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早生まれだったので・・・

レッスンは始まる前に、

この間、誕生日だった、と話してくれた子がいました。

 

子供にとって、誕生日を迎えることは特別な日ですね。

私も、今でも誕生日がくると、新しい一年が始まるワクワクを感じます。お正月のワクワク感ともちょっと違う感じでしょうか?

 

3月生まれの、その子は、お母さんの話しによると、早生まれだから・・・いろいろと苦労しているそうです。

 

私も早生まれなので、よく分かります。

私自身も、幼稚園や小学生の頃は、なんで私は他のみんなと同じようにできないんだろう?と感じていたことがありました。

それが早生まれだったから、と気がついたのは、ずいぶんあとになってからでした。

 

何が苦労したか、よく覚えているのは、

幼稚園でなにか作るときに、うまく作れなかったことです。

ハサミを使うのも一苦労でした。

書いてある線に沿って切るのが苦手でした。線の内側を切るのか、外側を切るのか、悩んでしまうこともあったし、線の真ん中を切っているつもりでも、左右ぐらぐらになってしまって、うまく切れませんでした。

 

説明通りにやっているつもりでも、分からなくなってしまったり、出来上がりが汚くなってしまうことも多く、私は苦手なんだと思っていました。

 

体育も嫌いでした。

走っても遅いし、とにかくできるようになるまでに時間がかかるか、どんなに頑張っても出来ないこともたくさんありました。

 

しかし、ずっと出来ないわけではなく、中学生ぐらいになって、気がついたら、なんとか回りのみんなと同じようにできるようになっていました。

 

4月生まれと、3月生まれでは、11ヶ月違います。産まれたばかりの赤ちゃんが11ヶ月もたつと、そろそろ歩き出すほどになるのですから、年齢が小さいうちは、同じ学年で、同じことをしなければならないことは、辛く感じますよね。

 

だからといって、やらないわけにはいかないので、自然となんでも頑張れるようになっていると思います。

その頑張ることが当たり前になっているので、みんなと差がなくなってくる頃には、人一倍頑張れる子になっていることでしょう。

 

低学年のうちは、ちょっと大変だなと感じる場面が多いかもしれませんが、必ず気にならなくなる時期がきますから、焦らずいきましょう!

 

 

 

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春を見つけよう

月に一度、公民館で愛唱歌を歌う会があります。

 

のばら社の本をテキストにして、一時間半たっぷり歌います。

 

この会は20年以上続いています。

会員の皆さんも20年以上通ってくださっている方も多く、歌うことが健康で長生きの秘訣ね、と、皆さん笑顔です。

季節の歌、青春時代の歌、今気に入っている歌など、ジャンルも時代も幅広いのですが、

春は良い曲がたくさんあるので、どれを歌おうか迷ってしまうほどです。

3月に入り、寒い日はありますが、日差しの変化を感じられる日もあるので、春がきた喜びを感じられる歌を選びました。

 

春を見つけましたか?

 

と、話題をふってみると、

日常が忙しくて、まだ探せてないという答えも。

 

遠くまでいかなくても、身近なところに春は来ていますよ!

我が家の庭の角の方に、いつ植えたか覚えていませんが、毎年、ムスカリが咲いてくれます。最近咲いたようです。

駐車場の脇のほうに、どこからか種が飛んできたのでしょうか?

可愛らしい花が咲いていました。

 

最近は、季節が早送りで進んでいってしまうように感じることもありますが、確実に季節は廻っていますね。

 

小さな変化をキャッチして、

心にゆとりをもって暮らしていけたらと思っています。

 

もうすぐ桜も咲きそうです。

 

新しい季節が始まるワクワクした感じが良いですね。

 

明日はどんな春が見つかるでしょうか?

楽しみですね。

セミナーに参加してきました。

週末の同窓会の余韻がまだ残っています。

今年は、

気になる場所には実際に出掛ける、
会いたい人には会いに行く、

面白そうだなと感じたものには参加する、

など、後回しにしないで、

動いてみようという気持ちになっています。

 

それで、早速気になったのが、

ピティナ・ピアノコンペティション

課題曲セミナー です。

このコンクールは、とてもレベルが高く、大変なコンクールだから・・・と、参加することも考えたことがありませんでした。だから、私の中では素通りみたいな感じでした。

 

でも、どんなものなんだろう?と知るだけでもいいかも。コンクールで演奏するってどういうことなんだろう。

コンクールで評価される演奏ってどういうものなんだろう?

近くでセミナーが開催されると知って、

すぐ申し込みました。

講師の先生も、テキストも出版されていたり、よくお名前は目にする先生でしたので、どんな方なのか興味もありました。

 

オンラインと対面と両方選べたのですが、迷わず、対面を選びました。

 

参加してみて、

対面を選んだのは、大正解。

先生の手元がよく見える席に座ることができ、間近で演奏を聴くことができて、大収穫のセミナーでした。

 

未就学児から小学生の部門の課題曲を全て解説するという、盛りだくさんな内容で、コンクール自体どのようなものかよく分からずに参加したので、私の準備も不十分でした。

 

しかし、先生の演奏を聴くと、

普段のレッスンでは何をしなければならないのか、

ピアノを弾くこととは、どういうことなのか、

なぜ、電子ピアノではだめなのか、

これらのことが、とてもよく分かりました。

改めて、ピアノって凄い楽器だということを実感しました。

小学生でこんな難しい曲が課題曲なの?と、驚くような曲に聴こえましたが、それは先生の演奏が色彩豊かで、リズムが生き生きとしていたからでした。

それから、驚いたのは、

表現の解釈がかなり自由度が高い、ということでした。

コンクールでの演奏は、ある程度決められた通りに演奏しなければいけないのかと思っていました。

しかし、先生は、

先生自身が自分でしっかり方針を決めること、その子にあった表現を一緒に探してあげること、素敵に聴こえる方が良い。

審査員は、スラーやスタッカートをしてないことを聴いているわけではない、全体的に聴いている、

と、教えてくれました。

 

なるほどーーーーー。

 

音楽の原理原則にしたがって、音の強弱やバランスなどはしっかりとらえなければいけないけれど、音楽的な演奏として成り立つならば、自由に解釈できる、と知ることができたのは、大きな収穫でした。

 

気になったセミナーに、思いきって参加してみて、得るものがたくさんあり、おおいに刺激になりました。

見回してみると、熱心にメモをとり、iPadなどを使いこなし、身を乗り出すようにして耳を傾けている方も多く、皆さんの熱量にも圧倒されました。

 

こうやって、ピアノの先生も勉強してるんだなぁと、新しい世界をみたようでした。

 

今は、本でも勉強できるし、なんでも調べることはできますが、実際に生の音を聞いて、先生から直に学ぶことにはかなわないなと感じました。

 

それに、学ぶことはとても楽しいですね。

明日からのレッスンで、どのように活かせるか、楽しみです。

 

 

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恩師の退官前最終講義&同窓会

この週末は、とても内容の濃い時間を過ごしてきました。

 

母校・東海大学へ行ってきました。

恩師が退官前の最終講義を聞くことと、音楽学課程のフィナーレを迎えるということで、大同窓会が開催されました。

 

卒業して20年以上がたち、

なかなか訪れる機会もなかったので、おそらく今回が最後の訪問になるのでは?と、寂しい気持ちもありました。

 

今、音楽を続けていられるのも、大学での日々があったお陰です。

広々したキャンパスで、のびのびとマイペースにやりたいことが出来ました。

一人の学生に対して、先生の数はとても多く、自分の実技以外の先生にも、アドバイスを頂けるような、自由な雰囲気でした。

 

学生同士も仲がよく、先輩や後輩と、学年を越えて交流が盛んなのも、様々な価値観に触れる貴重な経験でした。

 

卒業以来、久しぶりに会う人も多かったですが、一瞬で戻るような感覚は、とても不思議でしたが、居心地の良いもので、普段とは違うリラックスした気持ちでした。

 

お互いの近況を報告し合い、頑張っている様子を聞くと、私も頑張ろうと、勇気と元気をもらい、充電満タンです。

 

改めて、大学での学びが、今の私の原点であると、再確認出来た一日でした。

発表会に向けて、頑張るぞ👊✨

 

 

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音を聴くと・・・

毎日、毎日、子供たちのピアノの音を聴いているからか、

 

音を聴くと、

今どんな気持ちで弾いているのか、

この一週間、どんなことを考えながら練習してきたのか、

調子が良いのか、悪いのか、

他に心配なことがあるのか、

何か嬉しいことがあったのか、

これから楽しみなことがあるのか、

 

とにかく、

手に取るように様子が分かるようになってきました。

 

どこに表れているのか?

はっきりとは分からないけれど、

音の中に全てが入っている感じです。

 

自分がレッスンを受けていたときには、

先生には全てお見通しだから、

隠そうとしたり、

取り繕うとしても無駄だなと感じたものです。

自分に足りない部分も全てあぶり出されるような感覚で、

不思議でした。

しかし、その全てが現れてしまうことが、嫌だなと、感じるよりは、その私の全てを知っていても、受け入れてくれる場があることに、安心感もあったように思います。

 

子供たちには、

どうして分かるの?

と、びっくりされますが、

学校や塾で頑張っている子供たちが、

安心して自分を出せる場として、

ピアノ教室が存在できたら、それは本当に嬉しいですね。