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お母さんも音楽を楽しんでますか?

ピアノの上達には、毎日の練習が欠かせませんが、もうひとつ、欠かせない大事なものは、

家族の励ましです。

特に、お母さんからの励ましは、子供たちにとって大きな力になります。

お母さんが、先生のようにお家で教えるということではありません。

ピアノが弾けなくてはいけないということでもありません。

 

今、レッスンでどんな曲をやっているのか?

今日のレッスンはどうだったか?

この前弾いていた曲が好きだな、とか、

また聞きたいな、とか、

お子さんの音楽に興味関心を寄せている、ということがとても大事だなと感じます。

 

子供のやる気にムラがあるのは当然です。そんなとき、どうやって励ますか、

いろんなパターンがあると良いでしょう。

 

「練習しないなら、やめなさい!」

だけは、絶対に言わないでくださいね。

言われた方はかなりショックです

 

どうやったら、練習する気持ちになれるか、お母さん自身だったらどうだろう?と考えてほしいのです。

たまに料理をしたくない日もありますよね。そんなとき、料理したくないなら、お母さんやめなさい!なんて言われたくないですよね。

心を込めて料理したのに、何の反応も無いのも嫌ですよね。

どう?と聞く前に、

美味しい言ってもらえたら嬉しい。

お子さんだって同じです。

 

一生懸命弾いて、何の反応も無かったら、寂しい気持ちになるだろうし、

一生懸命練習しても、全然聞いてなかった、というのも寂しいし。

自分のピアノに関心が無い、と分かることが一番辛いと思います。

 

音楽は世界共通語とも言われていますが、

音楽を習得するプロセスは、言葉を習得するプロセスと同じではないかと考えています。

 

赤ちゃんは、お母さんや身近な人にたくさん話しかけてもらうことで、言葉を覚えていきます。

音楽も同じで、たくさん音楽を聞くことから始まります。

赤ちゃんが少しずつ言葉を覚えていくとき、赤ちゃんが発した言葉が、なにか分からなくても、一生懸命大人たちは耳を傾け、返事・リアクションをします。そのプロセスを経ていくことで、安心して言葉を話すようになっていきます。

音楽も同じです。

最初はつたない演奏でも、一生懸命耳を傾け、リアクションをしてあげることで、少しずつ自信をもって演奏できるようになっていきます。

 

やはり、身近な人、お母さんが興味関心をもって、楽しんでいる家庭のお子さんの演奏はのびのびしていて、積極性に溢れているなという印象を受けます。

お父さんにも興味関心をもっていただきたいのですが、お父さんの場合、どうリアクションしたらいいか分からない方も多そうですね。

時には、家族でコンサートに出掛けたり、毎日の生活のなかに音楽を積極的に取り入れて楽しんでくださいね。

大人たちが楽しむ姿を見ると、子供たちも興味が沸いて、やりたくなってきますよ!

 

(100日チャレンジ 32/100)

 

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