本番前の大事な練習とは?
発表会まであと10日となりました!
まだまだ私の準備は残っていて、
早めに取りかからないと!という感じです。
演奏の方は最終段階のレッスンに入りました。
曲にも慣れてきて、
舞台での演奏している姿をイメージしながら練習している頃です。
そうなると、楽譜を見る機会も減り、
気持ち良く弾けている分、注意力が散漫になることもあります。
どうなるかというと、
崩れてくる・・・時期でもあります。
演奏が崩れるって具体的にどういう状態かというと、
テンポが安定しない。
雑な感じになる。
手が勝手に弾いているような感じで、本人は上の空。
だいたい、このような感じになります。
本人としてはちゃんと弾けているつもりです。
そんなときはどうするかというと、
テンポをかなり落として弾きます。
集中していないと、次の音や、リズムが分からなくなる程です。
指が勝手に覚えているような状態では、ハッとしたときに何を弾いているのか?どこを弾いているのか分からなくなります。
そうして、集中することを思い出していきます。
このテンポを落とした練習は大変効果があります。
緊張したときに、
自分の心拍数に合わせて体は動くようにできているので、
心拍数が早くなったときに、指がはやく動いてしまっても、ちょうどよいテンポに聞こえるようにするには、普段からゆっくりのテンポでも練習する必要があります。
指に任せた演奏ではなく、
自分の頭でしっかりコントロールできるかどうか、が重要です。
それから、指が早く動いてしまった時のために、できる限り早いテンポで弾いてみることも大事です。
極度に緊張したときに自分では制御できないほど、早く指が動いてしまうことはたまにあります。それに驚いて、どうしよう~と戸惑っていると、次に弾くべき音が一瞬分からなくなることがあるからです。
そうなってもなんとか最後まで弾ききれるようにしておきます。
いつもちょうどよいテンポばかりで練習していると、本番特有の事態に対処できないので、本番前は普段の練習に加えたこのような練習が必要になります。
そこまで準備できていれば
当日も安心して舞台に望むことができるでしょう。
あと10日。
まだ10日ありますので、
しっかり準備したいですね。
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2022年04月19日(火) │ おすすめの練習方法