ピアノをどこに置いていますか?
ピアノを習い始めるとき、
どんなピアノライフをイメージしていますか?
大人になっても音楽を楽しめるって、良いですよね。
ピアノは、一人でも楽しめるし、
仲間と一緒に楽しめるし、
楽器が違う人同士でも、アンサンブルを通じて楽しむことができます。
身近に音楽がある生活は、
人生を豊かにしてくれます。
身近に音楽を楽しむには、
思い立った時に、すぐ楽器を演奏できる環境にあるのが理想的です。
どこか練習室を借りないと演奏できない、となると、前もって予定を立てて、移動して、決まった時間内に練習を終わらせなければならない。
そのような環境では、よっぽどのエネルギーがなければ、続けることが難しいでしょう。
お家に楽器が置けたとしても、
どこにあるかが重要です。
小さいお子さんの場合、
いつも家族の気配を感じられる場所にピアノがあると良いですね。
練習を習慣化するためにも、2・3年生ぐらいまでは、お母さんにも練習に付き添っていただきたいです。
先生のように教えるのではなく、
隣で一緒に聴いてあげてほしいのです。
「上手に弾けてきたね」
「前より良くなってる」
「難しそうなのに、頑張ってるね」
「もう少し頑張れそうだね」
などと、声をかけて励ましてあげてください。
だんだん慣れてきたら、近くで聴いているよ、という姿を見せてあげるだけでも良いのです。
誰かが聴いてくれている、と思うことが、練習の励みになります。
リビングなど、家族が集まる所にピアノがある場合、ほかの兄弟たちが、テレビをしたりゲームをしたり、音を出すと気になることもあると思いますので、ピアノの練習をしているときは、静かに過ごしてもらえるような工夫も必要でしょう。
完全に一人で練習ができるようになるのは、5・6年生になるころです。
最初、練習に付き合うのは、忙しいお母さんにとっては大変かもしれませんが、家族で音楽のある生活を送れることで、豊かな家族の時間を過ごせることにも繋がっていきますので、ぜひ長い目で見守ってあげてください。
(100日チャレンジ 3/100)
2024年01月04日(木) │ ブログ