発表会で学ぶことは?
100回の練習より、1回の本番。
と、言われるように、
人前で演奏することは多くの学びがあります。
緊張感をもって取り組んだときの集中力は、可能性を大きく広げてくれます。
演奏に関してはもちろんですが、
発表会では演奏以外にも学ぶことがたくさんあります。
演奏会はどうやって開催されるのか。
会場に行って、ただ弾くだけでは分からないかもしれませんが、
舞台に上がるためには、
舞台を見守ってくれるスタッフの存在が欠かせません。
照明や音響設備を整えてくださるスタッフの方、プログラムを把握してタイミングなどを見てくれます。
ピアノの場合は、調律師さんの存在も大切です。
その日の天気や気温、湿度、プログラムの内容を考慮して調整をしてくれます。
そして、お客さんの存在です。
お客さんが聞いてくれるからこそ、緊張感をもって取り組めるし、温かく応援してもらえていることが分かると、勇気も沸いてきます。
普段の練習では技術の習得ばかりに気が向いてしまいますが、演奏会をひとつ開くには大勢の協力を得なければできません。
そして、発表会で学ぶことのもうひとつは、舞台上でのマナーです。
ステージの袖からピアノまでの歩き方。
お辞儀の仕方。
MCの仕方。
曲間の所作。
全てに神経を注ぐことで、演奏がより良くなります。
大抵、袖からピアノまで歩く姿勢で、どのくらい弾けそうか・・・というのは、なんとなく分かるような気がしませんか?
演奏が仕上がってきたので、
今は、お辞儀の仕方やMCの方法など、演奏以外のポイントを押さえて、本番の流れを掴む練習をしています。
初めての場所での発表会ですが、いかに事前にリアルなイメージをもってもらえるかも大事です。
今度の日曜日はスタジオを借りて、衣装も用意できる人には着てもらい、レッスンをする予定です。
きっと、みんな緊張するだろうなぁ。
本番までにいかに緊張感をもって弾く環境を作るかを大事にしています。
あともう少しだから、楽しい1日になるように、みんなで頑張りましょう!
★ピアノサロン・ドルチェ 30回記念開催!
5月15日(日)
馬宮コミュニティーセンター
多目的ホール
午後1時30分スタート。
定員は100名完全予約制です。
このHPのお問い合わせフォームからのお申し込みできます。
お申し込みお待ちしております。
2022年04月14日(木) │ ブログ