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本番前の大事な練習とは?

発表会まであと10日となりました!

 

まだまだ私の準備は残っていて、

早めに取りかからないと!という感じです。

 

演奏の方は最終段階のレッスンに入りました。

 

曲にも慣れてきて、

舞台での演奏している姿をイメージしながら練習している頃です。

 

そうなると、楽譜を見る機会も減り、

気持ち良く弾けている分、注意力が散漫になることもあります。

どうなるかというと、

崩れてくる・・・時期でもあります。

 

演奏が崩れるって具体的にどういう状態かというと、

テンポが安定しない。

雑な感じになる。

手が勝手に弾いているような感じで、本人は上の空。

 

だいたい、このような感じになります。

 

本人としてはちゃんと弾けているつもりです。

 

そんなときはどうするかというと、

テンポをかなり落として弾きます。

集中していないと、次の音や、リズムが分からなくなる程です。

指が勝手に覚えているような状態では、ハッとしたときに何を弾いているのか?どこを弾いているのか分からなくなります。

 

そうして、集中することを思い出していきます。

 

このテンポを落とした練習は大変効果があります。

 

緊張したときに、

自分の心拍数に合わせて体は動くようにできているので、

心拍数が早くなったときに、指がはやく動いてしまっても、ちょうどよいテンポに聞こえるようにするには、普段からゆっくりのテンポでも練習する必要があります。

 

指に任せた演奏ではなく、

自分の頭でしっかりコントロールできるかどうか、が重要です。

 

それから、指が早く動いてしまった時のために、できる限り早いテンポで弾いてみることも大事です。

 

極度に緊張したときに自分では制御できないほど、早く指が動いてしまうことはたまにあります。それに驚いて、どうしよう~と戸惑っていると、次に弾くべき音が一瞬分からなくなることがあるからです。

 

そうなってもなんとか最後まで弾ききれるようにしておきます。

 

いつもちょうどよいテンポばかりで練習していると、本番特有の事態に対処できないので、本番前は普段の練習に加えたこのような練習が必要になります。

 

そこまで準備できていれば

当日も安心して舞台に望むことができるでしょう。

 

あと10日。

まだ10日ありますので、

しっかり準備したいですね。

 

 

★ピアノサロン・ドルチェ30回記念開催!

5月15日(日)

馬宮コミュニティーセンター 多目的ホールで開催。

ベビーカーのまま入場することができます。
午後1時30分スタート。

定員は100名完全予約制です。
チケット¥1900(未就学児は無料です)

お申し込みはinfo@tomo-sounds.comまで

このHPのお問い合わせフォームからのお申し込みできます

どこにピアノを置いていますか?

今日も4月とは思えないような肌寒い一日でした。

はやくすっきりと晴れた春を感じたいですね。

 

さて、新年度が始まり、

新しい習い事として、ピアノを始めた方もいらっしゃるでしょう。

ピアノを習うには、おうちでの練習が必須ですので、楽器を購入した方も多いとおもいます。

 

先日、体験レッスンに来てくれた中学生が、その足で電子ピアノを買いに行ったという話を聞いて、とても嬉しかったです。

 

ピアノを習うには、生のピアノが一番理想的ですが、住宅事情でやむ終えず電子ピアノという選択をするのも、仕方がないことです。

 

そこで問題なのは、

おうちのどこにピアノを置くか?ということです。

 

小さいうちは、お母さんと一緒に練習することも多いでしょう。

ですから、個室の子供部屋に置くことは無いかもしれません。

 

しかし、少し大きくなってくると、練習を聞かれるのが嫌という気持ちになってきます。そのときにどうするか?ということです。

 

なるべく練習している様子が分かる場所に置いてください。

 

聞かれたくないから、という理由で、子供の意見を尊重してしまうと、練習の質が悪くなる傾向があります。

 

電子ピアノの場合、イヤホンを付けてしまうと、何を弾いているのかも分からなくなります。

せめて姿は見えるような場所に置くのがいいでしょう。

 

これまでの傾向を見てみると、

個室で練習している子はあまり続いていないような気がします。

おうちの人が練習しているのを聞いていないという子も、なかなか思うようにレッスンが進みません。

低学年ぐらいまでは、

一人で練習するのはとても難しいでしょう。

 

お母さんが先生のようにレッスンをする必要はありませんが、

先生が言っていたことを思い出してあげたり、隣で聞いているだけでも良いですね。時々励ましてあげて欲しいです。

自分で練習できるようになってくるのは、高学年になってからです。

 

お母さんは分からないから~

と子供に任せっぱなしにせずに、関心をもってあげて欲しいです。

 

家族の励ましをたくさん受けている子はできるようになるスピードが早いと感じます。

 

ぜひ、ピアノの配置を決めるときに参考にしてください!

 

 

リハーサルレッスン終了

有意義な本番にするためには、

入念なリハーサルが必要です。

本番前に、本番と同じ会場でリハーサルをするのが理想的ですが、

ホールを確保するのが難しい場合もあります。

 

そこで、今日は、本番と同じメーカーのピアノが弾けるスタジオを借りて、1日リハーサル&レッスンをしました。

 

メーカーによって弾き具合はかなり違うので、できるだけたくさん弾きたいですね。

 

浦和に昨年、オープンしたばかりの、アトリエMのスタジオです。

 

ピアノの本番では、弾くことばかりに気持ちが集中しがちですが、

普段着なれていないドレスを着たときの所作などにも気を配る必要があります。

 

歩き方は重要です。

ピアノのまで歩いている姿を見るだけで、どのぐらい弾けそうかは分かります。

靴も履き慣れていないので、ぎこちない歩き方になることが多いです。

また、階段を上るときのドレスの掴みかた、あまりにもあげすぎて、足が丸見えになるのも避けたいポイントです。

 

お辞儀の仕方。

自分ではゆっくりやっているつもりでも、緊張すると早すぎる場合もあります。

 

そして、しっかり前を向けるかどうか。

下ばかり見てしまわないかどうか。

 

弾く前にもたくさん注意するポイントがあります。

 

そして、椅子に座るときのスカートの処理の仕方。

 

スカートが滑る素材の場合は、椅子に座ったときに違和感があることがあります。それでもいつものように弾きたいですよね。

 

おうちでの練習でも、本番のように衣装を着て、髪型も考えて、弾いてみるのはとても大切な練習です。

 

MCの練習もやることがたくさんあります。

はっきり滑舌よくしゃべることを教えてもらう機会はあまりないですね。

ボソボソしゃべっても注意されないことが多いです。

 

しかし、お客さんに自分のことを知ってもらうためには、恥ずかしくても勇気をだす必要があります。

 

現代は、スマホの画面で、一瞬のイメージで見たいか、見たくないかを判断されます。

そんな中、10分も自分に注目してくれるという環境はそれだけでも珍しい機会なのではないか?と思います。

今後さらに貴重な経験になるでしょう。

 

そこまできて、ようやく演奏に入りますが、やはり、環境が変わると緊張しますね。

 

いつも良くできていたのに、なぜかうまくいかない。

間違えたことなかった場所で音を間違えてしまった。

テンポが早くなってしまう。

分からなくなってしまう。

 

などなど、思いもよらないような事態がおこりやすくなります。

 

でも、それには全て原因があり、解決することができます。

 

本番まえの短い時間でのリハーサルでは、そこまでは対応できないので、事前のリハーサルの重要性がよく分かると思います。

 

本番は何度経験しても、緊張します。

自分が緊張したときに、どういう反応をするタイプなのか知ることで、緊張しても普段の力を発揮できるようになります。

 

リハーサルで衣装を着るのが面倒だから、、とそこで手を抜かずに、真摯にとりくんでこそ、いざ、本番では演奏に集中できるようになるのです。

 

経験をたくさん積む必要があるとは、こういうことですね。

 

今日は、とても有意義なリハーサルができたので、本番が楽しみです。

 

 

 

そこはいつまでに直りますか?

レッスンでは、常々

「失敗や間違いは多いにしてください!」と言っています。

 

それは、常にベストを尽くす、が前提です。

 

一生懸命、練習してきても、緊張すると失敗してしまう。間違えてしまう。

よくあることです。

 

が、いい加減な練習、例えば、ただ弾いているだけ、先生にレッスンで直してきてねと言われた箇所を直そうとせず、楽譜も見ずに最初から最後まで弾いただけ。

これは練習と言わず、

ただ弾いてきただけ。

全然弾かないよりはマシかもしれませんが、上達からはほど遠くなります。

むしろ、間違えたまま弾いているので、間違った癖が定着し、正しく直す方が難しくなってきます。

 

レッスンの度に、

音が違っているよ。

長さが足りないよ。

強弱がついていないよ。

 

と言われているのに、変化しない場合、

それでも言い続けるか、諦めるか、判断に迷うこともあります。

 

諦めることは、レッスンを受けている子に対して失礼にあたると思っているので、最終手段に出ます。

 

この箇所は、◯回注意されているけれど、それはいつ直りますか?

 

と、質問をします。

楽譜の書き込みは週ごとに色を変えて書いているので、色の数で、何回注意されているかが分かります。

 

そこまで言われると、さすがにマズイぞ、と思うのか、その場ですぐ直すことができます。

 

いかに、漫然とした気持ちで弾いているか、練習の質を改善する必要があるかが分かります。

 

レッスンの時には分かっていても、家に帰ってから忘れてしまっては意味がありません。

家での練習時間の方が長いので、

間違ったまま練習してしまうと、間違うことが上手になってしまいます。

 

しかし、自分の指は自分で動かしているんだ!という意識が芽生えると、自分でなんとかしようという気持ちになるようです。

 

指が動いちゃう。

 

よく子供たちがいう台詞ですが、

指を動かしているのは自分です。

自分で正しい場所に指を動かそうと思わない限り、どんなに先生が何回も言っても直りません。

 

指に支配されているんですか?

 

と質問すると、

違います!と、慌てて返事をする姿も可愛らしいのですが、

 

自分の思うように指を動かせるようになるために、基礎練習をします。その基礎をもとに曲を弾くので、基礎をおろそかにしていると、曲もなかなか弾けるようになりません。

 

基礎がしっかりできていると、

自信にも繋がり、緊張している場面でも落ち着いて対処することができます。

 

主体的な練習ができるするのが、レッスンの目的でもあります。

そうやって成果の出る練習ができるようになれば、どんどん楽しくなるでしょう。

 

よく、音楽を楽しんでもらいたい、ピアノを楽しく弾けるようになって欲しい、と願う親御さんは大勢いらっしゃると思いますが、

 

そもそも、音楽が楽しいとか、ピアノが楽しいってどういう風に考えていますか?

 

 

★ピアノサロン・ドルチェ 30回記念開催!

5月15日(日)

馬宮コミュニティーセンター 多目的ホールで開催。

午後1時30分スタート。

定員は100名完全予約制です。

チケット¥1900

お申し込みはinfo@tomo-sounds.comまで

このHPのお問い合わせフォームからのお申し込みできます。

ベビーカーのまま入場することができます。未就学児は無料です。

生活リズム

4月とは思えないような、寒い1日でした。

新学期が始まり1週間。

慣れてきましたか?

 

子供たちが新しい環境に慣れるのに時間がかかるように、

家にいる私にとっても、新しい生活リズムに慣れるのに時間がかかりそうです。

 

夫、娘、息子の家を出る時間が見事にずれていて、起きてくる時間が40分ぐらいずれています。

そうなると、朝食も3回、お弁当も3種類。

 

3人が出掛けてから、キッチンを見てみると、洗い物が山のようになっていて、愕然としました。

 

起きてから2時間半動きっぱなしだったのです。

 

ぐったりしてしまって、

たいていは午前中をピアノの練習時間に決めているのですが、疲れてしまってしばらくやる気が出ませんでした。

 

朝食の時間が3人ともバラバラですが、

用意するのは一回にしたい!

 

お弁当も、3人それぞれに合わせた内容になっていましたが、なるべく同じメニューにしてみたり、

常備菜をお弁当にも応用できるようなものを作ってみようと思いました。

 

体力に余裕をもってピアノに取り組まないと、集中力も持たないし、せっかく弾いても身につかないような感じです。

 

本番は近くなるのに、

生活リズムが整わないのは、焦りが出てきます。

 

なんとか改善して、

気持ちに余裕をもって取り組めるように工夫しないといけなませんね。