社会で生きていくために必要な力
今日は、車の免許の更新に行ってきました。
更新の時には、講習がありますね。
今日は、何回も危ない映像を見たり、怖い話を聞いたり、普段使わない脳の部分を使って、頭が凝ったような感覚です。
事故を起こさない為に必要なことは?と、解説があり、何度も思いやりの心を持つことが大切だと、言っていました。
思いやりの心とは?
相手の人が、周囲を見ていないかもしれない、飛び出してくるかもしれない、と、想像することで、たとえ、自分が悪くなくても、想像してあげることということでした。
想像する。
簡単なようですが、なにか問題があったときには、この想像することがうまくできていなかったと言えるのかなと思いました。
想像するのは、何か新しいものを産み出す時だけではなく、生活のあらゆる場面で求められることだと思います。
社会で生きていくためには、この想像力が不可欠です。
では、どうやってこの想像力を養っていくのでしょうか?
まず一番に思い浮かぶのは読書でしょう。
本を読みながら、情景を想像する、人物の気持ちを想像する、話の展開を想像する、様々な想像ができます。
そして、音楽にも想像力が必要です。
ただ音を出せばいいのではなく、
音楽にも物語を想像させたり、感情を想像させたり、多角的にとらえることが可能です。
どんなに小さな曲でも、想像力を膨らませることができます。
社会で生きていくために、絶対に必要な想像力を楽しみながら養うことができれば、自然と相手を思いやる心も育っていくでしょう。
思いやりの心を持ちなさい!と言われても、普段から想像することができていなければ難しいと思うのです。
今日は、思いがけないところで、想像力の話になり、音楽の果たせる役割は多岐にわたるなと、改めて感じた一日でした。
2022年04月07日(木) │ ブログ
発表会のテーマは?
およそ3週間後に迫った発表会に向けて、レッスンもラストスパートといった雰囲気になってきました。
曲はだいぶ仕上がってきたので、
これからは舞台で弾くことを意識したレッスンになってきます。
どんなことをするのかというと、
歩き方、
お辞儀のしかた、
マイクを持って曲の説明をする、
そのときの話し方、
そうです、
ただ、ピアノを弾くだけではありません。
発表会はこれまでの練習の成果を披露する場でありますが、
私は、ただ弾くだけでなく、
与えられた10分という時間を
いかに自分でプロデュースするかを大事にしています。
この試みは昨年から始めました。
小学生にとって、舞台で10分演奏することは、精神的にも、体力的にもチャレンジです。
まして、演奏する前にマイクを持って、お客さんが興味を持って聴いてもらえるように、曲の説明や、聴いて欲しいところ、おもしろエピソードなどトークをすることは、大人でも苦手だなと感じる人は多いでしょう。
でも、それを敢えてやってもらうことに意味があると思っています。
今でもそうだと思いますが、
いかに自分をアピールできるか、ということは、これからの社会で生きていくためには必要なスキルでしょう。
10分の舞台を魅せる、聴かせる、そんな時間にするための努力は、ピアノに限らず必ず生きてくる力だと思います。
私は、ピアノを習うことで、自分の叶えたい夢を叶えるプロセスを習得できると考えています。
目標を達成するために、どんな行動をすればいいのか分かるからです。
どんなに気持ちは持っていても、それを表現しなければ誰にもなにも伝わりません。
トモ・サウンズの発表会は、
流れ作業的な演奏会ではなく、
それぞれが輝けるように、一人一人のやりたいことを尊重して、より輝けるようにするにはどうしたらいいかを一緒に考えて舞台を作り上げていきます。
きっと見応え・聞き応えのある一日になると期待しています。
セルフプロデュース。
これが発表会のテーマです。
2022年04月07日(木) │ ブログ