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いつのまにかに増えているもの

卒業シーズンを迎え、

バタバタと新年度の準備も始まりますね。

 

家のなかを見渡してみると、

学校からの書類や郵便物などがたまっています。

子どもたちも学校で使っていたファイルなどを持ち帰り、プリント類もたくさん。

 

ちょっとした置物などもたまっていたり、細々したものもいつの間にか増えていたり、毎日見えているはずですが、無意識に見ないようにしているのでしょうか?

 

急に、そんなことが気になり出し、手の届く範囲から整理を始めようかという気になりました。

 

そして、捨てられないもののひとつに、伴奏などでコピーをした楽譜類です。

この一年コンサートはほぼゼロだったので、プリントした楽譜がたまりませんでした。ファイルにまとめてある楽譜が大量にしまってあります。これらをどうするのかは本当に悩ましい・・・

 

学生時代に、パイプオルガンを副科で履修していたときに、先生から、

 

楽譜は貴重品だよ。

世界遺産といってもいいだろう。

 

といわれ、なるほどと納得。

時代を越えて、国も越えて、楽譜を見れば音楽を奏でることができ、作曲家の考えも読み取れるわけだから、すごいことだと思いました。

それから楽譜が捨てられなくなりました。

もちろん、それまで使っていた楽譜も全部取ってあるので、本棚はぎっしり詰まっています。

 

そして、楽譜もどんどん増えてしまいます。

なかなか整理するのは難しそうですが、

本やCDなどからやってみようかなと思っています。そこまでたどり着くのはいつになることやらですが・・・

 

生活品を整理するのでだいぶ時間がかかりそうです。

 

新年度は新たな気持ちでスタートできるようにしたいですね。

 

 

持久力も必要

子どもの頃の発表会で、

ソナチネやソナタを1楽章から3楽章まで弾いた経験のある方はどのくらいいるのでしょうか?

 

私は一度も弾いたことがありませんでした。

 

大学院の試験で初めて弾いたぐらいです。

 

その後は様々なコンサートを経験してきましたが、ソナタを全楽章弾いたのはリサイタルぐらいです。

 

ソナタを全曲弾くと、最低でも20分はかかるので、出演者が多いコンサートでは弾けませんし、幅広い年代やクラシックにあまり馴染みの無いお客様が多いコンサートでは、長い曲は嫌煙されます。

 

今回の発表会で持ち時間15分というのは、通常の発表会からすると、そうとう長い時間になります。

 

譜読みも済んで、そろそろ音楽的な仕上げをしていく時期なのですが、

ここにきて、集中力を持続させるのと同時に、筋力の持久力も必要だと改めて気づかされました。

 

短い曲を集中する力はだいぶ付いて、演奏にも適度な緊張感と集中力がついてきました。

 

5分ぐらいの曲を最後まで弾いてもらったら、だんだん体力的に疲れているのかな?という感じ。

聞いてみると、やっぱり疲れてきて、指の動きが鈍くなってきたようでした。

 

そっかー。

それを聞いて思い出したのは、

自分が子どもの頃、エチュード(練習曲)を弾いていて、腕が疲れてきたけれど、途中でやめるわけにもいかず、腕が固くなりながらも弾いていた記憶です。

特にエチュードではひとつのテクニックに特化している曲なので、同じような動きを繰り返すために、腕も疲れやすくなります。

最初は疲れやすくても、練習しているうちに、力を抜く部分のコツが分かってきて、最後まで楽に弾けるようになっていきます。

 

マラソンでも同じですよね。

普段長距離を走っていなければ、最初は足が痛くなったり、呼吸が苦しく、途中でやめたくなります。しかし、何回かやっていくうちに筋肉痛もならなくなったり、なんとか最後まで走りきれるようになりますよね。

走るための筋力が必要なように、

ピアノにも長時間演奏に耐えるための筋力が必要です。

 

そのことを忘れていました。

 

一昨年ぐらいから、ハノンにも力をいれていて、曲の練習を始める前の基礎練習を習慣化できるようにしていますが、そこに持久力のための練習をする必要がでてきました。

 

どうするかというと、

課題をまとめて弾き続けてもらいます。

例えば、私は久しぶりにピアノの練習を入念にしたいときは、ハノンの1番から20番までノンストップで続けて弾きます。最初は一音一音確実にゆっくり、指の動きを確認しながら弾き、少しずつテンポをあげていきます。そうはいっても、あまり早すぎても意味がないので、適度なテンポです。

 

そしてスケールを全調

 

それからバッハの2声と3声を半分ぐらいずつ弾いて、

ショパンのエチュードといった順番です。

 

少しずつ難易度をあげて、ゆっくり指を温める感覚です。

 

そこまでで一時間弱。

そこから練習を始めます。

 

本番当日は、朝早くから準備をして、会場へ移動し、リハーサルも慌ただしい中で、お友だちとの時間も楽しくなりすぎて騒いでしまったり、自分の順番が来るまでじっと待っていることも多く、

正直、自分の出番が来るまでに疲れてしまうことも考えられます。

最高のコンディションとタイミングで出番が来ればそれに越したことはありませんが、そういうことは希だと思っているぐらいでちょうど良いのかもしれません。

 

だから疲れているときにどのくらいの力が出せるかというのも、練習の時に考えておくと良いですね。

自分が疲れているときにどんなハプニングが想定されるのか?そんなときどう対処すればいいのか、

 

100回の練習より、1回の本番。

 

といわれるのは、

ピアノが上達するのはもちろんですが、

臨機応変な判断力や決断力なども必要になるからですね。もし持久力がなかったら、的確な判断や決断はできませんね。

 

ますますピアノって奥が深いと感じます。

 

 

発表会に向けて・・・

4月の発表会に向けて準備を進めています。

 

ホールでの開催は久しぶりなので、どんな準備が必要だったのか、思い出しながらやっています。

 

ホールで開催の場合、ホールのスタッフの方との打ち合わせがあるので、それまでに全体の流れを決め、資料を作ります。

 

ようやく皆が演奏する曲目が決定してきたので、その内容を考慮し、順番を決めています。

↓名前を書いた付箋を用意して、あーでもない、こーでもないと並べかえながら決めています

今回は一人の持ち時間が長いため、長丁場の本番になります。どこで休憩を入れるのか、それで時間内に終わるのか、などなど。

 

順番を決めたらプログラムの作成です。

 

打ち合わせの資料は事務的でOKですが、当日のプログラムはそういうわけにはいきませんよね😓デザインをどうしようか・・・少ない枚数で印刷できるように大きさなども考えて・・・・

 

今回のテーマは”セルフ・プロデュース”

プログラムもオリジナリティを出してもらいたいので、プログラムノートを書いてもらう予定です。

まだ皆には発表してませんが😁

一枚の紙に、演奏する曲目のイメージや説明など自由に文章や絵でも表現してもらいます。

レッスンでは曲のイメージを具体的に考えてもらっている子がほとんどなので、せっかくだから皆で共有できるようにしたら、お友だちの演奏も印象に残りやすくなりますよね。

 

本番当日は、自分のことで精一杯ですが、皆、それまで一生懸命練習してきたのに、他の子の演奏が印象に残らないなんて、そんな残念なことはないので、皆で盛り上げて楽しい一日できたら良いなと思っています。

 

まだまだコロナの状況も良くなる気配はないので、感染対策をしっかりして、お客さんは家族のみで考えています。

 

演奏者の出入りも最小限にするために、持ち時間制にして、お友だち同士の連弾も無し。私との連弾も全員がやるわけではありません。

通常だったら、全員で歌ったり、合奏をしていますが、今回は無し。

 

ちょっと寂しい気もしますが、

それでもなんとか出来る形を考えて、

このコロナ禍の一年間、レッスンを休まず頑張って続けてきた皆の成果を存分に発揮してもらいたいです。

 

そうです!

この一年間、体調不良で休む子もほとんどいませんでした。オンラインや対面のレッスンをうまく組み合わせて、皆で頑張ってきました。

まずはそこを皆で喜び合いたいですね。

あと一ヶ月、ラストスパートです。

 

開花宣言

駐車場の脇に咲いています。

昨年もちょうど同じ頃(3/13)に咲いたようです。ちゃんと植物は自分の咲く時期を分かっているのですね。不思議~

リアクションをくださーい

レッスンで一番困ることは

練習してこないことでもなく、

何回やってもできないことでもなく、

分からないことでもなく、

ノーリアクション、

返事がない、

話しかけても無視されることです。

 

もちろん、無視をしているつもりはないのは分かっています。

お母さんだったら、きっと黙ったままでも察して理解してくれるのかもしれませんが、

週に1回、30分。

これだけでは、黙ったままでも何を考えているのか察するのは難しいのです。

 

ノーリアクションで困るのは、

今、私が話したことを分かってもらえたかどうか?分からないからです。

もっと説明した方が良いのか、

説明しなくても大丈夫なのか、

この説明で理解してもらえたかどうか?

違う表現で話した方が良いのかどうか?

レッスンだから、

分からなかったことを分かるようにして帰ってもらいたいし、

分からないまま帰ってしまったら、

次の一週間、家での練習が有意義なものでなくなってしまう。

そうすると、正しい練習ができないと、困るのは生徒さんだからです。

間違ったまま練習してしまうと、

間違うことが上手になってしまい、

いつまでたっても正しい演奏になりません。

 

ピアノはレッスンに来ているだけでは上達できず、家での練習をいかに充実させるかにかかっています。

 

だから、どうやって家で練習するかをレッスンで完全に理解してもらわないといけません。

 

そういう意味でも、

分かったかどうか?

リアクションが欲しい。

リアクションとは、返事のことですね。

「はい」

「いいえ」

これが無理でも、せめて首をふるとか

何かしら意思表示をしましょう。

 

一生懸命説明して反応が

だと、とても悲しい気持ちになります。

 

やはり、挨拶や返事は

コミュニケーションの基本です。

せっかくピアノを習うのに、

挨拶や返事ができなくて、

コミュニケーションがとれなかったら、

音楽でコミュニケーションを取ることができるでしょうか?

一方的に音を奏でるだけではコミュニケーションは取れません。

相手に対し、心を開いているからこそ、音楽を奏でても伝わるものがあるのです。

 

お互いに気持ちの良い挨拶を心がけたいですね

 

趣味が増えました

もともとハンドメイドは好きで、

ビーズでアクセサリーを作ったり、

サンキャッチャーを作ったり、

 

あとは消しゴムはんこや、

編み物

刺繍なども時々やっていました。

 

そして、いよいよ手を付けてしまったのが、

布です。

 

ポーチなどの雑貨を作る必要があって、

ミシンを出してきて練習をしていました。

 

小さい雑貨を作るのは結構大変です。。。手持ちの布で練習しているので、色合わせもオカシイ😓

何年かぶりにミシンを動かしたので、

まず使えるかどうか、そんなところからの出発です。

子どもが幼稚園の頃にバッグを作った以来?布を扱うのは苦手意識があって、手を付けずにいた分野です。

 

それが、あるとき、

オンラインサロンの準備でライブ配信のテストをしていたとき、いつもの服でやってみたら、なんだか画面が暗く、テストに付き合ってくれた友達が、もうちょっと明るい服を着た方が良いのでは?とアドバイスをくれました。

 

画面を見た私も、同じ意見でした。

 

舞台の衣装を考えるように、

オンラインでもちょっと気分が楽しくなるような服を着てみたらどうか?と考え、

今はなかなか買いに行くのも大変なので、

そうだ!

ミシンに慣れてきたから、

何か作ってみようかな!

 

と、思い立ち、

早速作っています。

それで完成したのが

初めてなので無地で作りました。

裾のところに、切り替えして布を付け足しているのですが、同じ布でやったのでせっかくのデザインがあれっ?という感じ。

もうちょっと分かりやすく違う布を合わせれば良かったかな?

細かいところを見ると、ずれていたり、よれていたり・・・自分で着るには、まぁしょうがない、初めてにしては良くできた♥?

 

だんだん面白くなってきて、

次に作りたいものや、

同じデザインでも違う布を使ってみたくなったり、

これまで楽しい服よりは、無難な服を選ぶことが多かったので、まだまだ家にいる時間は長そうだし、家で楽しむならもうちょっと冒険しても良いのかな?とあれこれ本を見ながら考えています。

そんな時間も楽しいですね。

 

バックもかわいいデザインがたくさんあって、欲しくなってしまいます。

 

毎日の買い物用のバックもお気に入りがあれば、楽しいですよね。

STAY HOME楽しんでいます。