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ファミリーコンサートとは?

2008年に教室を始めて、

毎年発表会ができるようになったのは、ここ数年です。

昨年は第10回目でした。

最初の年は、知り合いの先生に声をかけてもらい、合同での開催だったし、2年ぐらい間があいてしまうこともありました。

しかし、一番最初から大事にしていることは、“ファミリーコンサート”とタイトルをつけることです。

発表会とコンサートは何が違うのか?

発表会は、日頃の練習の成果を発表する場、

コンサートは、お客さんに音楽を楽しんでもらう場、

と、私は定義しています。

 

だから、会場に来て、弾くだけ、というのはしたくないのです。

私が経験した発表会は、ほとんどが行って、ただ弾くだけでした。

やる方もつまらないし、聞く方もつまらないのでは?とずっと感じていました。

 

せっかく音楽をやるのだから、やる方も、聞く方も楽しくしたい!

知らない子の演奏も、どうやったら興味をもって聞いてもらえるか、

子供たちにも、どういうところを聴いてもらいたいのか、

演奏の前には自分でMCもするし、

どういう想いで演奏をするのか、プログラムノートも書いてもらいます。

 

子供たち全員リトルピアニストとして、

音楽を奏でる以上は、お客さんに楽しんでもらえるような演奏をすることを目標としています。

 

真剣に音楽と向き合っている演奏は、たとえつたない演奏でも、感動するものです。その心構えが音に現れるところが、とても不思議だし、楽しいところです。

 

音を間違えることばかり気にしている子が多く見られますが、間違えることばかり気にして、縮こまった無味乾燥な演奏の方が問題なのです。

 

その子らしさ全開の、のびのびした演奏を目標にしましょう。

あと1ヶ月、ラストスパートがんばりましょう!

 

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卒業おめでとうございます。

本日、3月22日は小学校の卒業式でした。

 

おめでとうございます。

 

6年間は長いようで、あっという間ですよね。

あんなに小さくて可愛らしかった子供たちが立派に成長して、来月から中学生になるなんて・・・

 

卒業式は大事な節目の行事。

 

合唱の伴奏オーディションに挑戦し、合格したSちゃん。

立派に弾ききってくれたことと思います。

 

ピアノは、いろんな楽器とアンサンブルをすることも多く、ソロだけでなく、伴奏などもする機会も多いと思います。

 

伴奏ピアニストという肩書きもあるくらい、奥深いジャンルです。

地味で目立たないイメージがあるかもしれませんが、指揮者の役割もあり、音楽全体を俯瞰しなければなりません。

 

ですから、卒業式などの場で伴奏を弾ける経験はとても貴重ですね。

 

中学生になると、合唱コンクールなどもあります。

積極的に伴奏にも挑戦して、音楽を作り上げる醍醐味を体験してもらいたいです。

 

4月からの新しい生活が楽しみですね。

 

中学生になると、部活や勉強に忙しくなりますが、ぜひピアノも続けてもらいたいですね。

そのためにも、小学生までに、おんぷをすらすら読めるようにして、ある程度自由自在に指を動かせるようテクニックをつけましょう。

譜読みのスピードが鍵になります!

心身ともに成長してたこの時期だからこそ、ますます音楽を楽しめるようになってきますよ!

 

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ホールへ打ち合わせに行ってきました。

発表会が1ヶ月後に迫ってきました。

今日は、来週のホール練習の打ち合わせに行ってきました。

リハーサルというより、

ホール、ピアノに慣れるのがねらいです。

少しでも長く一人あたりの時間を長く取りたいところですが、それぞれの希望の時間が集中している時間帯も多く、20分が限界でした。

 

それでも、20分も弾けるのは長い方だと思います。

本番のリハーサルでは、長くて5~6分ぐらいです。

 

せっかく20分弾けるので、

ピアノの感触、音の広がり、聞こえかたなど、十分に味わって、感覚を掴んでもらいたいです。

 

ホールで演奏できることが、いかに特別かを体験できたら、緊張も楽しみに変わるでしょう。

 

ピアノもなかなか演奏できない、スタインウェイなので、楽器によって何が違うのかも知ると、いろんな種類のピアノを弾くのも楽しみになるハズです。

 

家では上手に弾けるのに・・・

先生のピアノだと弾きにくい・・・

 

と、レッスンで時々言う子がいますが、ピアノは自分の楽器を持ち歩くことができないので、目の前にあるピアノで、ベストを尽くすことが求められます。

舞台では一人なので、臨機応変に対応することも必要になってきます。

 

100回の練習より、

1回の本番

 

という言葉もあるように、

舞台で演奏することで、学べることがたくさんあります。

ぜひ、積極的に発表会に参加してほしですね。

 

来週の火曜日が楽しみです。

 

 

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ひらがなを読むようになるまで

ピアノだけでなく、音楽を楽しむには、

どうしても楽譜を読めるようになりたいですね。

耳コピでなんとかなるアーティストもいるようですが、楽譜が読めるようになると、聞いたことがない、知らなかった曲も演奏できるようになるし、

楽譜を共有することで、他の楽器の人とのアンサンブルも楽しめるようになります。

ピアノも長く続けていくためには、やはり楽譜を読む、この読譜をいかに速くできるようにするかが鍵となります。

 

目安は、

ひらがなを読むように、音符を読めるようになる。

 

です。

 

私たちは、ひらがな、片仮名、漢字をすらすら読めるようになるまで、学校、家で繰り返し練習します。

その読めるようになった文字数は、いったいいくつぐらいになるでしょうか?

ひらがなが50音ですから、ひらがなと片仮名だけで100音あります。

それに漢字が加わるし、英語も勉強しますね。

相当な数です。

 

音楽を自分の言葉とするためにも、すらすらと読めるようになるのが理想的です。

どのくらいの数の音符が読めるようになると良いと思いますか?

ピアノの鍵盤は白鍵・黒鍵合わせても全部で88鍵しかありません。しかし、ピアノは楽器の王様と言われているように、楽器のなかでは一番数が多いのです。

 

ひらがなや片仮名を読むより少ない数だと分かると、なんだそれだけか?と感じませんか?

 

最初のうちは、せいぜい30個ぐらいの音符が読めるようになれば、かなりの曲が弾けるようになります。

 

ただ、音符の場合は、長さやリズムなどがありますから、その読み方も覚えないといけませんが、テキストを最初から丁寧にやっていれば、そんなに難しいことではありません。

 

ひらがなや片仮名を覚えたときに、どうやって練習したかを思い出してください。

音符も同じです。

 

毎日、赤ちゃんに言葉を話しかけてあげたように、ピアノの音も聞いてください。

ピアノの音に耳を慣れさせてあげてください。ただ音符を読むだけでは、演奏には活かせません。

ひとつひとつの音符が繋がって、はじめてメロディーとなり、音楽になります。

 

言葉も同じですね。

“り”、“ん”、“ご”

それぞれひとつひとつのひらがなが読めても、

 

りんご、

と、繋がらなければ、りんごとしての意味をなさないし、伝わる言葉にはなりません。

 

このようにひらがなが読めるようになるまでには、何回も何回も繰り返し、読んで書いて練習したと思います。

 

音符も、書いたり、読んだり繰り返しすることで、覚えていきます。

 

一度覚えて読めるようになったら、譜読みが楽になり、あとはどんどん好きな曲が演奏できるようになりますよ。

 

 

 

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発表会に向けて、ゆっくり練習しましょう

発表会まで約1ヶ月。

 

のんびりしていた子も、ようやくお尻に火が着いたように、表情が真剣になってきました。

 

さて、本番で落ち着いて演奏するためには、どんな練習が必要でしょうか?

 

本番になると、いつものように弾けない、とお悩みの方いらっしゃいますか?

 

おそらく、99.9%の人が手を挙げるのではないでしょうか?

私も同じです。

 

人前で演奏するのは、緊張しますよね。

緊張すると、どうなりますか?

心臓がドキドキして、足もガタガタふるえてくる。

いつもより、ものすごいスピードになってしまう。

途中で、頭が真っ白になってしまい、次が分からなくなる。

いつも弾けるところが弾けなくなってしまう。

 

ざっとあげただけでも、これだけのことが起こります。

実際に、私が本番で体験したことです。

 

思い出すだけでもドキドキしてきます・・・

 

緊張することは、良いことだと思います。より良い演奏がしたいから、上手に演奏したいから緊張するからです。

逆に、全く緊張しないという状況は、ちょっと心配になります。

だから、緊張を止めるというよりは、緊張しても、思いどおりの演奏ができるように、自分をコントロールできるようにする練習が必要です。

 

緊張すると、心臓がドキドキしますね。これは心拍数が上がるということです。

心拍数が上がっているから、いつもより演奏も速くなってしまうのです。

 

普段の心拍数でちょうどよい速さで演奏している、ということは、心拍数が速くなると、自然に身体が反応して、速い心拍数に合わせていつものように動いているのです。

だから、身体としては、自然な反応ですが、意識としては、音楽のテンポが速くなり、弾いたことのない速さで指を動かさなければならなくなるから、いつも上手に弾けるところで間違えてしまったり、

覚えていたはずなのに、ハッとした瞬間に忘れてしまったり、想定外のことが起こります。

 

対策としては、

とにかくゆっくり練習すること。

ちょっとぐらいではなく、とてつもなくゆっくり弾くこと。

 

ゆっくり弾くと、虫眼鏡で拡大して音楽をみているような感覚になります。

すると、指が覚えていて、流れで覚えているような箇所が、拡大されて、しっかり意識しないと分からなくなります。

 

身体・指で覚えることも大事ですが、しっかりと意識して、自発的にコントロールできていないと、想定外のことが起こったときに対処出来なくなります。

 

弾けるようになると、部分練習などが億劫に感じられますが、必ず部分練習をしましょう。

通して弾くのは、1日2回までが理想的でしょう。

 

ゆっくり練習したら、

次は、自分の指が動かすことの出来る最大のスピードでも練習します。

万が一、テンポが速くなりすぎてしまっても、コントロールできるようにします。

 

それを暗譜ですべてできるようになると、本番で緊張しても、落ち着いて対処できるようになるでしょう。

 

本番を控えている方は、

是非、ゆっくりの練習を取り入れてみてください。

必ず、本番で落ち着いて演奏できるようになりますよ。

 

 

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