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途中で止められないので・・・

私が学生時代に

先生に何度も言われたことは

「音楽の流れを止めることは一番罪が重い、どんなことがあっても、なんとしても止まらずに弾くこと」

 

かなり厳しく言われました。

というのも、

私は気軽に止まったり、弾き直したりする癖があったからです。

 

それは心の弱さから来ていると

一刀両断といった感じでした。

 

そのときは落ち込みましたが、

その教えのお陰で、

特に本番では

何があっても!と、強い気持ちで望むようになり、

気合いが入って、集中力も高まったと思います。

 

子どもたちのレッスンで

止まったり、弾き直すことがあると、

気を付けてもらうように注意を促します。

原因は一概に、心の弱さからとは言いきれないこともあるような気がしてますが、

心の在り方はとても大きな影響があります。

ただ弾いているように見えて、

心の持ちようで大きく演奏が変わります。

 

ひとつに、

最後まで諦めない。

最初から弾いていると、

思ったようにひけなくて、途中でやめたくなるときがあります。

一人で練習しているときは、

途中でやめても良いのかもしれませんが、

聞いている人がいるとき、

それはレッスンでも同じですが、

先生が聞いているときに、

途中でやめてしまったり、

最後まで弾くことを諦めるのは

良くないことです。

 

本番だったらなおさらでしょう。

 

ピアノを習い数年のうちは

4小節、

8小節、

16小節と、

数秒で終わってしまうほど

短い曲がほとんどです。

この短い数秒という時間でさえ

我慢できずに諦めて途中でやめてしまうことが、習慣的に行われていたらどうでしょう?

 

だから、最初のうちから

最後まで止まらず弾くようにすることは

集中力を高め、

諦めない気持ちを育てていることになります。

 

最後までやりきる力が育ちますね。

 

自分が生徒としてピアノを弾いているときには考えもしなかったようなことが、

日々のレッスンで発見したり、

気づくことがたくさんあります。

 

音楽は、音楽を奏でることで、自分では気がつかないうちにそういった心の力というか、メンタルを育てることが出来る点が、素晴らしいと思います。

 

音楽そのものが素晴らしい上に、

音楽の枠組みの中で自由に表現できて、

心の力、生きる力が育てられるのは

一石二鳥どころではなく、三鳥も、四鳥にもなりますね。

 

 

すぐやろう!

今日も大失敗をしてしまった。

 

思い立ったときにすぐやらずに

あとで・・・落ち着いたときに・・・

 

なんて思っていたら

やるのが遅くなってしまって、

結果、

あのときすぐやるべきだった・・・

 

大反省中です。

 

思い立ったらすぐやる!

 

今後は徹底していきます。

 

まだまだ間違いや失敗を繰り返し、

自分の未熟さに落ち込みますが、

同じ失敗を繰り返さないように、

目の前のことに丁寧に取り組み続ける。

 

来年の抱負かな?

いや、今日から実践ですね。

 

 

 

 

 

グループ結成!発足式。

音楽は一人でも楽しめますが、

仲間がいると楽しみは何倍にもなります。

今年はギリギリまで開催が危ぶまれていましたが、

10月31日にベビーカーコンサートを開催することができました。

 

私たちは音楽家協会を通じて出会った3人で、

何回か公民館などでコンサートをしてきました。

 

3人ともとっても楽しく演奏出来たので、

今回で終わってしまうのは寂しい

 

もっと一緒に演奏したいね!

ということで、

グループを結成することにしました!

 

歌と、フルートとピアノの3人です。

赤ちゃんと一緒のコンサートから、

おじいちゃんおばあちゃん世代の方が懐かしい昭和の歌、

もちろん本格的なクラシックまで

レパートリーは幅広いので、

これからいろんな所に音楽を届けられるようにしたいと考えています。

 

ただ、今は活動には制限があるので、

これからの時代に合った活動を

考えていかないといけないとも思っています。

 

今後、世の中がどうなっていくのか不透明な時期にグループ結成!?と

自分でもこの流れはびっくりの展開ですが、

こんな世の中だからこそ

音楽の力を多くの方に届けられるような

活動は意義深いのかなとも思います。

 

グループ名を現在考え中なので、

決まったらお知らせします!

 

さいたま市を中心に、

保育園や幼稚園、公民館などでのコンサートも積極的にやっていきたいので、

コンサートを開きたいけれど、

誰に頼んだら良いか分からない、

という方、ご連絡お待ちしております。

 

 

ささやかですがクリスマスプレゼント

順調に動画の撮影が進んでいます。

 

舞台での本番も緊張するけれど、

録画も違った緊張感で、

皆、表情も固いですね。

 

納得のいく演奏が出来たときの

ホッとした表情は

緊張しながらも頑張った証です。

 

いつもだったらクリスマス会で

披露するはずの演奏ですが、

今年は初めて動画でのシェアです。

 

クリスマス会では

プレゼント交換をしたり、

お友だちとの交流をしています。

 

そして毎年私からも

ささやかですがクリスマスプレゼント。

 

いろいろな種類のお菓子を詰め合わせにしました。

この時期、普段お目にかかれないような

美味しそうなチョコレートなど

私も食べたーい♥と気になるお菓子を集めてみました。

 

これからちょっと長めの冬休みです。

発表会用の曲が宿題になっている子も多いので、

進み具合が気になります。

対面でのレッスンはしばらく先になりそうですが、

途中経過を報告してもらいたいので、

お家の方に協力していただいて、

動画を送ってもらう予定です。

スマホがあることで

以前は考えられなかったような

レッスンが可能になりました。

音楽は生の音に限りますが、

便利な機械も上手に使いながら、

新しいレッスンの在り方も

模索していきたいですね。

来週12月24日

ルポゼの小部屋にて、

ライブ配信を予定しています。

前回9月にも行いましたが、

分からないことも多く、

聞き苦しい配信となってしまいました。

ピアノの音を綺麗に聞こえるようにするには

マイクを用意した方が良いと聞き、

早速来週に向けて準備しています。

 

手探りですが、

難しいからと諦めるのではなく、

新しいことにもチャレンジして、

間違ったり、失敗しながらも

楽しめるようにしていきたいですね。

 

そろそろ来年の抱負を考えようかな。

 

 

どうして緊張するの?

今年はクリスマス会ができなかったので、

録画してシェアすることにしました。

今週は撮影週間。

 

ちょっとでもクリスマス気分にと、

少しですが、飾り付け?

サンタさんに登場してもらいました。

 

本番の一回も緊張しますが、

撮影も緊張しますね。

 

どうしよう!どうしよう!と

大騒ぎの子もいれば、

いつもよりも口数が減って

静かに緊張している子もいましたね。

 

練習しているときは

リラックスしているせいか

上手にできるのに、

いざ、撮影が始まると

思わぬところで間違ったり、

分からなくなってしまったり・・・

 

あれっ、いつもできるのにどうして?

他にも間違ったらどうしよう???

いつものようにできるかな???

 

一瞬の表情の変化から

そんなことを考えているのかな?

と、手に取るように

みんなの気持ちが分かります。

 

あせればあせるほど

うまくいかないのは

なぜでしょうね?

 

そもそも、緊張するのは良くないことですか?

 

私は、緊張するのは良いことだと思っています。

だって、緊張しない状態は

どうでもいいと諦めているか、

どうせうまくいかないからいいやと

なげやりな姿勢になっているからだと思うのです。

 

そう、緊張するのは、

上手に弾きたい気持ちが強いからです。

だから緊張するのは良いことだと思います。

 

ただ、間違えたらどうしようとか、

うまくいかなかったらどうしよう?と心配するのはちょっと違います。

 

まず、それを思っている時点で

音楽には集中していません。

上手に弾きたい気持ちはあるのに、

集中できていないのは

とてももったいないことです。

 

では、どうやって集中するのかというと、

ひたすらに音楽のことしか考えない。

これにつきます。

ひたすらに音楽を考えるのは、

どうしよう?とか

心の声が聞こえなくなるほど、

音楽を歌うことに尽きます。

 

本番ではどうしたって

いろいろな事に気を取られます。

それでも集中するのは

音楽を歌うしかありません。

 

だから、子どもたちには

日本語を思い浮かべないで!

ひたすらドレミを歌ってね。

と伝えます。

 

すると、何回も失敗が続き、

やや気分が落ち込んでいるように見える子も、

声は小さいけれど、

口を動かして歌って弾いたときは

本人も満足する出来に撮影できました。

 

また、間違ったらどうしよう?とあまりにも思いすぎることによって、

間違える方向に自己暗示をかけていることになります。

 

間違えることは悪いことではないので、

そんなに気にしなくていいのです。

音楽を止めることの方が良くないので、

たとえ間違っても気にしすぎること無く、

どんどん次へ流れを止めずに

進む精神力が必要です。

 

自分で気にしているほど

他の人は気にならないものです。

 

だからといって

適当に演奏するのとは全く違いますが、

一生懸命取り組んでいる姿は

音色に現れるので、

間違ったとしても

聞く人には感動を与えます。

 

4月には発表会を予定しています。

今回全員の演奏を撮影できるので、

4月までにどんな成長を見せてくれるのか

楽しみですね。

 

来週で2020年のレッスンは全て終了となります。

2021年に入ったら、

発表会へ向けて全速力で行きますよ!!!