鍵盤を見ないで弾けますか?
“ピアノを弾く”と、一口にいっても、
たくさんのプロセスがあります。
ひとつの音を出すにも、
楽譜の音を読む、
リズムを読む、
鍵盤の位置を確かめる、
どんな音色かをイメージする、
これが、次から次へと続くのと、
右と左を同時にするので、頭の中は大忙しです。
ピアノの練習につまずく原因としては、
1、楽譜を読むのが遅い、
そして、
2、鍵盤の位置を確認しないと分からない
この2点があげられます。
音符を読むのに時間がかかるのは、たくさん読むことで解決できますが、
せっかく音が読めても、その音がどこにあるのかが分からなければ、スムーズにメロディーを奏でられるようになるまでには、時間がかかりすぎてしまいます。
鍵盤を見なくても、手の感覚で位置が分かるようになるのが理想的です。
そのためには、どうしたらいいでしょうか?
できるだけ、普段から鍵盤を見ずに弾くことです。
最初は怖いかもしれませんが、目をつぶって弾いたり、遊び感覚で挑戦してみましょう。
それから、音を出すときには、必ずドレミを歌うようにすることです。
これはとても不思議ですが、
滑舌良く歌うと、指に脳からの指令が強く届くのか、音もはっきり出るようになります。
自信なさそうに、歌うと、やはり、音もひ弱で自信のない音になります。
指が意識を持っているかのように、動かせるようになると、鍵盤の位置を指の感覚でとらえられるようになってきます。
ぜひ、最初の段階から、鍵盤を見ずに弾くように心がけたいですね。
(100日チャレンジ 23/100)
2024年01月26日(金) │ おすすめの練習方法