外でたくさん遊ぶことも大事です
寒くなってきましたが、
行楽日和の気持ちの良い天気でした。
どんな一日を過ごしましたか?
ピアノの練習は何時間もしなければ
いけないというイメージありませんか?
私が小さい頃は
一日8時間練習しないと
プロにはなれないと
聞いたことがありました。
8時間も????!!!!!
聞いただけで無理だーと、
気が遠くなりました。
しかし、今思い返すと、
家の中で8時間もピアノに向かうことは
良いことなんだろうか?
と疑問です。
音楽が表現しているものは
なんでしょうか?
人間の感情や
自然の風景
人生の経験や
人類の歴史など
ありとあらゆる様々なことを表現できる手段です。
それらを音楽から感じ取って
表現するには
自ら経験しないと分からないことが
たくさんあります。
テクニックを習得するには
ある程度の時間が必要なので、
ピアノで練習しないとできませんが、
その他のこと
自然に触れたり、
身体を動かしてリズムを感じたり、
たくさんの人とふれあって
感情を経験したり、
良いことも悪いことも
楽しいことも楽しくないことも
全ての経験が必要です。
天気の良い日はぜひ、外へ出て
太陽の光を浴び
思いきり身体を動かすことをおすすめします。
ピアノを演奏するには体力が必要ですし、
ボール遊びなどで培われる
リズム感は本当に大切です。
遊んでいるうちに
ピアノを演奏するために必要な
指の力なども付いてくれば
改めてトレーニングをしなくても良いので、
楽しみながら自然と練習になりますね。
一日8時間の練習も、
ピアノに向かうのが2時間、
外で身体を動かすのが2時間、
本を読むのが1時間、
などと、分けて考えれば
なんとかできそうですね。
一日のうちで8時間分
ピアノのために時間を使うことが
練習になるという考え方は
どうでしょうか?
生活の中にピアノのためになる活動を
どんどん取り入れてほしいです。
もちろん
音楽を聴くこともしてほしいですね。
憧れの曲があることで
練習へのモチベーションは上がりますし、
長く続けている理由だなと感じます。
私もまだまだやってみたい曲が
たくさんあります。
ぜひ、お気に入りの曲を
たくさん見つけてください。
ピアノに向かうだけでなく
音楽に触れる時間を増やしたり、
自分で実際に経験することが
表現するための重要な鍵になります。
ピアノのためにと、
時間を使ったことが、
ピアノ以外のことでも
役に立つでしょう。
2020年11月15日(日) │ ブログ