沸いてきます。

 

普段の練習では技術の習得ばかりに気が向いてしまいますが、演奏会をひとつ開くには大勢の協力を得なければできません。

 

そして、発表会で学ぶことのもうひとつは、舞台上でのマナーです。

ステージの袖からピアノまでの歩き方。

お辞儀の仕方。

MCの仕方。

曲間の所作。

全てに神経を注ぐことで、演奏がより良くなります。

 

大抵、袖からピアノまで歩く姿勢で、どのくらい弾けそうか・・・というのは、なんとなく分かるような気がしませんか?

 

演奏が仕上がってきたので、

今は、お辞儀の仕方やMCの方法など、演奏以外のポイントを押さえて、本番の流れを掴む練習をしています。

 

初めての場所での発表会ですが、いかに事前にリアルなイメージをもってもらえるかも大事です。

 

今度の日曜日はスタジオを借りて、衣装も用意できる人には着てもらい、レッスンをする予定です。

 

きっと、みんな緊張するだろうなぁ。

本番までにいかに緊張感をもって弾く環境を作るかを大事にしています。

 

あともう少しだから、楽しい1日になるように、みんなで頑張りましょう!

 

 

 

★ピアノサロン・ドルチェ 30回記念開催!

5月15日(日)

馬宮コミュニティーセンター

多目的ホール

午後1時30分スタート。

定員は100名完全予約制です。

お申し込みはinfo@tomo-sounds.comまで

このHPのお問い合わせフォームからのお申し込みできます。

お申し込みお待ちしております。