トップへ戻る

> 2021年 > 4月

月別アーカイブ

月別アーカイブ

着々と進んでいます。

プログラムが完成しました。

 

名前を打ち込み、

曲名を打ち込み、

作曲者を確認し、

レイアウトを整えて、

間違いがないか確認し、

印刷してみたら

細かい間違いがあって、

ようやくようやく

印刷できるところまできました。

 

そして、

ちょっと楽をして、

家にある紙で印刷しようとしたけれど、

薄すぎて裏の字が見えてしまう・・・

これじゃー資料みたいなプログラム・・・

 

厚みのある紙を午前中に買いに行きました。

 

サンプルの紙も確認して、

買ったはずなのに・・・

まだ薄い紙でした。

左側が薄い方。

字が透けて見えますね。

迷いました。

せっかく買ってきたし、

これで仕上げちゃおうかなぁー

でも、裏の字が透けてる。

プログラムっぽくない

せっかくの発表会だから

やっぱり妥協したくない!

 

ということで、

また買いに行きました。

今度こそ間違えないように、

何度も確認をして

急いで家に帰って印刷。

 

やっぱりこれだ!(右)

裏の字も透けずに、

きれいに色もでている。

時間はロスしたけれど、

妥協しないで良かった。

 

皆頑張って練習している発表会だから、

良い思い出になるようにしたい。

 

プログラムの他にも、

今回は各自が書いたプログラムノートも作成しています。

これの印刷ももう少し。

 

プリンターの機嫌が悪くならないように、少しずつ少しずつ進めていきます。

 

日曜日は天気がちょっと心配ですね・・・

うまく弾けないところは何が問題か?

いつも間違えてしまう、

いつもうまく指が回らない、

弾きづらいところがある、

 

ちょっと長い曲になってくると、

必ず苦手な部分がでてきますよね。

 

そういう箇所には、必ず共通の原因があります。

 

指使いが不自然か、

その直前の箇所に問題があるか、

この二つです。

 

指使いを楽譜通りに弾くことに嫌悪感がある人は多いと思います。

譜読みの段階で、指使いまで丁寧に見れる子はとても少ないです。

やはり、早く音を出したい、

なんとなくでも良いから弾きたいと思う気持ちは、とても共感できます。

 

早く弾きたいなら、なおさら指使いには慎重になるべきです。

不自然な指使いのまま弾いていると、

正しい指使いに直すのに相当な時間がかかります。自分がしっかり指使いを意識していない場合は、なかなか直りません。

だんだんとテクニックも難しくなってくるので、最初のうちから正しい指使いを使うこともを当たり前にすることがとても大事です。

 

楽譜に書かれている指使いは、

一番合理的で、スムーズに弾くために考え抜かれた方法です。

長年考えられた結果が楽譜に書いてあるわけですから、それを使わずにスムーズに弾く方法は、逆に難しいのです。

ここは素直に指示通りに弾いてみましょう。

時々、その指ではかえって弾きづらいなということもあります。そのときは、自分に合った指使いを考えます。

 

不自然な指使いで弾いていると、

正確なリズムにならなかったり、

粒が揃わないということが起こります。

すると、フレーズの最後まで弾ききることができずに、次のフレーズに入る準備が整わず、前のめりな状態で次に行くことになり、つまずく原因となります。

 

そういう箇所で間違えが起こりやすくなります。間違えた場所だけ練習すればすぐにできるようになるのに、通して弾くと間違えてしまう箇所は、繋がりを練習する必要があります。

 

繋がりがうまくいかないのは、その直前に問題があるからです。

最後の音までしっかり聞いていないときに、次がうまくいかないことが多いです。

 

フレーズの最後があやふやになり、

指は動かしているけれど、音がはっきりしない、はっきりしないということは、耳でとらえていないことになります。

 

まずは、その箇所で聞こえてくるべき音がしっかりと聞こえるまでテンポを落とします。耳でとらえられていると、指の動きがしっかり、はっきりするので、指の形が決まります。

 

それから少しずつテンポを戻していくと、だんだん弾けるようになってきます。

 

最後の音まで聞くとなると、少しテンポを遅くする必要がある場合がありますが、そのテンポの揺れは、音楽的に必要な”間”になることもあるので、聞いている方としては、自然な流れに聞こえてきます。

 

弾いているときの感覚と、

客観的に聞いている時の感覚では

やや違う印象になることもありますが、

そのギャップになれてくると、

ホールでの演奏でもいかされてきます。

 

どのぐらいのテンポの揺れがちょうどよいのか分かってくると、フレーズの繋がりもよくなってくるし、落ち着いて弾くことができるようになります。

 

どうしても間違えてしまうところが決まっているというところは、

 

指使いと、

その直前の箇所に注目して

ゆっくり練習してみましょう。

 

あっという間に弾けるようになると思います!

 

 

あとで・・・より、すぐ!

あとでやろうと思ったことって

結局やらないことが多くありませんか?

 

今すぐ出来ることなのに、

先延ばしにしてしまって

気になりながらも

あとでいっかーとなり、

結局いつまでも出来ないままでいる。

 

メールの返信などもそうです。

メールを読んだときに、返信すればすぐ終わるのに、

あとで返信しようとして、

そのまま時間が経ってしまって

慌てて返信することもしばしばです。

やっぱりあのときすぐ返信すればよかった。と後悔します。

 

だから、なるべく思い立ったときに

すぐやるようにしています。

 

気分がのらないと出来ないこともありますが、気分がのってくるまでやらずに待つよりも、やりながらの方がやる気がでてくることがあります。

 

ピアノの練習も同じで、

億劫に感じる日もあります。

 

だからといって、やる気になるのをじっと待っていてもやる気は湧いてきません。

億劫ながらも、ピアノの前に座り、少しずつ指ならしをしていくうちに、だんだんといつもの練習モードになっていきます。

 

練習が習慣化してくれば

自然とピアノに向かうことが出来ます。

 

今回の発表会の練習で、

普段よりもたくさんピアノを練習していると思います。

ちょっと難しい挑戦の曲を弾く子も多くいます。しかし、だから積極的に練習できているというのもあります。

いつもそのぐらい練習していたら、今弾いているような難しい曲も弾けるようになるし、それが続けられたら来年の今ごろは、どれだけ成長できているでしょうか?

 

想像しただけでワクワクしてきませんか?

 

憧れていた曲が弾ける日もそう遠くないでしょう。

 

今回、これまでいかに努力が足りなかったかを実感しているという子がいました。

集中して練習したら、難しいと思っていた曲がすらすら弾けるようになった!と喜んでいました。

 

ピアノが弾けるようになりたい。

とは思っていても、練習しなければ弾けるようになりません。

反対に、練習すれば誰でもできるようになるのです。

弾けるようになりたいと思って、

次の日起きたら、

びっくりするほど弾けるようになった。

なんてことはありません。

 

練習した分、ちゃんとできるようになります。

 

毎日の練習したほうが良いとは、なんとなく分かっていたけれど、億劫で、練習を後回しにしていた。でも、

すぐやる!と決めて続けたら本当にできるようになった。

 

こういう積み重ねをすることが自信にも繋がりますね。

何もせずに自己肯定感を高めるのは難しいでしょう。

 

 

 

前回の発表会からの成長を感じて、すでに感動しています。

 

前回の発表会は3年前。

もうそんなに経ってしまったのか!

そのとき、発表会後に思い出ファイルを作りました。

今日、改めて見返してみたら

皆、小さくて可愛らしくて、

こんなに小さかったの?とびっくり。

それに、今弾いている曲と比べたら

驚くほどの成長を見せてくれている子がほとんどで、

頑張ってくれたなぁーと

まだ本番前ですが、感動しています。

 

実は、この頃から路線を変更しました。

将来、趣味で楽しむにしても

ある程度の力を付けていないと楽しめないと思い直し、

しっかりとテクニックや表現力をつけられるように、基礎を徹底することと、自分から練習を進んでできるようにすることを目標としてきました。

 

大人がこのくらいで良いと上限を決めるのではなく、

無限の可能性を信じて、より高いところを目指すことで、子どもたちは驚くほどの成長を見せてくれます。

 

まさに、そんな姿を今回の発表会では見せてくれるのではないかと、期待しています。

 

聴きにきてくれるお客様のために

発表会に向けて全員が数ヵ月にわたり努力を続けてきました。

ゴールがもうすぐ見えています。

あと一週間。

 

演奏はもちろんのこと、

舞台上でのマナーなども学ぶ機会です。

 

今回はMCも自分でやることになるので、

ただ弾くだけの発表会とは大きく違い、

準備することもたくさんあります。

 

発表会なのに、どうしてそこまでやるの?できるところまでで良いじゃない!と声が聞こえてきそうですが、

 

私は、舞台に上がる以上は、

子どもだろうと、大人だろうと、

素人だろうと、プロはもちろんですが、

聴いてくださるお客様に、

最高の演奏を披露する!をモットーとしています。

 

今回は家族のみの入場ですが、

通常ですと、お友だちに来てもらったり、おじいちゃん、おばあちゃんに来てもらったり、たくさんの人に足を運んでもらうことになります。

 

発表会というと、たいてい一日かかりますよね。

開演に間に合うように朝早くから準備し、

お花なども用意してくださる方もいるし、

お土産を用意してくださっている方もいますね。

大事な時間を自分のために使ってくれます。そして、音楽を聴いて、

 

あー、今日は良い時間を過ごせたな。

来て良かったな。

 

と、思ってもらうことが第一の目標です。

 

せっかく一日使って発表会に来たのに、

演奏はいまいちだし、

つまらない、

他の用事を入れればよかった。

 

なんてことになったら、

せっかくの一日がお互いに悲しい時間になってしまいます。

 

この日のために準備してきたことが

無駄に思えてしまいますね。

 

だからこそ、

たとえ発表会であっても、

舞台に上がる以上は、最高のパフォーマンスができるように最大の努力をして欲しいと思っています。

 

そう考えると、

自ずと、どんな演奏をしたら良いのか分かるし、

ふざけた面白さは、見ている方にはなにも伝わりません。

 

もし、音の間違いなどがあっても、

一生懸命に取り組んでいる姿には

感動があります。

そうやって真剣に取り組むからこそ、

勇気や希望を聴いている人に伝えることができるのだと思います。

 

あと一週間、まだまだ伸びます。

可能性は無限です。

ここまでで良いという音楽的なゴールはなかなか見つからないものです。

でも、その道を一生懸命進むことに意義があります。

 

ぜひ、聴いてくださるお客様の気持ちになって演奏を振り返ってみましょう。

こでまでの努力を振り返ってみましょう。

 

もし自分がお客さんだったら、

行ってみたいな、

聴いてみたいな、と

思えるような努力が出来ていますか?

 

まだ一週間あります。

出来ることはたくさんあります。

自信をもって本番に望むためにも、

あと一週間、楽譜をよく見直して、

見落としている部分がないかどうか

最後の確認をしましょう。